ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

カメラを止めるな!

いろんな方たちが声を大にしておもしろかったと言っているので、
私も声を大にして言いたい。




※以下、閲覧超注意!




本当に、事前に情報がなにもない状態で観るべき映画だし、
少しの情報でさえもノイズになります。
ネタバレは記載していないつもりだけれど、拙い私の感想でさえノイズになります。
自衛してください。責任はとれません。


残念ながら私個人といたしましては、「敗北した」というお話ですので何卒。




















えっとね、




なにがおもしろかったのかまったくわからなかったんだけど。つらい。




実は私だけみなさんと違うものを観てたとかなの???????
そんなことってあるんですか???




いや、だから「つまらなかった」というわけではなくて。
ちゃんとそれなりに楽しく観ましたし。
ただ、この作品の「おもしろい」をキャッチすることができなかったというか。


見せられたのは、ただただ「手法」かなと。
その「手法」が私にはあんまり新鮮に感じられず。
もちろん、それだけじゃなくて、"おもしろくしたいという「気持ち」"も伝わってくる。
でも私にはその"おもしろくしたい「気持ち」"が雑なコントにしか見えなくて。
しかも内輪ウケのコント。
「この映画を選んでくれたひとはきっと笑ってくれるはず!」、っていう、
ある意味では信頼関係のような内輪ウケ感。


異例の広がり方で盛り上がっている作品なだけに、
その祭りで踊れなかったことによってより内輪ウケをひしひしと感じてとてもさみしい。




少なくとも本作を観て、映画づくりへの愛みたいなものは私には感じられなくて。
どちらかというと"「映画づくりへの愛」をネタにしている"のように感じられて、
むしろまったく逆の印象を持ったというか。


おまけのようなストーリーも、"「手法」ありき"のものでしかないのがキツい。
なにがおもしろかったのかまったくわからなかったっていうのは、
「手法」しか読み取れなかったからなんですよね。
それは"「低予算」作品である"という開き直りに近い作品から放たれている主張も含めて。


たとえば登場人物の登場人物としての人間の温度が感じられなかったり。
「手法」の主張があまりにも強いので、もうそういう類のエンターテイメントなんだなって。
そういったエンターテイメント映画があってもぜんぜんいいと思うし、あるべきだと思う。
それはもちろん。




個人的には、最初の30分はハナからジャブだと思って観ていたので、
そちらのほうが普通にB級ホラーとして楽しめました(笑)


あと、ある登場人物を演じた女の子が、
『モーニング娘。'18』の「かえでぃー」こと加賀楓ちゃんにそっくりで、
そこはなんかおもしろかったです!(そこかよ)




作品の出発点が出発点なだけあって、
キャストに少なくとも私が知っている役者さんがいないという点は、
映画の内容からして奇跡なのではないかと。
これまで"有名役者が出演している"というだけで、
映画そのものの存在感がぐらつくような作品もいくつか観てきたので。


そういった作品制作におけるめぐりあわせや、
こうして口コミレベルで凄まじい勢いと熱量で拡散されていっているというめぐりあわせは、
どんなフィクションにも代えがたい、とてもすてきなことだと思います。
ただ、私とのめぐりあわせはうまくいかなかった。残念です。




本作はクラウドファンディングなどで集められた制作費300万円で作られた自主映画だそう。
無名監督・無名役者、それにも関わらずこのバズりっぷり。
私だって、最高だ!って、みんな観て!って大騒ぎしたかった。
そんな作品の支えになりたかったし、応援したかった。そちら側に行きたかった。
でもできなかったかった。つらい。


めちゃくちゃ期待していたこともあり、ものの見事に打ちのめされたのでした。