ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

しょうがない夢追い人

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」



ほぼ転職エントリです。



2022年は転職して人生が変わった年でした。ずっと同じ職業をしていました。かなりぼかすけれど、あるものづくりの仕事をしていました。



人目をとにかく気にする私は悪目立ちしたくなく、小中高はかなり頑張って常に平均よりちょい上をキープしていました。すごくしんどかったです。その後中学生のときからの夢を叶えることになります。進学した専門学校ではありのままの私、ではなくありのままの私が作った"作品"が嘘のように喝采を浴びまくり、そこからこれでいいんだと社会に出てもずっとものづくりに身も心も捧げてきました。働いていない期間も常にその状態です。けれど、気づかないふりをしていたけれど、実は時間はしっかりと進んでいて、時代は進んでいて、そしてコロナ禍をきっかけに私も自分自身を見直し、模索し、腹を決めました。自分はなぜそれにこだわるのか、私はもっと他にやりたいことが、なりたい姿があるのではないか。



2022年、転職して、何十年かぶりに人間に戻ったような感覚があります。PCとのにらめっこから、実際に人と話すことが仕事になり、言葉を発すこと自体が嬉しくてそれに相手が応えてくれるのも嬉しい。これも私の中ではクリエイティブな行為のひとつです。つくること自体に身も心を滅ぼされても、自分にはそれしかないと信じてつくってきました。自分がなにかをつくることに何の意味があるのだろうかと、頭の片隅で思いながらも。人とのコミュニケーションありきである今の職業に転職してからは、生活のことを考えられるようになり、未来のことを考えられるようになりました。あまり信じてもらえないけれどものづくりしかしていなかったときは生活や未来のことなんてとても。その日その時のことしか考えられませんでした。人生は、生活は、長く長く続いているもので、だから睡眠や休息が必要なんだな、とか本当に何年生きてます?みたいなことにようやく気がつきました。



いま現在は、余裕がある、というより、自然体の状態です。重ねた年齢に中身が追いついていない自覚はあるけれど、それは本当にしょうがないし。その代わりこれまでの経験を転職先でしっかりと発揮して評価をいただいています。そして私は現状もまた未来で発揮したい。ものづくりが好きな一方でミニマリストな一面があるということもなかなかに苦しかったのだけれど、その「もの」を私自身がつくらずとも何かが産まれる、そこに関われるスペックを、いまは育てています。



これまで年齢でつまいづいたことがなかったので、今回の就職活動では年齢でつまづきまくりまして、本当に大変でした。私を採用してくださった方は、経歴や年齢ではなく、人間性を評価してくださいました。私はその上司のことがいま本当に大好きで、その上司のような人間のようになりたいと思っており、そんな上司のもとで働けることが本当に嬉しい。加えて、これまでの経験が生かせる職場であることも…今思えば運命ってあるわぁとか思ってしまう。



私の人生は私のもの。2023年は、気象病と向き合い(低気圧のせいで半分くらい体調が悪かった2022年だった…)より良い日常を過ごしたいです。その先に、きっとありのままの私がいられる場所があるはずだから。そうやってとても具体的とはいえない夢を追いかけるのだと思います。