えっあなたK-POPまだウォッチしてたの?と思われそうだけど、
実はウォッチしてたんですよ。
マイ・ピック・2020
・Stay Tonight / CHUNG HA
ヴォーギング!コロナ禍に光のように差し込んだクリエイティブの力あふれる作品。
・Everybody(cover of SHINee)/ ONF
もうK-POPは…と思っていたのに一気に(私が)カムバックさせられた圧巻のステージ。
ワイアットさん!!!!!!!!
・神メニュー / Stray Kids
ヒョンジンくんの『Psycho』カバーがバズったタイミングと合致してグループそのものが一気に躍り出てきたという印象。
「楽しい」が詰まっていた。めっちゃ真似した。
・Naughty / Red Velvet - IRENE & SEULGI
コンセプト大勝利。敵わん。
・Criminal / TAEMIN
楽曲・振付・ステージ・映像・テミン、ゾッとするくらいすべてが完全にひとつの塊に。
・Like a Movie / B1A4
楽曲を見事に彩る映像のパワーが凄い。
メンバー体制が変わったにも関わらず、従来のロマンチックな世界観がしっかりと大人仕様になって続いてるのも素敵。
・HOME;RUN / SEVENTEEN
いつまでもセブチでいてくれるセブチは本当にえらい。
・Panorama / IZ*ONE
解散するな。
そして「everglow forever let's go」を一生唱えていたりした。
K-POPの底力
『BTS』というひとつの「ベース」のようなものが現れたように感じられるK-POP。
けれど、だからといって高みを目指すことを諦めないK-POP。
有人ライブ開催が困難になった直後にも関わらず、
ソッコーで独自のオンラインライブのフォーマットを打ち出した、
SMエンターテイメントによる『Beyond LIVE』登場の速さといったらもう。
第一陣は『SuperM』。
K-POPならではの圧倒的なスピード感で辿りついたであろう年末の『2020 MAMA』は凄すぎました。
現時点のオンラインライブイベントの最高峰では。
現状の全てを逆手にとった、新しい映像コンテンツとして本当に最高だった!
例えばオンラインライブはすべて生放送でなくてもそれを超えた別の感動をもたらすステージ映像を見せてくれたらそれは新しい体験になる。
『KCON:TACT』を経てさらに速く、新しく、コロナ禍のエンターテイメントを打ち出すK-POP、すごい。
受賞者がマスクをしていたのも、おお…となりました。
距離をとったからこそ
いまの心境・心情的には好きだと思うものを好きでいたいという感じなので、
アイドルの素晴らしいステージの裏にある死ぬような思いをわかっていながらウォッチするのはもう無理。
けれどやっぱりクリエイティブ的な面では無視することなどできない次々に現れる作品たちの魅力には抗えず、
結果的にいま現在の私が、私にとってちょうどいいと思える距離感でK-POPをウォッチしています。
これがあるんだよな~!、となる『FIESTA』という傑作。
自分が見たいものだけが見ることができる距離まで離れた、という感じでしょうか。
そのかわり、ひとつひとつすくい上げて文章に残すには、単純に語彙がついていかない。すべて感嘆詞で済んでしまいそうです。
そうなったのはやっぱりコロナ禍における自らのエンターテイメントを摂取するキャパシティが大きく狭まったことも原因としてあります。
映画やアートに触れることが心情的に容易でなくなったことと同じです。
そこへ日常的に安心してアクセスできるアイドルである『JO1』という存在が現れたことは私にとってとても救いになりました。
アイドルの人生
好きなグループが入隊期に入ったのも大きいです。
私は主に自称『EXO』と『VIXX』のファンでしたが、入隊前こそいろんな意味で大暴れしたものの、
過酷なK-POPアイドルの世界を思えば、よくぞここまでアイドルとして輝いていてくれたなぁと自然と感謝の方向へ感情が大きく傾きました。
以前もいくつかの記事に書いているけれど、お互いもう大人だし、お互いにいい人生歩みましょうね。という謎の地点に到達しました。ので、もう見届けたなと。
みなさんもう立派な大人の男性です。
とはいえ、これはそれなりにショックでしたが…
彼らを応援(?)していた時期は、私にとってあまりにもK-POPはまぶしくて、
薄暗い部分が見えないくらいにはおもしろくて楽しいだけの日々でした。思い出。
薄情でごめんね
そんなこんなで薄情を極めていたのでサバイバル番組はふつ~に楽しく視聴していました。
『I-LAND』も見てたよ。
"あの"『I-LAND』を笑えないというのがいまの空気かと。
『Road to Kingdom』は脱落制度という難点があったけれど、印象的なステージがたくさんありました。
単純に、魅せよう・勝とうとして作り上げられたステージとパフォーマンスを見せてもらえるのが嬉しいし、楽しい。
2020年に大ブレイクを果たしたおまごる先輩。
毎回お祭りのようなプログラムで全てのパフォーマンス映像がスペシャルステージだなんてなんて贅沢なんだ、と。
出演者側の消耗にまで思考を巡らせてしまうとしんどいのですが、それは自分で回避できる。
たくさんの知らなかったグループの「良さ」を知ることができました。
「NCTの番」が
ついに、ようやくきましたね。
ずっとずっと待っていました!
『NCT 2018』を経て、『NCT 2020』がアナウンスされたときの盛り上がりたるや!
元日SMTOWN、私は音楽がよくわからないし最近K-POP自体をあまり聴いていないというのもあるけれど、
エスエムの音楽ってなんか落ち着く…というか安心する…というのを実感。実家み。
「エスエムとは切れた」とか言ってたのにね…
くノ一ギャル・エスパちゃんのこれからも楽しみです。
ちょっと違う話になるけれど、イ・スマンがプロデュースしている『LOOΠΔ』はいったいどうなるのでしょう…る~なヴァ~スはいづこ…
ご挨拶
日本に、『JO1』と『NiziU』という、ふたつのまったく違ったかたちの"オーディション発・K-POPルーツ・アイドルグループ"が現れた2020年。
当ブログはひとりでぽつぽつと記録を残す場として始めましたが、
気がついたらたくさんの方がK-POPの記事に感心を持って下さり、
直接交流することはできなかったとしてもインターネットでたくさんのひととの繋がりを感じられる場所になりました。
K-POPがあったから。
そんなK-POPを自分の気持ちや心を守りながらですが、
これからも自分のペースで楽しんでいきたいと思います。
2020年、ありがとうございました。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします!
了!