ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

#この1年の変化



推しの舞台に申し込めない

唯一無二の推しが出演する舞台に申し込むことすらできなかった。
コロナ禍である今現在、基本的に「自己責任」。いや、何事もいつだって自己責任なのはそれはそうなのだけれど、コロナ禍前まではこれといって「自己責任」を意識することがなかった部分にもそれが及ぶようになった。
結果的にいろいろ考えた結果、推しの次の舞台には申し込まない選択をした。劇場が違ったら申し込んだかもしれない。決断は早かった。メルマガ会員先行受付メールが虚しい。
エンタメとのソーシャルディスタンス、推しとのソーシャルディスタンス。悲しい。


追記:
結果的に観に行きました。



痩せた

「やや痩せている」人生だったのに、気がついたら「やや太っている」人生になっていた。
ちょっと本当に大変でやばかったときは30キロ台とかになってしまったのだけれど、その反動なのか気がついたら太っていた。ちなみに摂食障害ではない。
わりと着痩せするタイプなので気がつかなかった。まじで。
しかし気づいたときには時すでに遅し。とりあえずジムに入会し、"なんとなく"痩せそうなことはしていた。しかし一向に痩せなかった。そもそも全然行けてなかったし。トレーナーの先生の言葉はどれもありがたかった。あと、ヨガを経験したのは大きい。痩せはしなかったけれど、ヨガで学んだことは今でも役に立っている。
コロナ禍突入によりジムを退会した。そして「おうち時間」や「ステイホーム」という言葉が私に火をつけた。家で痩せる!


YouTubeにはいろいろな運動の先生がいることを初めて知った。最初は全身運動系をやっていたのだけれど、だんだん飽きてきてしまったので部位を攻める方向にシフトした。最初のターゲットは顎下の肉。これをとにかく無くしたかった。そして次々にターゲットを設定し、運動に励んでいるとあることに気がついた。なんと、すべて背筋を鍛えることにつながったのだ。そうなったらあとは早い。背筋を鍛えた。背筋!背筋!となっているうちに気が付くと最初のターゲットである顎下の肉はほぼ無くなっていた。そして気が付くとなんか顔が、首回りがすっきりしていた。すごい!ちなみに体重計は乗らなかった。数字を見たらきっといちいちヘコむので。モチベあげてこ!
あとJO1のFCコンテンツで、とあるメンバーが「枕を使わないで寝る」という話をしていて「それだわ~」となった。いくら顎下の肉を気にして運動していても枕で寝ると顎が下に向いて肉を感じてしまっていた。まっさらな状態ではちょっと寝ることはできないけれど、現在はバスタオルを三つ折りにして枕代わりにしている。ありがとうな、純喜。


そして次にあることに気が付いた。たいして動いていないのに、食べていることに。ご飯は三食食べるのが当然いいだろう。けれど私はそれに見合う生活をしていなかった。そこでようやく食について意識しだす。要するに、動いた日は動いた分だけ食べて、動いてない日は動いてない日なりの量を食べるということ。単純に「お腹がすいてないときは食べなくてもいい」という感じ。お腹がすいていたら食べます。我慢はしないけれど、"今日動いた(動く予定の)分だけ食べる"というのを意識しているとそんなにお腹はすかなかったりする。いやでもお腹がすくすかない以前に食べたいときは食べますけどね!基本的に我慢はしない。アイスは間食だけど食べたいと思ったらまったく我慢しないで食べるし。あとコーヒーが好きなのは大きいかも。何事もコーヒーでごまかせる感がある。最寄りで一番美味しいと思うコーヒーがセブンイレブンのアイスコーヒーというお手軽さも有難い。ちなみに三日ほどセブンのコーヒーを飲まないとちょっとダメなくらいには依存しているので自分でもそれはどうかと思うけど。



