終わってしまった。終わっちゃったんだ。
はじまりなのだけれど、いまは終わっちゃったんだ…という気持ちの方が大きい。
日プ、大好きだったよ。ありがとう、おめでとう。
さっきまで20人だったのに。変な感じだ。
ファイナルラウンドに進出した全員がデビューできないのなんて、当たり前にわかっていたはずなのに。
名前が呼ばれた子には心からおめでとうって思うのに、
名前が呼ばれなかった子がいることが悲しい。
ふたつの気持ちがぐちゃぐちゃになって頭がぼーっとする。
ずっとPCやスマホで見てきたひとたちをテレビの大画面で見るのは興奮した。
提供が彼らの顔に被さるのも、ああ、テレビに出てるんだ~と感動した。
みんな、ビジュアルがとても仕上がっていてカッコよかった。もう芸能人だった。
さよなら青春?
きみたちの青春は、とても美しかった。
でも、さよならしなくてもいいと思うんだけど。
これが国民プロデューサーとして票を投じていたからこその重みなのか。
身体も気持ちも一気に、ずっしりと重い。
『PRODUCE 101 JAPAN』、日本版プデュ、通称「日プ」。
そうなんです、私もついに国民プロデューサーになりました!
まさか自分が国民プロデューサー(国プ)を名乗れるときがやってくるなんてな!
番組が始まる前は事務所無所属つまらない~とか思っていたのだけれど、
だんだんと、だからこそ既存の日本のアイドルにはいない、日プならではの「日プっぽい」というラインナップに思えてきて俄然イイネイイネ~ってなってきたんですよね。
放送の前からガンガンアップされるツカメのチッケムやらを見ては、
なんか見てて元気が出る…これってアイドルじゃん~~~~~~~~~~!と。
日プはとにかく制作スタッフさんのがんばりがすごかった。
SNSサーチとフィードバックの鬼。
ポジション評価→グループ評価の流れは参加者の大半が素人ってことで考えたな~と。
練習生との距離も近く、おさめられたオフショットなどからは愛情がしっかりと伝わってきた。
あと、トレーナーの先生方が本当に皆さん良くて。
日プの先生たちは基本的に褒め上手で、素人同然の練習生の気分や気持ちを盛り上げるところから取り組んでくださっていてすごいと感じていました。
グループバトルの出来に関してトレーナー陣へ対する不満も見かけたけれど、
それこそ分量がなかっただけなのでは…と思った。
日プはバラエティ的なサービス要素の代わりに、そういった面になかなかスポットが当たらなかった印象はあります。
日プ、どハマリしていました。
毎日楽しく国プをしていました。
グループバトルについてのゆるゆるおしゃべりをお友達のもふ山さん( id:alpacasso1989 )と配信したりしました!
大好きなブログ仲間、showedaさんと日プのお話をしました( ˘ω˘ )つ📻
— もふ山 (@annin_doufu123) 2019年11月9日
グループバトルの動画を観てやんややんや言っています。
良かったら聞いてください♥️#スナックもふ山https://t.co/n8ylG3DQyX
BTSの課題曲について、「なんか…なんか…」を長時間繰り返して放送事故みたいになってるんだけど(笑)、
それだけBTSの曲は凄いんだってことです。
ただ、この日プと駆け抜ける楽しい日々をテキストで残したいなぁと思いつつも、
何を文章にすればいいのかよくわからなくなって、いつも手が止まった。
そして気がつくと涙を流していた。
楽しかった日プのすぐそばにあった悲しい出来事が、
どうしてもひっかかってしまっていた。
元祖・韓国版『PRODUCE 101』シリーズの連日の報道にはとても胸を痛めている。
別物だと思って見ていても、どうしても切り離せなかった。「プデュ」が好きだから。
いまは夢を持つ若者の未来を、大人たちが手を尽くして守るべきだと、ただ思っています。
大人たちが彼ら・彼女らのキャリアに傷をつけたのだから、相応の償いをすべきです。
そして日プにもまったく別の「影」の部分があった。
私は、結局1pickは不在のままだった。
その理由の大部分を占めるのが、日プのデビューグループの着地がまったく想像できなかったということなのは確かなのだけれど、
終盤はその「影」がチラついてしょうがなかったというのがある、おおいに。
そしてそういったものが現れてしまうのではないかという不安が、心のどこかにあったのかもしれない。
その「影」と「光」のコントラストがあまりにもつらく感じられたことはここに残しておきたい。
私は日プの運営スタッフさんが大好きだったのだけれど、そうとも言い切れない状況になっていた。
でも、練習生含む「現場」は、とてもいい空間だったことが伺えるし、
そういった環境をつくりあげてくれた現場スタッフの方たちに対して、悪いことなんて言えないんだよなぁ。
18分50秒くらいから。
ああいったかたちで去ってしまった練習生に対しても、
「ヒチョンくんに見せたくて」とナチュラルにことばに出せるくらい、
練習生同士は「現場」でそんな「関係」が築けていたのだと思うと本当にやるせない。。
けれどそれには救われる思いだった。
なにより参加した「練習生」という韓国版になぞらえた謎の肩書きを得た参加者が、
全員芸能事務所無所属、要するに一般人・非芸能人であったことは私をとても慎重にさせた。
それがゆえになかなか動かない11pickによるランキングから妙なカーストというか、ヒエラルキーが練習生のなかでできてしまっていたのは、
韓国版・本家プデュでは感じたことのないなんともいえないしんどさがあった時期もあった。
けれどさすがにコンセプト評価あたりになると、
みんなすでにまごうことなきアイドルの出で立ちや振る舞いになっており、
そういったものがあったことすら、すっかり忘れるのだけれど。
そう、すっかり忘れるくらいの素敵なステージを披露してくれた。
そして特筆したいのは、
繰り広げられていた同じ夢を追いかける現代の日本の男子たちの世界は、
いろんな意味で希望をもたらしてくれるものだったことだ。
でもプデュは祭りなのでね!踊ってました!祭は踊ったもん勝ちじゃ!
與那城先輩(の写真)をファミマから持ち帰りましたし。
先輩は私にとって由美かおるオンニ枠です…!
当時一般人だったひとの写真を所持していたヤバさを噛み締めている…
コンセプト評価の曲、どれもよかったね!
入りたいのはBO組だけど、
まぁわたくしはね、やんちゃGIRLなのですがね。
どうしよう、そんな日プが、凄まじい速さで思い出になっていくのを感じる。
なんのための日プだったのか、忘れそうになる。
私はこんなに日プが好きだったのかと、終わってからこうして気がつくんですね。
ただ投票をしていていただけの私がこんななんだから、
参加していた練習生の気持ちは計り知れない。
でも、私にとっては「思い出」だけれど、キミたちにとっては「キャリア」だから。
キミたちは、キミたちにしか見えない景色を見たんだから。
『JO1』、デビューおめでとうございます!
カルボナーラパーティーと滝修行、楽しみにしてるからな!
みんな、本当におつかれさまでした。ありがとう、おめでとう。