ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

宮澤佐江 @西村京太郎トラベルミステリー71

Q.このお姉さんはだれですか?





A . 正真正銘、宮澤佐江ちゃんです!!!!!!!!




2018年7月末に芸能活動をいったん休止し、
そののち2019年7月に芸能活動を再開した宮澤佐江ちゃんです。



いまやバズコンテンツといっていい大ヒットドラマシリーズ『おっさんずラブ』の2016年末に放送されたオリジナル版以来のテレビドラマ出演。

ミステリー界の巨匠・西村京太郎原作の『トラベルミステリー』 第71弾

《ミステリー界の黄金コンビ》
高橋英樹十津川警部高田純次=亀井刑事のニセモノ出現!? 
その正体は…サンドウィッチマン!?
伊達・富澤が怪しい2人組を熱演&十津川・亀井と大激突!!


キャスト
十津川警部 ・・・・ 高橋英樹
達川幹生 ・・・・ 伊達みきお
富山岳史 ・・・・ 富澤たけし
三枝しのぶ ・・・・ とよた真帆
細野真美子 ・・・・ 宮澤佐江
百瀬敏郎 ・・・・ 矢島健一
久保田あかね ・・・・ 伴 アンリ
北条早苗 ・・・・ 山村紅葉
柿沼浩輔 ・・・・ 葛山信吾
亀井刑事 ・・・・ 高田純次


tv asahi|テレビ朝日

なんかすごいところに…!?




1月19日(日)18:00 まで天下のTVer様で配信中で御座います。



とにかく、最後の13分を見て。




(いや、あんまりこういうこと言わんほうがいいのはわかってるんだけど!)
(爽やかイケメン…)




久しぶりに映像媒体での佐江ちゃんの演技を見て、
この繊細さはやっぱりなかなか舞台では見れないんだよな~と。
(ザ・2サスという独特なたたずまいではあったけれど)


注:ちょっとネタバレなんですけどね!




なにより、検索バーに「宮澤佐江」と打つと、
サジェストで「美人」が出てきた2020年なんですわ。


でもね、実はね、宮澤佐江ちゃんて10年以上前からとんでもない美人なので…
もう接触売りは(ほぼ)していないし、してほしいとも思わないけれど、
私は全人類を宮澤佐江ちゃんにゼロ距離で対面させたいんですよね…
ホンモノは、そのくらいハンパなく美しいので。




そして宮澤佐江ちゃんはダンスパフォーマンスがピカイチなので、
みんな舞台を観に行ったほうがいいと思うの!!!!!!!!!!!!!!!


舞台は、1950年代後半のニューヨーク、マンハッタンのウエストサイド。セントラルパークを挟んで、イーストサイドが高級住宅街で、ウエストサイドには多くの移民が住んでいた時代の物語。
この頃のニューヨークは、世界中から多くの移民が夢と富を求めて集まってきた時代だった。彼らはそれぞれギャング集団を作り、お互いに敵対し合う。しかし、ポーランド系移民のトニーと、プエルトリコ系移民のマリアは偶然出会い、激しい恋に落ちてしまう。禁断の愛は多くの人を巻き込み、悲劇の連鎖を生む…。

シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得た作品。偏見、暴力の世界で生き抜いていくために恋にもがく作品であると、この作品の脚本家、アーサー・ローレンツは言う。

公演内容:WEST SIDE STORY Season2|TBSテレビ:IHI STAGE AROUND TOKYO


じゃじゃ~ん!


いや、ふり幅。


宮澤アニータ佐江さんです。


WEST SIDE STORY Season2』、チケット好評発売中!
ステアラだよ!村上虹郎森崎ウィンも出るよ!


アンジュルム出身めいめいと推しが共演する世界線…!




お正月の2時間サスペンスドラマ。
追い風になるいいなぁ。
あけまして、宮澤佐江ちゃん!

【どこに】俺のK-POP 2019【いった】



この1年、短かったような、長かったような。
2019年のK-POP関連記事と、まとめ!




【1月】


■ 明けまして、ところで俺のK-POPはいつカムバックすんの?

思えばこのときの不安がいつのまにか不安ではなく、
さも当たり前のようなものになっていた2019年。OMG。


■ 2019 Wanna One Concert[Therefore]in ライブビューイング

Wanna One』は本当に美しかった。




【2月】


■ VIXX N Fanmeeting 2019 <A! Cha hakyeon> in Japan 夜公演 IN Zepp Tokyo

私は幸せ者です。




【3月】


■ 殺されたのは私の夢だったかもしれない。

「アイドル」というものを好きになって、それをこんなにも後悔したことはないです。


■ NCT 127 1st Tour ‘NEO CITY : JAPAN - The Origin’ 追加公演 in さいたまスーパーアリーナ

NCT、なんとかしてください。才能のある若者たちに未来と希望を。




【4月】


■ EXO-CBX “MAGICAL CIRCUS” 2019 -Special Edition- in さいたまスーパーアリーナ

SMエンターテイメントきっての超エンターテイメント公演、再来。


■ OH MY GIRL 正規アルバム1集「The Fifth Season」 コンセプトティーザー(Gallery Audio Guide Ver.)