インスタグラム始動

こうして私は明らかに痩せた。とにかく顔が小さくなった。これにより本来の顔面のパーツの存在感も復活し、自分で言うのもアレですけど、ビジュアルがよくなった。


なのに。


いまはコロナ禍で容易に人と会えない。近くに住む友だちもそういった職種の子が多く会えない。オンライン通話をよくするようになり、逆になかなか会えなかった友だちと交流することができるのは嬉しいのだけれど。
それにしても、ビジュアルがよくなった自分を数年前の自分の姿を目撃している人たちに見てもらいたすぎるでしょ。
その思いが頂点に達した結果、私は自撮りしかアップしない恐怖のインスタグラムアカウントをつくってしまった。これは、友だちにもフォローしてくれとは気軽に言えない。だってサムネイル一覧が私の顔だらけである。フォローしたら私の顔が流れてくる。正確にいうとアプリが盛ってくれているので「私の顔」とは違うけど!ビジュアルがよくなったことに加えてアプリがすごく仕事をしてくれるのですっぴん自撮りでも問題ナッシング。そんな自分の顔で遊ぶのも楽しくて、インスタグラマー顔、量産顔、面長を利用した加工、丸顔仕様の顔、いつも最前センターにいるヲタクの顔など、いじり放題である。だから結局インスタグラムには結果的に本物の私はいないのですが。大丈夫ですか、showedaさんのイメージ保たれていますか。



TikTokとの出会い

話は飛ぶけれど、おそらくそのころ、JO1のTikTok投稿がちょっと多くなった時期でもあった(気がする)。TikTokなんてワカモノのものでしょ~と敬遠していたが一応アカウントをつくってみた。しばらくは本当にJO1の投稿を見るだけだったのだけれど、ある日、ふと「おすすめ」をスクロールしていったら世界が変わりました、まじで。


とにかくTikTokのイメージが変わった。もちろん以前から抱いていたTikTokのイメージ通りの動画もあったけれど、個人的にはクリエイティブの披露の場として機能していたTikTokに心底驚いた。
やっぱ、ヲタク。ヲタクはすごいよ、本当に。各界隈のヲタクね。なんか凄い動画編集をされたものがめっちゃある。いまではいろいろ見すぎてこれはパターン化しているものなのか~みたいなものもあるけれど、上手い人はオリジナリティを入れてくる。あとけーぽ界隈で郵送ソンムル交換やハートシェイカーやネームタグがなぜか流行っているのを知ったり。梱包動画とかも見ていて気持ちいい。自作トレカとか普通に皆さん作っておられる。ないなら作ればいいじゃない精神。ヲタクのバイタリティがすごい。ヲタク関係ないけれどコスメ収納動画も好き。あと海外のガチ勢の動画が大好き。ハンドメイド動画も短い時間にまとめられているのでとても見やすい。単純に自己表現に利用している人もたくさんいる。もちろん日常の楽しい動画もたくさんある。オススメの商品やあらゆるもののやり方を動画で紹介してくれるのはわかりやすいし、実際に私はそれを見て商品購入に至っていたりもする。TikTok自体がコメントを気軽にできる雰囲気なのでコメント欄を見ながら購入を判断することもできる。誰だTikTokはワカモノのものだなんて言ったのは。


インスタグラムをポートフォリオ代わりに使用している人はいるけれど、TikTokのほうがいい意味でノリが軽い。ゆるい流れの中にとても濃い内容のものがあるのでそれを見つけるおもしろさもある。


これまでのSNSと違うのが、投稿されるものにトレンドがあること。流行っている音源、流行っているフォーマットなどがわかりやすい。私はYOASOBIの『夜に駆ける』が気づいたら大好きになっていたのだけれど、きっかけはなんだっけとたどっていくとそれは『夜に駆ける』の替え歌「人の男盗りそ~お♪」という音源だった。なんてこった。でも気が付いたらちゃんと本家にたどり着いていて大好きな曲になっていた。他にも音楽番組があまり機能しなくなったいま、知らないJ-POPをたくさん知る機会になっている。J-POP、まだまだ元気じゃないですか!


ちなみにインスタもTikTokも基本的にフォローバックしかしていないのでどちらも主に「おすすめ」を見る。その「おすすめ」機能がとてもいい仕事をしてくれていて、自分ではアクセスできないところにつないでくれるのが嬉しい。日本語圏外につないでくれるのが特にとても嬉しい。
その「おすすめ」は自分のアクションによって変化する。だから本当にちょうどいい。


