歴戦のけーぽぺんが続々と観に行っているのをツイッターで横目で見ていた。
ギョンスが出ているから?
それにしたって不思議なくらいみなさん観に行っているように感じた。
そうなると観に行きたくなるのが私なんですけど、
あやちょ卒コンの余韻がずっとあってなかなか遠出してまで映画を観に行くのはおっくうで、
そうこうしているうちに各館で『第一章』の上映が終わりつつあり、
気がつくとすでに続編である『第二章』の上映が始まっていた。
縁がなかったな…と、そんな私に手を差し伸べてくれたのが、かのアッ〇リンク様であった。
他の上映館が第二章を上映開始するタイミングで第一章を上映開始してくださった。
ありがたや〜あなたが神ですか。
ということで観ることができました。
ノリのクセが独特。
基本的にファンタジーベースなので私は某ハ〇ーポッターシリーズと似た印象を受けました。
ちなみに私は『ファンタビ』ですら結構頑張らないと観られないようなひとです。
そんな作品のノリにまったくノることができなかった二時間半弱だった。無念。
3人の使者、ヲタクがめっちゃ好きなやつでしょ。
あのビジュアルで二次元的なアクションを披露してくれるものだからたまらない。
3使者の設定とか、その3使者がロングコート長身イケメンふたりと少女とか、
そのへんはかなりくすぐられるところだった。ビジュアルが完璧。
3人が単純にかっこいい。憧れる。二次創作たくさん見たくなるやつ。
つい先日、映画『お嬢さん』を見たばっかりなので、
ハ・ジョンウさんがぜんぜん違ったかっこよさでビックリしたし、
チュ・ジフンの演じたヘウォンメク、ヘウォンメクという名前からして最高だった。
ヘウォンメクの人を食ったようなちょっとイラっとさせられる表情もすごくよかった。
そしてそして!ドクチュンを演じたキム・ヒャンギさん、
なんとオン・ソンウの初主演ドラマ『十八の瞬間』のヒロイン様でございます!
と、すごく好きな部分があったものの、最初に作品のノリにノれなかったが最後、
まじで最後までそのノリを「へえ」と眺めているだけだった感。悔しすぎる。
『猟奇的な彼女』でお馴染みのチャ・テヒョン演じる「ジャホンの人生」を軸に、
現世と冥界を行ったり来たりするわけだけど、それがノれないと結構きつい。
全体的に画の圧がしんどいんです。
とくに「ジャホンの人生」に関しては予想外の方向に話が及ぶのでついていけなくなる。
そのあとの展開でなんとなく自力で補完したような部分が無きにしも非ず。
でもそこで生まれたストーリーがのちの第二章にまで続くようなので。
マ・ドンソクさんがラストのたった数秒で全部かっさらっていったのずるい(笑)
連作ものだと知っていたし、第二章での3使者とマ・ドンソクさんの絡みとか楽しみすぎるし、
というか第二章は3使者フォーカスっぽい?
続投のギョンスはうますぎだし、きっと第二章も見ると思う。きっと。たぶん。
ウリギョンス、つい3日前に入隊したんですよね。
そんなギョンスが軍人役としてスクリーンに存在しているのは不思議な感じでした。
初めてスクリーンで見た俳優ド・ギョンスは、その演技力もさることながら、
佇まいや存在感がとてもじゃないけれどアイドルのそれではない!
あの(私のなかで)一作おきに大河ドラマに出ているでお馴染みの原田泰造もびっくり。
でも素晴らしい歌手でもあるので…アイドルのD.O.にもまだまだお目にかかりたいのです…
「韓国映画」というフィルターがあるのも大きいけれど、
"ファンタジー×死"のアプローチは『トッケビ』を連想させる部分もかなりあった。
韓国の映像作品はまだあまり見たことがないけれど、
他のそういったジャンル(?)の作品はどんな感じなのだろうかと気になる。
でも本作は、あの『新感染』の監督さんか~と知ると、
もうちょっとスマートにならなかったものかと思ってしまう。