大好きだったおまごるスタッフ(概念)がカムバック!


■ EXO-CBX “MAGICAL CIRCUS” 2019 -Special Edition- in ライブビューイング( それでもくやしい。)

SMエンターテイメントとの別れ。




【5月】


■ 後世に語り継ぎたい本田ビオレッタ仁美さん。

このあとのブロンドひぃちゃんもめちゃくちゃ可愛かったですね!


■ OH MY GIRL「5番目の季節 - The fifth season」

ある意味での『CLOSER』からのおまごるの到達点のひとつだったような気がします。



■ 森美術館15周年記念展 六本木クロッシング2019展:つないでみる

普通に美術館の展示の感想なんですけど、一応聖地巡礼(?)かなと。




【6月】


■ 2019年がもう半分終わりそうなんだけど、俺のK-POPがいまだにカムバックしない。

上半期どころか一年を通して2019年のハイライトは『ITZY』のデビューだったと思います。




【7月】


■「PRODUCE X 101」コンセプト評価、スンヨン先輩がバチクソにカッコイイいから見て。

プデュはコンセプト評価まで残れるか否かというところがとても大事。


■ 夢を見た。「PRODUCE X 101」、フィナーレ。

参加練習生が見せてくれたものは本物だし、褪せません。




【8月】


■ SMTOWN LIVE 2019 IN TOKYO in 東京ドーム

f(x)を見ることができて本当によかった。


■ SEVENTEEN「HIT」

もっと評価されるべきだと思うんですけど!!!???


■ カン・ミンヒ @X1 PREMIER SHOW-CON(と、X1デビュー。)

微力ながら私もチャート反映店で音盤を購入。
『飛翔』ver. がカンミニセットで運命を感じた←




【10月】


■ ATEEZ 正規アルバム1集「TREASURE EP.FIN : All To Action」 コンセプトフォト

今後のK-POPのキーマンだと思ってる。


■ 共犯者たち

こちらの映画、K-POPにもめちゃくちゃ関係ありました。


■ VIXX LIVE FANTASIA[PARALLEL]IN JAPAN in パシフィコ横浜 国立大ホール
■ EXO PLANET #5 - EXplOration - in JAPAN IN 横浜アリーナ

とてもじゃないけれどアイドルの現場に行くのはしんどい時期でした。
しかも一週間のあいだに大好きな『VIXX』と『EXO』のライブに参加するという。
けれど、だからこそ私はきっと「忘れない」と思う。
そしてこのふたつのグループがそれぞれ違ったかたちの「成熟」を見せてくれたことは、
ファン冥利に尽きるってもんです。




【11月】


■ EXO 正規6集アルバム「OBSESSION」 ティーザーイメージ
■ EXO 「Obsession」 ミュージックビデオ

EXOのスタッフもカムバックです!ひさしぶり!




【12月】


■ #VIXX1stWin、の6年後。

うそのような本当のことを当たり前のように体現する『VIXX』という奇跡のグループ。


■ 私は日プをツカメたか?「PRODUCE 101 JAPAN」

一応K-POP産(?)ということで。
日プには救われたと同時にひどいロスにも陥ってます…持ってるテープぜんぶ出して…
誰か『YOUNG』のるきやすのチッケムをお年玉でください(切実)




今年のマイ・ピック。


・ME(美) / CLC

『CLC』、そろそろでは、と思わせてくれました。
去年いろいろあったCUBEを支えたくらいの仕事を成した『(G)I-DLE』のデビューによって、
後輩に先を越された!?、といったんは思ったものの、やんちゃな妹ちゃんの影響がすごくいい風に作用していて、
いつのまにか自然と大人の余裕みたいな武器を纏い、ここに到達できたのはでかい。
CLC、勝てるグループだと思うし、CUBEくらいの規模の事務所ならもう少しそれらを生かしてフレキシブルに動けるんじゃないかと思うんだけどな~。
…個人的にはやっぱりあのネコのロゴがアレなんじゃないかと思うんですが!!!!!!
一方でチャミスマも愛しています。



・FUN! / fromis_9

これ本当に「何度でも見たくなる」めちゃくちゃ優秀なミュージックビデオ。
単純に見ていて楽しい、可愛い、おもしろい。
オマージュと当人らのハイレベルなビジュアルで全推しするの、初期の『TWICE』を思い出します。
最近はMVを一曲見るのも億劫なのでこういった技ありな作品には感心する。お見事。
テンションの高いハッピーな楽曲にソヨンちゃんのクールなラップが映えます。



・WONDERLAND / ATEEZ

偉すぎる。私が好きだったK-POPすぎる。天下獲ってくれ。
パフォーマンスもめちゃくちゃカッコいい!ホンジュンくんの不穏なカジャァ~が最高。
なのだけれど、あからさまに怪我人が出ちゃうのはぅぅっとなってしまうので気をつけて欲しい…そういうとこだぞ、K-POP



