ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

'17 JAPAN CONCERT Say the name #SEVENTEEN in 横浜アリーナ

"一度でいいからライブを見てみたいアイドル"のうちのひと組だった『SEVENTEEN』。
昨年の初単独来日公演は残念ながら参加することができませんでした。
だって当時の人気ぶりで中野サンプラザってキャパ小さすぎでしょ!


そんな私ですが、ついについに!
『SEVENTEEN』のライブに参加することができました!


せぶち、はじめまして!です!

しかも個人的に大好きな横浜アリーナで!




ペンライト・パンフレット、そして会場限定のリボンチャームも無事に購入。
ペンライトは重い!懐中電灯みたい!
パンフレットは読み応えありそうなのでこれから読むのが楽しみ。
(ポストカードはパフォーマンスチームでした)
さすが、メンバーが13人もいるだけあってグッズ数もそれなりに多いので、
グッズ販売売り場が遠い&広い(笑)


座席はチケット確保が遅かったこともあり、上から数えたほうがはやい天空席でしたが、
東京ドームの天空席を経験しているし、前回の横アリでの『f(x)』のライブで奇跡のアリーナ席を経験をしたこともあり、
なんとなく距離感がつかみやすかったというか。
見切れ席にならない程度の下手側メインステージすぐ横の位置だったので、
メインステージはよく見えるし、会場全体がよく見わたせる、個人的には良い環境でした。



このお写真でいうところの右側のスタンドの一番手前くらい。




『SEVENTEEN』に関しては、歌がうまい、ダンスがすごい、などなどの、
ステージパフォーマンスのクオリティの高さは前提の話です。




念願の、せぶちコン。




SEVENTEEN、最高でした。




なんというか、国境を越えたわ。
確実にアイドル観が変わったし、衝撃的だった。


"アイドルのライブ"というよりは"エンターテイメント"でした。
アイドルやK-POPが苦手なひと、せぶちをを知らない人にも見てほしい。
ぜったいに楽しいから。


横浜アリーナはせぶちの単独ライブ史上最大のキャパの会場なのだそう。そしてその初日。
そんな彼らはテンション高め、気合いもりもりでした。




それなりの席だろうと想像していたので、できるだけ会場の構成を知っておきたいと思い、
先に行われた神戸公演のレポ等で「花道ナシ」・「ムービングステージ使用」ということは知っていました。


けれど、実際にあのカラット棒(この呼び方どうなの・笑)のライトの海に高く高く浮かぶように移動するムビステは、
まるで本当に会場と一体となっているかのようで、なぜか私が感極まって早々に半泣き状態でした(笑)



ムビステがあいだの通路を4往復もします。



夢のような光景でした。


最初は花道ナシか~、なんてちょっとがっかりしていたのだけれど、
せぶちは群舞が活きることを利用してムビステで全員でパフォーマンスすることに注力していたのがほんとうに効果的だった。
あの歌唱とダンスのキレ・群舞の勢いと迫力はなんなんだ。末恐ろしい。
そして、全員が全員、それなりにちゃんとしっかり歌ってしっかり踊れるんですよね~。




あと、本当にムビステ効果も大きいと思うけれど、
せぶちのライブは観客のひとりも置き去りにしない!!!!!!!
どこまで自分たちでやっているかは謎だけれど、楽曲含むパフォーマンスにメンバー全員の意思が感じられる。
そんなメンバーそれぞれが観客をまるごと包み込むような姿勢だったように感じられました。


楽しませよう、というよりは、素直に、真摯に「いま」という瞬間に向き合ってる感じ。
それがまた初々しくて愛らしくて、すごく好感が持てました。


もちろん、ボーカル・ヒップホップ・パフォーマンスの各チームのパフォーマンスも、
大人数グループならではの個々のメンバーの見せ場になるわけですが、
それぞれのチームパフォーマンスからは自信と信頼と誇りに満ちあふれていて、
そんな3チームがひとつになったときの爆発力が凄くないわけないのです。

群舞も大迫力でお見事だったし、メンバーを曲ごとに13人から選抜してパフォーマンスできるのはせぶちの強みですよね~。
セットリストもそれらを活かしながら緩急のあるもので飽きさせません。


私はというと、掛け声がまったくわからなかったから一緒に歌っていました(笑)
せぶちってなんか掛け声むずかしくない?




