ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

ユーミン×帝劇vol.3 『朝陽の中で微笑んで』 in 帝国劇場

本作は、ユーミンこと松任谷由実の楽曲と演劇のコラボレーション「ユーミン×帝劇」シリーズの第3弾。今作では1976年に発表されたアルバム「14番目の月」の収録曲「朝陽の中で微笑んで」がタイトルに選ばれ、近未来を舞台としたある男女の純愛物語が描かれる。脚本・演出は、過去2作に続き松任谷正隆が担当。

2017年11月27日(月)~12月20日(水) 東京都 帝国劇場


脚本・演出:松任谷正隆
歌・ストーリーテリング:松任谷由実
出演:寺脇康文、宮澤佐江 / 水上京香、中別府葵、島ゆいか、山田ジェームス武、入絵加奈子、六平直政、斎藤洋介 / 折井理子、伊藤広祥、大久保芽依、大嶺巧、篠本りの、鈴木昌実、富田亜希、西田健二、宮河愛一郎、小山圭太

https://natalie.mu/stage/news/240298


いやもうなんかまたすごいところに…!
っていう感じですよ、ほんとに。


ユーミンのツイッターに登場するだけでもすごいのに、
(しかも結婚記念日を祝っとる)


佐江ちゃんのツイッターに総理大臣が登場することになるとは(笑)






また帝国劇場に足を運ぶことができました。
例によって、今回も宮澤佐江ちゃんが連れてきてくれました。


パンフレットや佐江ちゃんのインタビューによると、
オーディションで射止めたヒロイン役だったのだそう。



メインビジュアルから伝わるその大抜擢ぶりよ。




この舞台は改めてユーミンの歌唱パフォーマンスが屋台骨にあるのが前提だから、
いつもの舞台とはまったく別物。


「ユーミン×帝劇」というプロジェクトの可視化がコンセプトであるということ。


これが、いくらイントロダクションを読んでもいまいちピンとこなかったので、
こちらも鑑賞する前はいつも以上にどんなものなのかよくわからなかったのです。
実際に目にしてみれば、ああそういうことなのかと腑に落ちるのだけれど。


しかしながら、これは完全に個人的な「歌」という素材に対する姿勢の問題だと思うけれど、
「歌」が物語に及ぼしていたものがまったく感じられなかった。
歌詞や、それこそ音楽そのものと、物語との繋がりがまったく感じられなかった。
きっと、ちゃんと、歌を歌詞を音楽を物語にしっかり結びつけることのできたひととは、
まったく舞台の感じ方が変わってくる大きな問題だと思う。
"できなかったひと"である私はかなり損をしている。


ユーミンのファンの方は嬉しいですよねー!
こんなシチュエーションでユーミンの歌を聴けるだなんて!最高でしょう!
ダブルアンコールの『卒業写真』の合唱もサービス満点でした。




舞台転換がとにかく素晴らしかった!
プロジェクターを用いた演出がめちゃくちゃ格好良くて、
それに加えて回転するステージや照明などをとてもうまく使っていて、
すごく綺麗で不思議な世界が舞台で展開されており、目が楽しかった~!
登場人物が現れたり消えていったりするシーンなど、見せ方がすごい!正直舐めていた!
異次元!みごたえじゅうぶん!


ただ、これっぽっちも作品が自分に刺さらなくて悲しい。
これだけ魅せてくれるのに。
ストーリーも設定も悪くないのだけれど、単純に、おもしろいと思えなかった。
なんつーか、「SF」と謳うにはなんかお安くないかしら、とか。
肇(寺脇康文)と紗良(宮澤佐江)がいかにして心を通わせたのかというのも全然描かれていないんだよね、、、、、




さてさて、宮澤佐江ちゃんはというと。


すみません。先に謝ります。
これは私の悩みでもあるのだけれど、やっぱりあの"舞台用の声"が、
個人的にどーーーーーしても、ちととっつきにくくてなぁ。
でも、いつもとがらりと違ったとても繊細な役柄を丁寧に演じていたのが伝わりました。
イイ演技、してたと思います。


正隆さんが当て書きしてくださったとのことだけれど、
よくぞ佐江ちゃんの持つ繊細な部分をここまであぶり出してくれたなと。
佐江ちゃんといえば、こじはるよろしく「元気!」みたいなイメージがされやすいんだろうなぁって思っていたのだけれど、
"アイドルを卒業した「宮澤佐江」という女優"からはそういった繊細さをも垣間見えるようになっているのかなぁと。
そんなところがアイドル時代からの印象がまだまだ根強く残っているファンとしては目からうろこでした。


でもいつも何度も言っているような気がしているけれど、
佐江ちゃんの”繊細な芝居”ってあんまり舞台に合ってない気がするんだよな~~~~~。
やっぱり映像の方が、、、と思ってしまう。。
でも、映像では舞台のようなダイナミックなパフォーマンスをする機会があまりない。
佐江ちゃんは"全身で表現する"才能こそズバ抜けていると思うので難しいところです。


今回は、ユーミンがメインであることもあり、佐江ちゃんの歌唱はありませんでした。
そしてタイミングよく『FNS歌謡祭』で生田絵梨花ちゃんの歌唱を聴いたのですが、
生田ちゃんのミュージカル歌唱と比べると、佐江ちゃんは「シンガー」の歌唱だよなぁと。
まぁ言いたいことはお察しを。




ほかの役者さんら、とても素晴らしい方ばかりで、
そんな方々の生の演技に触れることができてとても嬉しいです。


木戸刑事を演じた山田ジェームス武さん、存じなかったのですがすっごくよかったです!
『ハイロー』では役づくりだとばかり思っていた斉藤洋介(桜庭刑事)さんの痩せっぷりは、
ちょっと心配になってしまいました。




幕間のおわりにたまたま正隆さんがいらして目があったので会釈させていただきました!
メディアで見るよりぜんぜん若い!格好良い!


パンフレットはちょっとお高めだったけれど、CDももらえたし、
なにより正隆さんが佐江ちゃんに女優としてこれほど評価してくれているというのが知れて、
それだけでも本当に本当にうれしい。
それだけでも購入する価値があったと思えました。
ハービー・山口さんが撮った稽古場写真まで見ることができて最高です。


そして本日は、『クザリアーナの翼』の御一行様も来ていたとかで!


名古屋で行われた卒業コンサートにも岸谷さんと寺脇さんが来てくだったんですよね~(涙)
本当に、お世話になっておりまする。。アミューズにいれてください。。
次に佐江ちゃんの舞台を観るのは『地球ゴージャス』さんの作品だと思うので、
また本作とは違った世界を楽しみにしたいと思います!



佐江ちゃん、今回も新しい姿を見せてくれてありがとう!
最後まで駆け抜けてくださえ!