・SUPER Clap / SUPER JUNIOR

全体的な楽しさに安定感があって安心する。
その楽しさも落ち着いたオトナのノリなのがいい。
年月を経てたグループの理想的なかたちでは。
『EXO』や『VIXX』らがこういった存在になってくれそうなのが嬉しいです。
K-POPだとかアイドルだとか音楽だとか枠や幅に囚われない、ただ見ているだけで楽しい気分にさせてくれる楽しさがすごい。
SJはキャラクターの個性の強さもあって映像の魅力も増し増しです。



・HIP / MAMAMOO

パフォーマンスのパワー勝負みたいなしつらえがカッコよすぎます!
ムンビョルとファサがグイグイ引っ張っていって、
対してソラちゃんとフィインのボーカルがちょっと抑え気味なのも逆にママムのストロングさを感じさせる。
ママムってママムは好きなのだけれど曲はいつもあんまりぴんとこないっていう感じだったので、
こうして自分がこれ好きだーっていう曲でカムバックしてくれたのが嬉しい。
そして内情はわからないけれど、「ママムがママムのやりたいことをやっている」ような様子をこちらが見ることができるのが本当に希望が持てる。



・Psycho / Red Velvet

2019年滑り込みカムバック、俺の初孫・レドベルちゃん。
『The ReVe Festival』のフィナーレを見事に飾りました。
原美術館の具現化のようなティーザーイメージも最高すぎです。
映像ではSJやママムとは違った確立された「私たち」を素晴らしいかたちで見せてくれました。
なんだかんだ、5年。その5年という年月を、お祝いしたくなっちゃう。
その歩みは、美しい。



ミン・ヒジン・バブル。


『アンジュルム』のあやちょ卒コンの余韻であまりもぼーっとしていた時期に、
それは突然起こった。


7月1日、当ブログのアクセスが通常の約10倍ほどに跳ね上がった。
何が起きたのかとめちゃくちゃびっくりしたのだけれど、
蓋を空けてみればフックは「ミン・ヒジン元SMエンターテインメントのクリエイティブディレクター兼取締役が、本日からBig Hitエンターテインメントに合流する」との一報であった。
恐ろしいことにアクセスはすべて検索流入だった。どんだけ。


いま読み返すとお恥ずかしながら文句ばっかり言っていたヒジンさんに対しての記事が、
まるでサプライズプレゼントのようなかたちになって跳ね返ってきたのはとてもおもしろい体験だった。



とにかく別れの多い1年だった。


たくさんの「別れ」があった。
それは私にとっては兵役による入隊なども含みます。
でもそれらを「韓国国民の義務にすぎない」などという論調で吹き飛ばすことができてしまうような「別れ」がたくさんあった。


もう何回、同じことを想って、願えばいいんだろう。
何度悲劇を繰り返しても、なにも変わっていない。



気がついたら、自分の娯楽のためにK-POPアイドルに接するということに、
どこか後ろめたさを感じるようになってしまった。


自分のために、K-POPアイドルが好きなのに、
いまではアイドルのために幸せどころかそもそも健康であることを願わざるを得ない状況になっていた。


「やりすぎ」が行き着いたのは、ここなのか?
いよいよアップロードされる作品が良ければ無問題とか言ってられないんだけど。



今年はとくにアイドルの体調不良なんてのは当たり前レベルに頻出していたように思う。
その理由のひとつに"どんなに頑張っても成果が出ない"という状況が浮かんだ。
パッと見は世界で大人気のK-POP☆なのかもしれないけれど、
個人的にはシーンの流れは停滞しているように感じる。
視点を変えれば、きっとそれは群雄割拠であるという証拠なのかもしれないのだけれど。


あのせわしなく渦巻いていた煌めくK-POPアイドルシーンはどこに行ってしまったのか。
きっと見えているひとには見えているはずなのに、
自分だけが見えなくなってしまったのかと思うと悲しい。
業界みんなでK-POPを盛り上げよう!、みたいな雰囲気をいまは見つけることが難しい。


その結果、格差が広がり、動きが止まってしまった。ように見える、私には。
私だけがそう感じているのかもしれないということはわかっている。
それでも、そんな私のために、今後、そんな状態を打ち破ってくれるキッカケみたいなものは現れてくれるのだろうか、とぼんやりと思う。
もうそこに対しては「願う」だなんていうところには及ばない。「思う」でじゅうぶん。
「願う」のはアイドルの健康である。なんじゃそりゃ。



それでもクリエイティブが繋ぎとめてくれるのか。


上記の「別れ」とはまた違った別れもなかなかに苦かった。


『LOOΠΔ』(LOONA/今月の少女/イダレソニョ)の生みの親、
A&Rを務めていたチョン・ビョンギさんがLOONAプロジェクトから離れた。



ある時期からのLOONAの動き方から、薄々勘づいていたところでもあった。
LOONAのデビュー直前にあったすごい勢いだった時期に、
念仏のごとくビョンギさんがLOONAに飽きませんようにと唱えていたけれど、
さすがにこういうかたちで離れるのってどうなの…?、と思ってしまう。


ビョンギさんはクリエイターとして憧れないわけではないし、
きっとまたビョンギさんがつくったものにきゃいきゃい言うことだってないことはないと思うけれど、
どうしても私はアイドルちゃんが好きなので…
ここでほっぽりだされた12人の少女たちのことがただただかわいそうに思う。