ムビステ以外にも、演出がとにかくよくできていて、ライティングや効果もものすごかった。
銀テープ発射はもちろん、スモーク・垂れ幕・はなびら・炎などなど、一曲一曲の演出を大切にしていました。



チームごとのたった一曲のためにこの演出。


なんとなくK-POPアイドルのライブのステージって簡素なイメージなのだけれど、
(ほぼエッセムアイドルの現場にしか行ってないからかも…)
ムビステ含め、「横アリでやれること全部やったったったわー」、っていう豪華さでした。


映像は『VM Project』さんですかね?
アイドルのそれにありがちなだらだらしたものじゃなくてすっごくシャープでオシャレで格好良かったです。
(どうして音盤のデザインはアレなんだろうか…)



!!!!!


観客の入る前に、いちばんうしろの席からメインステージを見たのだそうです。
そんなことも彼らの今日のパフォーマンスのモチベーションになっているんじゃないかな。




個人的にせぶちって、ちょっと子供っぽいイメージがあって、
「若者のもの」という先入観があったのだけれど、どっこい。
みんな色気がめちゃくちゃ凄くてどきどきしっぱなしでした。
それは子供のそれじゃなかった。超セクシー。


ひとりひとりがキラキラしていて、
改めて彼らはステージの上に立つべき存在なんだな~と思いました。
ペンライトのぱんちゃぱんちゃよりも輝いていたよ、せぶち。


メンバーのなかでもいちばん印象が変わったのはドギョム。
親しみやすいイイヤツなイメージがあったのだけれど、オーラのあるイケメンでした。
普通に話す声がイケボだし。なんだよーしらなかったよー。
歌唱もすごくパッションがあってエモいとはこのことかと。
そしてふいに見せる表情が男らしい!
どちらもインターネットでは見たことのないものでびっくりしました。
みんな総じて格好良かったのだけれど、じゅんぴのオーラたるものもズバ抜けて凄かった。


違う意味で意外だったのはウォヌ。
ウォヌは勝手にビジュアル担当だと思ってたんだけど、彼、ラップうまいと思います。
ラップのこととかサッパリわからないけれど←
活動曲ではどうしてもクプスやバーノンにおいしいところ持ってかれちゃうけれど、
チームごとの曲ではガッツリ歌ってくれたのでそのスキルに驚きました。
ミンハオの透き通るような綺麗な高い声も、ライブでしかあまり聞けないのが惜しい。
ウジくん、活動曲でみんなをもっとつかってやって~><




MCは韓国語がメインだったけれど、そんなのは問題なく楽しめました。
どのアイドルグループにもMCにはスングァンはひとりは欲しいと思う(笑)
ミンギュの愛されワンコっぷりがすごく可愛かったし、
(アンコールのノースリーブTシャツから見える二の腕がたまらんかった)
スングァンはワンコの暴走もしっかり笑いをとりながら軌道修正するし最高だった。
ジョンハンもいい感じにMCでは遊んでいて。
ただ、やっぱり人数がいるのでおとなしいメンバーはMCでは「そういえばいたよね!」ってなっちゃうのがまたかわいいんだよな(笑)
通訳は私でも知ってるお馴染みの根本さんかな?声が根本さん。


ホシくんの愛嬌が炸裂!
ふだんのホシくんをあまりよく知らないのだけれど、もうハイな状態がずっと続いていて一瞬一瞬の喜びをすぐさま表さないといてもたってもいられないような(笑)
髪型が左サイド刈り上げでビジュアル確変しててかなりイケてましたよ、最初ホシくんだってわからなかった!
ホシくんが「カラットちゃん」って!!!!!言うんだもん!!!!!
通訳さんが「エスクプス」を!!!!!噛むんだもん!!!!!最高だ!!!!!
ミンハオとちょこっとだけ恋ダンスも披露してくれました。


MCも中だるみ感がまったくなくて、必然的なタイミングで訪れるので、
ライブのスピード感を失うことがなくてとても良かったです。
これも大人数グループのなせる技ですかね。




