IVEのインスタグラムアカウントをフォローしたくなった。
これはK-POPアイドルを見ては勝手にアイドル当人の凄まじい苦労と苦悩を連想してしまうようになった私にとって結構な大事件。
IVEはIZ*ONE出身のウォニョンとユジンを擁するとのことで、
K-POPを追っていなくてもとても気になるグループだった。
けれどいざデビューしたら、びっくり。
現れたのは"IZ*ONEのウォニョンとユジンとその他4名"、ではなかった。
IVEはあまりにも「IVE」という6人組グループとして完成していた。
そしてこれは完全に私が日本人であることが大きいのだけれど、
なかでも個人的に日本人メンバーのレイちゃんがとにかく魅力的で興味を惹いた。
6人がそれぞれに独立した魅力を持っているのだけれど、レイちゃんの魅力は完全に私にぶっ刺さった。
ベビーフェイスだけどミステリアスな目元や表情、それからは想像しがたいフィジカル。
喋っている姿などを見るとなんかどーーーーんとしていてたくましい感じがカッコいい。
そしてなんとレイちゃんは日本の90年代ギャル発祥のギャルピースをK-POPアイドル界隈で流行らせてしまった。
ところによるとレイピースと呼ぶ場合もあるらしい。
まってふたつめのリズちゃんとの写真もめちゃかわいい…💗🖤📷💕✨with my bestie#IVE #아이브 #REI #레이#ELEVEN #IVE_ELEVEN pic.twitter.com/Vyw8kb9uox
— IVE (@IVE_twt) December 7, 2021
レイちゃんはギャルピしていない場合もラフな写真を撮る際にギャルを感じさせることが多いので、ナチュラル・ボーン・ギャルなんだと思う。
そんなレイちゃんはいまのところ黒髪前髪重めパッツン、みたいなザ・日本の女の子みたいなスタイリングを中心に施されているけれど、
それがしっかりとレイちゃんのビジュアルアイデンティティになっており、かつそれがシーンで受け入れられているのも嬉しかったりもする。
レイちゃんのことばかりになってしまった。
IVEの凄さは、こういったキャッチーで興味深い印象を6人全員ぶん持たせることに成功していること。
6人という人数構成はそういった作業にもしっかりと手を掛けるのだろうなと思ったりもする。資金も(やめれ)
(そういうときに私は"IVEになれなかった練習生がどれだけいたのだろうか"といちいち思いを馳せてしまうんですがね…)
…まぁそれも私がレイちゃんという個人に興味津々であるがゆえにレイちゃんまわりに対する解像度が上がっているだけなのかもしれないけど。たぶんそうだけど。
6人の確固たるキャラクターイメージが成立したうえで"IVEというグループとは"がデビューから2作連続でしっかりとこちらに届いているというのはとても凄いこと。
制作者と消費者が同じイメージを共有できているので売れているという事実は納得である。
6人の魅力が独特な楽曲イメージと綺麗に合致しており、唯一無二の世界観がそこには存在する。
なにより、IVEのメンバー6人が、いまされているディレクションをちゃんと楽しんでいるような気がすることが嬉しい。実際のところは知らんけど。
とても手寧につくられている印象のあるグループは見ていてすごく安心感がある。
この"しっかりと売れているという事実"は、私がIVEのことが好きだな~と気軽に思える一番大きな理由である。
もう、ブログタイトルどおりのひどいミーハーなのでこの人は売れているものが好きなんだなーって思ってもらって間違いないのですが、
K-POPウォッチから自ら離れたのは、ウォッチしていた間に悲しいことがありすぎたんですよ。
もともと私は「音楽が好き」というタイプではなかったので余計に。
本当にいろいろなことがあったけれど、一番ウッとなったのはとくにメディアで報じられることもなく、
"想像を絶するほどの凄まじい苦労と苦悩があっても売れなくて以下略"ということが当たり前にめちゃくちゃたくさん「ある」ということを、
わりと長く追った末に私自身がようやく「それ」に気が付いたということ。
なので、自分が素直に好き、かわいいと思うものが"しっかりと売れているという事実"は、穏やかな気持ちでコンテンツをウォッチできるという最大の理由です。
あまりに売れたデビュー曲「ELEVEN」を越えることは難しいのではと誰もが思っていたIVE、
2作目「LOVE DIVE」でこちらの予想を遥かに超えた強固なグループであることを示してくれました。
次はどういったアプローチなんだろうかと、こんなに楽しみなK-POPグループにまた出会えたのが嬉しいです。
心身ともに健康に、すくすく育ってくれ(重)