なぁブロベリよ。資金がなくなって思うように動けなくなったから、じゃないんだよ。
むしろ資金がなくなったところでクリエイティブの力で何とかしてみせるとかそういう気概はないのかと。
韓国の芸能界の仕組みがいまいちわかっていないけれど、それってプロの振る舞いなのだろうか。


というか現状、LOONAプロジェクトはビョンギさんのシナリオ以外のものが出てこない環境なのだろうか。
ビョンギさんがここまでやったんだから次は~という「続き」はないのだろうか。
それともあったとしても資金の問題で動けないんだろうか。
こういうことがあるから、どうしても韓国の高いクリエイティブのクオリティも手放しに楽しめなくなってしまう。
12人の少女はお人形さんじゃなくて血の通った人間の女の子なんですよ、わかっていますか。



とうとうK-POPを振り返りたくなった。


K-POPがカムバックしないK-POPがカムバックしないとずっとぶつぶつ言っていたけれど、
実はしっかりとちゃんと例年どおりK-POPはカムバックしていた。
K-POPはカムバックしていたけれど、私がカムバックしていなかっただけだった。


2019年は前半に、『Wanna One』の解散や、『VIXX』や『EXO』の入隊というイベント(という表現があっているかはよくわからないけれど)があって、
一覧をこうして見てみると我ながらそこそこ充実(?)している。
そのあとは、なんかずっとぼーっとしていて、そこに彗星のごとく現れた「日プ」というコンテンツにどぼんしていた。
日プ、GYAO!での配信が3月末あたりまでらしいので、ご覧になっていなかった方はぜひ!
サバイバルの後追いはいいぞ(経験者)




K-POPが思い出になりそうでいよいよヤバイ。
気づいている方もいると思うけれど、カテゴリー分けしていないでお馴染みの当ブログがついにカテゴリー分けをした。
なぜかというと、自分で自分のK-POP記事を振り返りたくなったから。
しかも気がつけばなかなかに細かく分けていた。


K-POPのアイドル、おもしろかった。
と、過去形になりつつある。


予兆はあった。
今年最初のK-POPカテゴリーの記事はそんな不安に駆られたものだった。
そんな不安は覆されるどころか、気づくと、なんか大変なことになってしまっていたK-POP界隈。
いま現在、「好き」の気持ちがぼんやりとしてしまっている。
まだ「好き」であることには変わりはないのだけれど。
K-POP云々を超えて好きなものは、きっとこれからも好きだし。




なんだかローテンションなまとめになってしまって、
読んでくださっている方には本当に申し訳ないです。


今年もたくさんの方が、当ブログに訪れてくださいました。
本当にありがとうございました!


そのきっかけの多くがK-POPであることは、もちろんわかっています。
そしてこのブログを通した素敵な出会いがたくさんありました。
K-POPは私と、このブログを読んでくださる方を繋げてくれました。
そんなK-POPを、好きでいたいに決まってるじゃんね!






了!

i-新聞記者ドキュメント-

私がこの映画の存在を知ったのは、
たまたま見た劇場のウェブサイトに上映中の作品として載っていたからだ。
それまでまったく知らなかった。
ただでさえ自分のアンテナが鈍っている、にしても知らなかった。



数日後、予告映像にも登場している伊藤詩織さんが勝訴した。
そして昨日、韓国の前法相チョ・グク氏に韓国検察が「職権乱用」の疑いで逮捕状を請求した。



職権乱用…はて、我が国の首相は?



その流れで、私は不逮捕特権ということばを知った。

不逮捕特権とは、憲法上、国会議員は原則として国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならないという特権。ここでいう「逮捕」は刑事訴訟法上の「逮捕」よりも広い意味であり行政措置上の身柄の拘束まで広く含む。

不逮捕特権 - Wikipedia


マスコミはもはやご存知、いまや警察も当然のごとく政治権力に支配されているこの現状。
気づいたら自分もそんな権力に囲われていたという…


私が選挙権を持ったとき、私は自分の住む国のことなんて考える余地はなかった。
毎日毎日、自分のことで精いっぱい。
でもいまは、私が選挙権を持った時期よりSNSなどが普及していて、
当時よりその世代は政治に触れる機会もあるのでは、と思うのだけれど、どうだろう。
まったく触れることがないのと、ほんのちょこっと見かける程度でも雲泥の差だと思う。




話は冒頭に戻るけれど、私はこの作品を知らなかった。
ああ、またか、と思った。
『主戦場』『新聞記者』のときと同じだ。
そういうことだ。
けれどいまの日本でこの作品が公開されるということ自体、
韓国のドキュメンタリー映画『共犯者たち』を観たときは想像もできなかった。
本当にすごいことだと思う。


監督は日本のドキュメンタリー映画といえば、の森達也
そして、なんとプロデューサーは映画『新聞記者』も手掛けた河村光庸というひとであった。
なるほど、だから先に公開された『新聞記者』をリードのように扱えるのか。


最近は寒暖の差が激しく、体調も気分もすぐれなかった。
けれど、これは「いま」観るべきタイミングなんだなと感じた。
偶然なのか、必然なのか、自分の周りの動きもこの映画に向いていた。
それに引っ張られるかのように劇場に足を運んだ。