あっという間の約2時間半。


ライブでの、『SEVENTEEN』は、本当に美しかった。
そして、本当に素晴らしいパフォーマンスでした。


メンバーが口々にこんな大きな会場で大勢のお客さんのまえでステージに立てたことに対して「夢でした」・「夢みたいだ」と。
ペンライトの光で埋め尽くされた絶景に終始感動していた様子でした。
あのウジくんでさえ「夢のようだ」と。
私は彼らがいままでどんなキャパで単独ライブをやってきたかよく知らないけれど、
彼らの"初めての光景"のひとつになれたことが本当に嬉しいです。



素敵な時間をありがとう、『SEVENTEEN』。




映像(Boom Boom)
1.Boom Boom(Remix ver.)
2.No F.U.N
3.Shining Diamond
MC
4.Chuck
5.Rock remix
MC
-HIPHOP TEAM-
映像
6.Check In
7.Man to sae
8.Fronting(Remix ver.)
9.Drift Away
-PERFORMANCE TEAM-
映像
10.WHO
11.OMG(Remix ver.)
12.High Light
13.Still Lonely
-VOCAL TEAM-
映像
14.20(Japanese ver.)
15.When I Grow Up(Remix ver.)
16.Don't Listen Secretly

17.Popular Song
18.Fast Pace
MC
19.Pretty U
20.Adore U
21.Mansae
22.Very Nice
映像
EN1.Laughter
EN2.Beautiful
EN3.Love Letter(Japanese ver.)
MC

沈黙‐サイレンス‐

遠藤周作による原作未読+スコセッシわからん状態でなんとなく観た本作。
エンタメどっかんどっかんな映画が好きなので、
決してタイプの映画ではありませんでした。
全編トーンがあまり変わらないので、やや退屈でもありました。
例え残虐なシーンがあったとしても、まったく揺さぶられない。
でもそれがすごく効果的で、常にこちらをフラットな目線でいさせてくれる。



でも驚いた。


漂う空気、気候や湿度や温度が日本のそれそのものだった。


ものすごいリアリティがあった。
リアルに感じられた。
本当にそれがすごかった。




心だけじゃだめ、形式にこだわるかの時代を想った。
日本人以外の監督が描く日本にこんなに「日本」という国のかの時代を感じさせられるとは思わなかった。
本当に海外のひとが撮ったのか疑うレベル。
最近の邦画における日本人が描く「日本」の滑稽さはなんなんだろうとも思う。
これは不思議な感覚だった。


画づくりに対するこだわりはビシビシ感じた。
最小限の音の選び方からも鍛錬された映画づくりなのがよくわかった。
非英語圏の日本ながら雰囲気で"英語を扱うことに違和感のない状況"がしっかりと提示されていて、説得力があった。


原作にはかなり忠実だそうなので、それに引っ張られた部分も大きいかもしれない。
そうとうな原作へのリスペクトがあったと思われる。
マーティン・スコセッシ監督が構成から練ったそうで、
日本を描くにあたって"日本を映像にする"ためにかなり勉強したと思うし、いろいろと趣向を凝らしたのだと思う。
だって本当に何度も言うけど日本人以外が撮ったとはにわかに信じがたい出来なんだもん。
なんてったってロケ地は台湾だし!えー!




キチジローが好みのキャラクターすぎて、窪塚洋介が最高だった~!
浅野忠信のいやらしい演技も冴えていた。(褒めてる)
日本人キャストのカタコト英語も逆にリアリティがあって個人的にはよかったと思う。
さすがスコセッシ監督のお眼鏡にかなっただけあって錚々たる布陣だった。
そこに小松菜奈ちゃんがいたことはたぶんこの映画のいちばんの謎。
主演のアンドリュー・ガーフィールドくんはストイックな激シブの演技で魅せてくれました。




ラストが惜しかったかな。
そこ、そんなにわかりやすくしちゃっていいの?って感じ。
作品の濃度が一気に薄くなった気がします。
また、ラストへ向けての終盤の展開も悪い意味で淡々としすぎていて、力尽きた感が。
でもその淡々さが、無力感や絶望感の演出になっていた気がしなくもないのでこれはこれでよかったのかな。(どっちだよ)


「沈黙」というタイトルには最初は違和感があったものの、観終わればなるほど。
救いであるはずのもののそれが残酷なものに変わるその静かな時間は、
エンドロールで痛いほど突き刺さった。