ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

ヒューゴの不思議な発明

んー。邦題、なんか違くない(笑)?
『ヒューゴの不思議な発明』という題名にかなり違和感のあった内容。
ぜんぜん違うやん。


思ったより生々しいダークな描写が多かったのでちょっとびっくりした。
ただそんな側面があったからこそファンタジーな部分が引きたったところもおおいにあると思う。
スリルな場面も含め、現実的であったり幻想的であったりその境界がハッキリしているような曖昧なような不思議な感覚。
それこそが"ファンタジー"なのかもしれない。


つくり手の映画を愛する想い、ものづくりを愛する想いがひしひしと伝わってきて涙が出た。あったかい。
重厚感のある美術もとっても素敵でした。


ストーリーはちょっと単純すぎたかも。
点在しているはずの色々な点が線になる経緯の偶然がすぎる。
人物描写も単純なのでわかりやすいといえばわかりやすいし、
余計な部分が無いのでテンポは良く感じたけれどそれが逆に退屈。


初めに大都会の素晴らしい夜景を映しだしたことが印象的だった。
結果的に小さな世界の話だったけれど、これから壮大な物語が繰り広げられることを予期させた。


2Dで鑑賞したのだけれど、「やっぱり3D鑑賞推奨なのかな?」と思えた、まぁ実際そうなんでしょうね。
3D…難しいなーーー。