東京新聞社会部記者・望月衣塑子(いそこ)氏。
文字通りこの作品の主人公である。
そして映画『新聞記者』の原案の著者でもあり、劇中にも実際に本人役で登場している。


本作での望月記者はとても熱く、激しく、躍動していた。
そして彼女が「なぜ」「どうして」を向けるひとたちは、総じて生気がないように見えた。
人形のようだった。感情が見えない。人間のはずなのに。
役者が演じているわけではない。ドキュメンタリーなのだから。
それなのに、メディアで見かけるあのひともこのひともまるで何かを演じているかのようであった。


そのひとたちは物語の「主人公」という役割を与えられた望月記者との対比でそういう風に映ったのかもしれない。
「主人公」が主軸になる世界で相対する登場人物は意図せず「敵」になってしまう。
物語が進むにつれ、望月記者と同じく「なぜ」「どうして」という感情が、
私自身のなかからどんどんあふれ出てくるのがわかった。
そしてそこには敵意を向けるざるを得ない相手がいるのだ。
これは望月記者の物語ではあったけれど、私の物語でもあるということに気がついた。
望月記者と私は何もかも違うけれど、日本という国に住み、生活している点は同じである。
接点はそれだけでもじゅうぶんだった。


こうして普段はあまり感じることのない「権力」というものを、
こうしてしっかりと見せつけられてしまうともうなんか…
自分もこの権力の支配下にいるという「実感」でぶん殴られた感じだ。



どうしてこうなった?
何がいけなかった?
あのひとは本当に悪者なのか?



みんなただ毎日こうして生活しているだけなのに。
どこからか、何かがきっと間違った。
「絶対に正しい」なんていうことはこの世には存在しないけれど、いまこの現状が間違っているということはわかる。
その間違っている世界は私の生きる世界であった。
もはや選挙というものが公平に行われているのかということもあやしいとまで思える。
権力はどこまで及んでいるのか、計り知れない。ぞっとする。


でもきっと私は明日には自分がそんな世界に存在していることを忘れるだろう。
だっていまだって、毎日、自分のことで精いっぱいだもの。
でもこうした作品に触れたことで、いつだってその世界にいることは思い出せる。
ジャーナリズムと創作、報道の自由表現の自由
だからこそ多くのひとにこの作品が伝わってほしいと願う。




フジファブリック』の志村がこの世を去ってちょうど10年になるそうだ。
彼は突然ふっと消えてしまったような感じでいまだに実感がない。
けれどツイッターのトレンド欄に「フジファブリック」があることはそういうことだろう。



10年、か。なぁ志村。
だってぜんぶ繋がっているから。
今日はとても晴れた日だった。

大河ドラマ いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~

過去から現在に向けた手紙のような大河ドラマだった、『いだてん』。
公共放送が発したあらゆる方向に向けての最大限のメッセージのような気がする。



「こんなときだからこそオリンピック」と鼓舞する一方で、
「いまの日本は世界に見せたい日本ですか?」と疑問を投げかけてくる。



それを宮藤官九郎という現代のひとがつくったというのが本当にすごい。




とても美しいクロスワードパズルのようなドラマだった。

クロスワードパズルは、「カギ」と呼ばれる文章によるヒントを元に、タテヨコに交差したマスに言葉を当てはめてすべての白マスを埋めるパズル。通常、四角形であり、文字の入る白マスと入らない黒マスから成り、白マスにはカギを配置するための数字が振られている。


クロスワードパズル - Wikipedia

最終回でマスは完璧に埋まった。
そのパズルは宮藤官九郎のとんでもない視野の広さによってつくられていた。


基本的にはハッピーがちりばめられていたけれど、
つらくて悲しいこと、日本人が目を背けたいこともすべて描いていた。
平和の祭典と言われるオリンピックの敵は、ときに政治だった。
そのすぐ横には戦争があった。災害があった。
群像劇であったこの大河ドラマは、私という人間にとっても無関係な話ではなかった。
誰もがこのドラマの登場人物になり得た。それらはぜんぶ他人事じゃなかった。
あと、毎回必ず"人間の優しさ"で泣かされる。


終盤に、四三さん、志ん生や津島さんらの、
長くある世界で生きてきたひとたちの「老い」というものまで描いたのにはさすがにびっくりした。
本当に底が知れない…‬


最後の最後、東京オリンピックの最後の聖火ランナーの少年に平和の象徴を背負わせてしまったことについては、
テレビでただそれを見ている私ですら考えさせられるものだった。
最後まで、本当にすごかった。




第1部から第2部への転換もすさまじかった。
第2部になってまだ第1部のメインキャストもしっかりと登場しているのに、
田畑政治=まーちゃんがかき回してあっという間に時代を新しくしてしまったのはお見事だった。
しかもまーちゃんは実は第1部にもしっかりと登場していた。
恐ろしいことに『いだてん』は劇中の出来事はぜんぶどこかに繋がる仕組みになっていた。
本当に我々はずっとクドカンの掌の上だった。
つねにフルスロットルのまーちゃんだけれども、演じた阿部サダヲの突き抜けたような演技に圧倒されることも多かった。
そしてラストに、第1部の主人公であった金栗四三中村勘九郎)の物語がようやく完結した。


