ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

MOVIE

「野火」 終戦記念日特別上映

「終戦の日」、私は『野火』(のび)という映画を観ました。 こちらの映画、公開は2015年。 当時も話題になっていたけれど、残念ながら観る機会がなくて。 でも「観なきゃいけない映画」だっていうことはわかっていました。 それでも月日が流れ、ただでさえ…

パンク侍、斬られて候

町田康による原作は未読ながらも、このカバービジュアルはよく覚えている。パンク侍、斬られて候 (角川文庫)作者: 町田康出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/10/01メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 51回この商品を含むブログ (130件) を見るたぶん当時…

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

宣伝ビジュアルをいっさい裏切らない映像は、スタイリッシュで美しい。 けれど、思いのほか、その(映像の)ビジュアルに頼っておらず、そこは素直に感心した。 この内容で登場人物を人質にとったような作品にあるような後味にならなかったのは、 とにかく主…

焼肉ドラゴン

すごい映画だった。 すごくいい意味で、特定のキャラクター「だけ」が印象に残るということはなかった。 ただただ『焼肉ドラゴン』という映画そのものの存在感が残る。 登場人物たちはフラットにそこにいる。 某ハイローさんがつくった「全員主役」っていう…

BPM ビート・パー・ミニット

それは闘いの記録だった。 映画のパワーがすごすぎて上映終了後も圧倒されたままで、 劇場から出てロビーにある椅子に腰をかけたものの、なかなか立つことができなかった。 『第70回カンヌ国際映画祭』(2017年)グランプリ受賞作品。 (『万引き家族』は翌…

君の名前で僕を呼んで(二回目)

エロ本が目の前にあったら黙って見ちゃうでしょ? ありがとう、地元のミニシアターよ。 おかげさまで劇場で二回目を観ることができました。 一回目に観たときに、とにかく「すごくいいBL」だと思ったので、 そんな「すごくいいBL」をあますことなく摂取して…

万引き家族

すごく好きな映画だった。 泣けも笑えもしなかったけれど、是枝裕和監督がしっかり「幸せ」のビジョンを持っていて、 でもそれを観客に押し付けない、ジャッジさせる。 表現としてはちょっとあざとすぎると思った部分もあったけれど、 作品が真っ正面からぶ…

Vision

すごい、これ商業映画というよりは、まるでアートだった。 そんな「まるでアート」にも関わらず、豪華な映像・豪華キャストのこの作品を、 なぜこんな片田舎のシネコンで観ることができたのか。 なぜならそれは配給が『LDH pictures』で、 エグゼクティブ・…

レディ・プレイヤー1

映画を観終わってツイッターを開くと、 「宮澤佐江、芸能活動を一時休止」とのニュースがあがっていて、 まるで誰かに見られてるんじゃないかっていうタイミングでびっくりした(笑) ツイッターの公式モーメントになっていたり、あのヤフートップにまで!す…

君の名前で僕を呼んで

薄暗い土砂降りのなか、劇場に着いた。 観終わったらすっかり雨は止んでいて…どころか、ど快晴だった。 まるで映画を観ているあいだに一晩過ぎたんじゃないかと思うほどだった。(実話) そういう感じの映画だった。 多方面に怒られそうだけど、すごくいいBL…

犬猿

おもしろくて、とても楽しく観てしまっていた。 ひとごとじゃない部分もあるのになぜか自分とは関係のないことのような気にさせるのは、 ちゃんとエンターテイメントになっているからだと思う。 センスもいい。かといって「センスいいでしょ?」というあざと…

勝手にふるえてろ

松岡茉優がすごすぎ。 たぶん、(私のなかの)菅田将暉と『あゝ、荒野』の関係性のように、 "いまの松岡茉優のマックス"はこれだろうなと思う、本当にすごかった。 そんなわけけでまったく同じことを言うとすれば、 「この作品に出会えた松岡茉優ってめちゃ…

ヴァレリアン 千の惑星の救世主

ツイッターのタイムラインの凄まじいくりしゅ圧に負けて、 ヴァレリアンをキメてきたのだけれども! すごい! ま っ た く わ け が わ か ら な か っ た 。 まじかよ!(まじだよ!) 危惧していたCG不慣れ問題に関しては、 さすがお金のかかり方がハンパ…

あゝ、荒野 前篇 / 後篇(二回目)

どうも、『あゝ、荒野』大好き芸人です。 2017年の日本の映画賞は「もう全部門『あゝ、荒野』でよくね?」と本気で思っています。 そんな大好きな『あゝ、荒野』が、 ようやく!ようやく!ようやく!地元のミニシアターで上映されました! というわけで、『…

シェイプ・オブ・ウォーター

ネタバレします。 字幕がイエローだった。 思春期のヲタク男子がつくったかのようなストーリーに、 やばいやばいどうしようわからないってなっていたのだけれど、 ラストで描かれる"ある「愛」と「幸せ」"が、その創作の素直さゆえに刺さりまくって号泣。 ま…