一般人の投稿と有名人の投稿が同列で流れてくるのもおもしろい。コン・ユがTikTokで遊びまくっているのを私は知らなかった。



動画編集デビュー

完全にTikTokの影響。こんなにたくさんの素人一般人が動画制作できるのなら私もやってみたい!と思い、なんとなく目に入ったJO1のビハインド写真をスライドショー化。これがとても簡単にできてしまった。動画素人かつ初めての動画編集だったので今見るとoh…という感じなのだけれど、スマホひとつでこんなんできてしまうのかと衝撃を受けた。いや、私の知っている「動画編集」っていうのはPCでバチバチにソフトで作業するものだとばかり思っていたので「趣味:動画編集」っていうどこかの誰かのプロフィールを見るたびにオイオイオイ~と思っていたのだけれど、なるほどこれなら「趣味:動画編集」もぜんぜんあるわ。そして私も「趣味:動画編集」の人になりつつありますね…なんかねーーーーーー!JO1のファンってメンバーの誕生日にイラストなどはもちろん、めっちゃケーキとか作るのよ!それを見たらさ~自分も何かを作りたくなっちゃうのよ!だって、いまその誰かが作ったケーキとか見てるそのスマホですぐに動画が作れるんだもん!動画はただの趣味というのもあって余計に気軽に作れるんですよ!まぁそのレベルのクオリティなんですけどね!しまいには友だちの誕生日にも動画を送りつけるに至っている。ただ私の使ってる動画編集アプリはフォントの数がすごく少ないです!増やして!



7年使っていたスマホを替えた

それもこれもすべてはスマホが新しくなったからこそできたことである。
そもそも以前使用していたスマホはインスタグラムのアプリすらインストールできないという。
勢いって大事。なぜ替えたのかとくに理由はない。タイミング。
壊れたとかでもなくてまだまだ元気。丈夫すぎる、マイ・iPhone5c様。
なのでいまでも使うときは使っています。



トレカデコデビュー

TikTokにいるクリエイターの多さにおののくと同時に、かなり感化された。そして私はヲタ活に憧れているので以前から憧れていたデコトレカに手を出した。ただ私の場合、デコりたい特定のトレカは特になく、完全に「デコりたい」一心。なので"デコトレカを作る"というよりは"硬質カードケースをトレカケースとしてデコレーションしている"というのが正しい。基本的に「できるだけ多くのトレカに対応するデコ」だったり「シールは意地でも全部使い切る」、「同じシールを使って違ったデコがしたい」など、マジガチのデコトレカ勢とはおそらくぜんぜん違うことを考えて作っている。あと「硬質ケース」自体にもとても魅力を感じているので硬質ケースならではのデコレーションは無意識のうちに意識しているかもしれない。そしてなぜかDIY方面にいきそうになったりしながら、先日、私が憧れていたマジガチのデコトレカとはかけ離れた自我大爆発のケースを作ってしまった。ちなみにそれもちゃんとトレカに対応しております。


今朝つくったやつ。


こうして作りたいときになんとなく手を動かしながら作り進めていける硬質ケースデコは単純に楽しい作業なのであっという間に結構な数を作ってしまった。なので、硬質ケースデコ専用のインスタグラムアカウント(デコ垢)を作ったので見てください!見て欲しい!だって見せる人いないんだもん!この記事には一応恥ずかしさもあるのでリンクは貼りませんが、ABOUTページにリンクを貼りました!そしてそのインスタのアカウント先にTikTokのリンクを貼っております!つくったものをインターネットの海に放つだなんて一年前じゃ考えられなかったよ。こんなに作るとは思わなかったのでもっと最初から写真は綺麗に撮っておけばよかったと後悔しております。



原点回帰

動画編集も硬質ケースデコも、自粛生活によってできた時間、それによるストレスのはけ口になっているところがとても大きい。
自ら家で何かを制作する行為を学生時代ぶりにしている気がするし、それがとても楽しい。何かを作ることってこんなに楽しいことなんだと再認識させられている。
結果的に「#この1年の変化」といえばこれかなと思う。
もちろんコロナ禍なりのしんどさはあるし、あらゆるソーシャルディスタンスは淋しいことなのだけれど。


そして、インターネットに存在する「クリエイター」の多さよ。プロのようなコラージュ作品を披露しているひともいれば、中高生が自作トレカの裏面デザインや動画編集をスマホでやってのけているのだ。
みんな自分の作りたいもの、好きなものは自分でつくっていた。それが容易である、時代。
そういったことが知れたことは間違いなく今の私にとって財産である。




っていうかそこに行きついたのってやっぱりヲタクだからでは…?ほんとやだー!
(透明トレカが自作できるようになったおかげでスマホでデザインした透明カードを年賀状として送ったりしたしね…謎スキルが…)




お題「#この1年の変化」