このドラマ、創作なのでは?、という部分が、
まごうことなき史実であったりするのもすごかった。
なんだか「すごい」ばかり言ってるけれど本当にすごいドラマだったので…
実在の岩ちん、まさかの演じた松坂桃李よりイケメンだった…すごい…




初回、あまりにも楽しく美しいオープニングから心躍った。
オープニングに現れる東京の街並みを描いたのはなんと山口晃


そしてロゴデザインとポスタービジュアルを手掛けたのはかの横尾忠則
まさか2019年に横尾忠則大河ドラマのデザイン制作をするだなんて誰が想像できたか!




攻め攻めの姿勢がソークールすぎる。
この情報を知った時点で、私の期待は最高潮だった。


なんてったって"1964年の東京オリンピック"といえば、
泣く子も黙る天下の亀倉雄策大先生様が数々の傑作デザインを産み出しているからである。




亀倉雄策を演じたのは前野健太さんというシンガーソングライターの方でした。
大変申し訳ないのですが、わたくしこの方を存じ上げなくてですね…
いやお名前だけなら、どこかで聞いたことがありますね…うん、すみません…
丹下健三松田龍平なのに!ずるい!」と建築畑の友達にぶつぶつ言っていました…だってずるい!




ビジュアルだけでなく、これまでの大河ドラマとは違い、
「派手さ」に欠けるであろう近代の群像劇は、とてもポップな演出で彩られた。
全編が映像作品としてもとても見ごたえがあり、贅沢な時間だった。


私は、それをとても楽しく視聴していたけれど、
残念ながらその「大河ドラマ」にあるまじきあまりのポップさに戸惑った層が多かったのも事実である。
SNSでの盛り上がりようと視聴率という数値がこんなにかけ離れることがあるのだろうか。
そのポップさは諸刃の剣だったように思うけれど、
NHKが最後までお茶の間の顔色を窺ったりせず、貫いてくれたことに感謝します。


とはいえ、こんなに凄いドラマなのに視聴率が悪い、っていうか、
序盤からすでに既存の大河ドラマファンが続々と離脱してたのはくやしすぎました。
長年大河ドラマに親しんできたひとたちが、口々に「つまらないんだもん」「わからないんだもん」って言うのを直接聞いたりもしたけれど、
それが理解できないわけじゃないから余計にくやしい。
単純にもっとたくさんの人に見てもらいたいし、評価されるべきだけれど、
絶対に相容れない人がたくさんいることもわかってしまうのが本当にくやしい。
だって「大河ドラマ」なんだもん…


個人的には「大河ドラマ」であることにはこだわりたい(?)ので、
よく見かけた「わかるひとだけわかればいい」みたいな主張も悲しいというか。
そこを切り捨てたくない…いやだって大河ドラマだからね!?、と思う。
自分の好きなものはみんなにも好きになってほしいんだよ…
というか、本当に素晴らしいドラマだったので、それがより多くのひとに届いて欲しいなという。




「‪俺のオリンピック」。
今度の東京オリンピック、まだぜんぜん俺のオリンピックじゃない。
まーちゃんが政治家に放っていたことばをそのままいまの政治家に聞かせてやりたい。‬
はたして来年の東京オリンピックは「みんなのオリンピック」になるのだろうか。




『いだてん』、本当にありがとうございました!
最高の大河ドラマでした!

私は日プをツカメたか?「PRODUCE 101 JAPAN」

終わってしまった。終わっちゃったんだ。
はじまりなのだけれど、いまは終わっちゃったんだ…という気持ちの方が大きい。
日プ、大好きだったよ。ありがとう、おめでとう。


さっきまで20人だったのに。変な感じだ。
ファイナルラウンドに進出した全員がデビューできないのなんて、当たり前にわかっていたはずなのに。
名前が呼ばれた子には心からおめでとうって思うのに、
名前が呼ばれなかった子がいることが悲しい。
ふたつの気持ちがぐちゃぐちゃになって頭がぼーっとする。


ずっとPCやスマホで見てきたひとたちをテレビの大画面で見るのは興奮した。
提供が彼らの顔に被さるのも、ああ、テレビに出てるんだ~と感動した。
みんな、ビジュアルがとても仕上がっていてカッコよかった。もう芸能人だった。


さよなら青春?
きみたちの青春は、とても美しかった。
でも、さよならしなくてもいいと思うんだけど。


これが国民プロデューサーとして票を投じていたからこその重みなのか。
身体も気持ちも一気に、ずっしりと重い。




『PRODUCE 101 JAPAN』、日本版プデュ、通称「日プ」。



そうなんです、私もついに国民プロデューサーになりました!
まさか自分が国民プロデューサー(国プ)を名乗れるときがやってくるなんてな!