ベイビー・ドライバー

私のなかで主人公・ベイビーは、「かわいそうな男の子」で終わってしまった。 だから、映画のあとの物語を知る由もない私にとっては、 ベイビーはずっと「かわいそうな男の子」なのだ。 そういうところがカンに障る作品だった。 実際に全体的にはポップだし…

星空

ちょっとまって! ボロ泣きしながら劇場から出たら係りのお姉さんにドン引きされたんだけど(笑) ひどい~はずかしい~~~! どアタマのナレーションからエンドロールが終わるまで泣きまくって、 めちゃくちゃ消耗しました、、、本当につかれた、、、、、 …

伊藤くん A to E

岡田将生ペンで、かつ"残念イケメンの岡田将生"推しなので、 この作品の岡田将生はまじで最高だった!!!!! 主人公「伊藤くん」を演じた岡田将生、まさにご褒美でしかない!!!!! こんなに理想的な岡田将生が見られるだなんて! それだけでもお金払っ…

キングスマン:ゴールデン・サークル

前作が日本で公開されているときにはすでに続編制作とのアナウンスがあり、 楽しみに待っていたのでした。 で、観たんですけどね、、、、、 ちょ、ちょっと待って。 私の記憶のなかの『キングスマン』に望まないものを塗りつけられたような気分です。 "完結…

探偵はBARにいる3

ケイコ!!!!!私はひとりの女性としてケイコが好きだよ!結婚したときはヲタ友を取られた気分でしょんぼりしたくらいには好きだよケイコ!!!!!!!!!!だがなケイコ!なんなんだあのへっぽこ演技は!!!!!むしろあんな演技できる女優さんいるん…

カンフー・ヨガ

『カンフー・ヨガ』、ついにキメてしまった! 嗚呼、脳みそが完全にやられている。 私もジャッキーにまとわりつきたい。 っていうかジャッキーみたいになりたい。 もはや、 ジャッキーになりたい。 やばいやばい。 これがいま流行りの「電子ドラッグ」系映画…

新感染 ファイナル・エクスプレス(二回目)

いやまさか、二日連続で、しかも同じ映画を、 この年の瀬に観ることになるとは思いませんでした(笑) 昨日も観たしな~、なんてひょこひょこ劇場に足を運んだわけです。 昨日の今日なので、内容はもちろん覚えているし、余韻だってまだあるわけだし。 だか…

新感染 ファイナル・エクスプレス

めちゃくちゃおもしろかった!!!!! うまい!センスがイイ!わかりやすい!それなのにスタイリッシュ! ちょっと理想的すぎて。後味がよすぎた。 ソークールなオープニングといい、美しい泣かせるラストといい、最高すぎました。 体感時間はあっという間…

HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION

"『ハイロー』は「ストーリー」を求めてしまうのはダメなやつ"っていうのを、 ドラマシリーズから『HiGH&LOW THE MOVIE』(ザム1)を通して痛感していたのですが、 本作『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(ザム3)が「ファイナル」ならば、 "あの"前…

パターソン

描かれているのは、主人公・パターソンの日々。 パターソンは「パターソン」という自分と同じ名前の町で暮らしている。 何気ない彼の日々は、きっと誰もが過ごしている日々でもある。 見慣れぬ外国の、見知らぬ外国人の日々は、 つくられたものとはいえ、ス…

あゝ、荒野 後篇

いやもう、めちゃくちゃびっくりした。 だって前篇と全然違ったよ!? 後篇は、鑑賞者もいっしょに霧の中を探りながら物語を辿るような感じがすごく良かった。 そういった点で、わかりやすくエンタメしていた前編とはまったくアプローチを変えてきたからびっ…

あゝ、荒野 前篇

ずっと楽しみにしていた映画『あゝ、荒野』。 都心での公開・上映からやや遅れたものの、観ることができました~。 寺山修司による原作は未読。 大好きな森山大道が撮影したイメージビジュアルが公開されたときから、 観たい観たいと思っていました。 アート…

アウトレイジ 最終章

個人的にはつまんなかったけれど、悪くはないと思った。 「美学」みたいなものはちゃんと見えたし、「センス」だって良かった。 ただ、 たけし、老けたな~~~~~~~~っていう。 いやまじでたけし、、、、、 なんか悟りを開いて教祖と化したロックバンド…

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(二回目)

先日、渋谷で映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』を観た。 ミニシアターというところに足を運ぶこと自体が久しぶりだったし、 あまりにひょんなきっかけだったからこそ、余計にそれ自体がもう楽しかったのだけれど。 それは映画を鑑賞…

20センチュリー・ウーマン

すごく幸福な時間を過ごすことができた。 開始数分で、ああ、この映画、ずっと観ていたい、この世界にずっといたい、って思った。 描かれていた世界には、 人間くさいあたたかさのようなものが充満していた。 アーティスティックに冴えた映像と音楽の競演が…