番組が始まる前は事務所無所属つまらない~とか思っていたのだけれど、
だんだんと、だからこそ既存の日本のアイドルにはいない、日プならではの「日プっぽい」というラインナップに思えてきて俄然イイネイイネ~ってなってきたんですよね。
放送の前からガンガンアップされるツカメのチッケムやらを見ては、
なんか見てて元気が出る…これってアイドルじゃん~~~~~~~~~~!と。




日プはとにかく制作スタッフさんのがんばりがすごかった。
SNSサーチとフィードバックの鬼。
ポジション評価→グループ評価の流れは参加者の大半が素人ってことで考えたな~と。
練習生との距離も近く、おさめられたオフショットなどからは愛情がしっかりと伝わってきた。


あと、トレーナーの先生方が本当に皆さん良くて。
日プの先生たちは基本的に褒め上手で、素人同然の練習生の気分や気持ちを盛り上げるところから取り組んでくださっていてすごいと感じていました。
グループバトルの出来に関してトレーナー陣へ対する不満も見かけたけれど、
それこそ分量がなかっただけなのでは…と思った。
日プはバラエティ的なサービス要素の代わりに、そういった面になかなかスポットが当たらなかった印象はあります。




日プ、どハマリしていました。
毎日楽しく国プをしていました。


グループバトルについてのゆるゆるおしゃべりをお友達のもふ山さん( id:alpacasso1989 )と配信したりしました!


BTSの課題曲について、「なんか…なんか…」を長時間繰り返して放送事故みたいになってるんだけど(笑)、
それだけBTSの曲は凄いんだってことです。




ただ、この日プと駆け抜ける楽しい日々をテキストで残したいなぁと思いつつも、
何を文章にすればいいのかよくわからなくなって、いつも手が止まった。
そして気がつくと涙を流していた。


楽しかった日プのすぐそばにあった悲しい出来事が、
どうしてもひっかかってしまっていた。


元祖・韓国版『PRODUCE 101』シリーズの連日の報道にはとても胸を痛めている。
別物だと思って見ていても、どうしても切り離せなかった。「プデュ」が好きだから。
いまは夢を持つ若者の未来を、大人たちが手を尽くして守るべきだと、ただ思っています。
大人たちが彼ら・彼女らのキャリアに傷をつけたのだから、相応の償いをすべきです。


そして日プにもまったく別の「影」の部分があった。


私は、結局1pickは不在のままだった。
その理由の大部分を占めるのが、日プのデビューグループの着地がまったく想像できなかったということなのは確かなのだけれど、
終盤はその「影」がチラついてしょうがなかったというのがある、おおいに。
そしてそういったものが現れてしまうのではないかという不安が、心のどこかにあったのかもしれない。
その「影」と「光」のコントラストがあまりにもつらく感じられたことはここに残しておきたい。


私は日プの運営スタッフさんが大好きだったのだけれど、そうとも言い切れない状況になっていた。
でも、練習生含む「現場」は、とてもいい空間だったことが伺えるし、
そういった環境をつくりあげてくれた現場スタッフの方たちに対して、悪いことなんて言えないんだよなぁ。



18分50秒くらいから。


ああいったかたちで去ってしまった練習生に対しても、
「ヒチョンくんに見せたくて」ナチュラルにことばに出せるくらい、
練習生同士は「現場」でそんな「関係」が築けていたのだと思うと本当にやるせない。。
けれどそれには救われる思いだった。


なにより参加した「練習生」という韓国版になぞらえた謎の肩書きを得た参加者が、
全員芸能事務所無所属、要するに一般人・非芸能人であったことは私をとても慎重にさせた。
それがゆえになかなか動かない11pickによるランキングから妙なカーストというか、ヒエラルキーが練習生のなかでできてしまっていたのは、
韓国版・本家プデュでは感じたことのないなんともいえないしんどさがあった時期もあった。


けれどさすがにコンセプト評価あたりになると、
みんなすでにまごうことなきアイドルの出で立ちや振る舞いになっており、
そういったものがあったことすら、すっかり忘れるのだけれど。
そう、すっかり忘れるくらいの素敵なステージを披露してくれた。


そして特筆したいのは、
繰り広げられていた同じ夢を追いかける現代の日本の男子たちの世界は、
いろんな意味で希望をもたらしてくれるものだったことだ。




でもプデュは祭りなのでね!踊ってました!祭は踊ったもん勝ちじゃ!
與那城先輩(の写真)をファミマから持ち帰りましたし。
先輩は私にとって由美かおるオンニ枠です…!
当時一般人だったひとの写真を所持していたヤバさを噛み締めている…


コンセプト評価の曲、どれもよかったね!



入りたいのはBO組だけど、
まぁわたくしはね、やんちゃGIRLなのですがね。




どうしよう、そんな日プが、凄まじい速さで思い出になっていくのを感じる。
なんのための日プだったのか、忘れそうになる。
私はこんなに日プが好きだったのかと、終わってからこうして気がつくんですね。


ただ投票をしていていただけの私がこんななんだから、
参加していた練習生の気持ちは計り知れない。
でも、私にとっては「思い出」だけれど、キミたちにとっては「キャリア」だから。
キミたちは、キミたちにしか見えない景色を見たんだから。




『JO1』、デビューおめでとうございます!
カルボナーラパーティーと滝修行、楽しみにしてるからな!



みんな、本当におつかれさまでした。ありがとう、おめでとう。

#VIXX1stWin、の6年後。

あれから6年。



信じられます?


『VIXX』が音楽番組で初めて1位を獲得したちょうど6年後、
兵役に就いている者もいれば、事務所を離れた者もいる、
そしてグループデビュー7年目を越えてなお全員で…





会ってる~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!





12月6日!!
ビクスの初の1位を抱かせてくれた今日
久しぶりにメンバーと✌️

#相変わらずなエンヒョン #泣き虫レオヒョン #テレビ買ってくれたカッコいいケンヒョン #代表ニムラビヒョン #肉よく切るホンビニヒョン


どんだけ!!!!!どんだけ仲良し!!!!!!!!どんだけ絆!!!!!!!!




しかも、


このふたり2日前にも会ってる~~~~~~~~~!
代表ニムラビのレーベルのタグ~~~~~~~~~~~~~~!




…こんなことあるんですか?あるんですね。
私は『VIXX』のことが好きで本当にラッキーです。





#VIXX1stWinは、こうして褪せない。


そしてあのとき一緒にいたEXOさん…ではなくX-EXOさんが音楽番組にカムバック…ではなくデビューした日でもありました。
(まさかのVIXXもびっくりのキョーレツコンセプトなのがまた味わい深い…)
そうか、あの日も金曜日だったんですね。

EXO 「Obsession」 ミュージックビデオ


X-EXO お前らちょっとカッコいいな…?
俺も入れてくれよ
俺の名前も'X'で始まるよ>.< 


ほら言ったじゃんシウちゃん絶対この祭りに参加したかったろうにって!
っていうかシウちゃんはEXO兼EXOペンなので、今回のコンセプトやりたかったに決まってるじゃん…!




と、シウちゃんや私と同様に『EXO』のことが大好きなスタッフさんたちがカムバックしたと思われる今回のカムバック。




ふたり兵役中でこれはマッジですごい!





楽曲もビジュアルも6人それぞれの持ってるパワーで引っ張っていってくれているのがなんと頼もしいことでしょうか。
大衆性なんか知るかと言わんばかりのトンデモ曲がさすがすぎます。ソークール!


ただ、一連のティーザーによる"『EXO』vs『X-EXO』"というコンセプトありきのミュージックビデオなので、
ティーザー含むカムバック祭りでおおいに踊らせてもらっている私と、
ミュージックビデオや音源だけを視聴している非EXOペンとは感じ方が違うのかなとは思っています。


私が今回のコンセプトをあらかじめ知らずにこのミュージックビデオを見ても、
なんかそれっぽいことやってるけどよくわからない、と思うはず。
こういった内輪だけが盛り上がるアプローチは個人的にはあまり好きじゃないのだけれど、
まぁ今回、結果的には私はコレが好きなので、私はコレでいいです!




よく見かけたのが「(曲が)NCTっぽい」という感想なのですが、
私にとってこの『Obsession』という作品は、聴いたときから「EXOの曲」だったので、
言われてみればそうなのかもしれないな~とちょっとハッとさせられたのがおもしろかったです。


おそらく今回の曲については自分のなかの感覚が「EXOっぽい」とか「NCTっぽい」などといった概念的なものからはじめから解放されています。
それは「これがカムバックというもなのか…!」というK-POP初体験のような新鮮さ。
"『EXO』vs『X-EXO』"といういままででいちばんわかりやすいコンセプトが先にあって、
単純にそのカムバックのストーリーにうまく私がノれたんだなとも思います。


それは先日のEXOの単独ライブでの最高に楽しかった体験の直後だったことも大きい。
だってこのカムバックのストーリーの登場人物たちとまさに触れ合ったあとですから。



そのキャラクターたちがいったいどういうひとたちなのか、
それを再確認した直後のカムバックは嫌でも彼らの魅力を感じちゃうってものです。




さて本作、「NCTっぽい」と言われているけれど、
この曲を『NCT』がリリースしたらこんなに「最高だな!」という気分になれたのか。
私はこの曲を"いまのEXO"がリリースしたから「最高だな!」と思っています。
もちろんそれは私がもともとEXOのファンであることも含めて、
"私とEXOの関係"から生まれたものなので他の方の感じ方はそれぞれでしょうけれど、
私はこの曲は「EXOの曲」だと思うし、この曲をひっさげてきた『EXO』のことが好きだな、と改めて思います。


そういったかたちで作品でアイドルとファンをつなげるのが、
アイドルに携わる仕事をしている方々のするべきことなのではないでしょうか。


当ブログではさんざん"「コンセプト」が「コンテンツ」(プデュやコンテンツ化したアイドルなど)に勝てない"ような流れになっていると綴っているけれど、
「コンテンツ」に限りなく近いものとして「ファンとアイドルの関係」がある気がします。
その「関係」をつくることができるかどうかだと思うんです。
また、その「関係」がどういったものなのかにもよるものだと思います。
少なくとも私は今回はじめて『EXO』が自分にとってそういった存在になっているんだと実感しました。


う~ん、ここまでくるのに時間がかかったなと意外にも感慨深いカムバックになりました。
なんだか嬉しいものですね。