ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

EXO 「Overdose - 中毒」 ミュージックビデオ


\\待たせたな!//


今回もいろいろ「流出」しましたね。
\ヨッ!/\流出ドル!/


そんななか、2013年のK-POPシーンの覇者・EXO様のカムバックでございます!


当初の予定では4月21日にミニアルバム2集『Overdose(中毒)』でもってカムバックの予定だったEXO。
すでにカムバックショーケースを4月15日に終えています。
予定より16日遅れのカムバック。


いま現在、不測の事態によるK-POPアイドルシーン活動自粛状態のなか、
もともとのスケジュールの影響もおおいにあるけれど、先陣をきるあたりがのがさすがの「デセドル」!
「デセドル」の宿命すら感じます。




▼Korean ver.


▼Chinese ver.




最初は「また"360度仕様"かよ〜」と思ったけれど、
キビキビ動くカメラワークと、煽るような複雑かつ計算されたカット割がかな〜り格好良い。
グイグイ引き込まれます。さすがSMエンタ様。


もう(すでに)今年のSMエンタドルではもはやお馴染みになった"360度仕様"カメラワーク。
『ウルロン(Growl)』から数々の先輩方の振り付けに継承された流れで、自分んとこに戻ってきましたね。
今回は振り付け自体は最初の組体操だけアレ(←)でとくに奇をてらったようなものではないと思います。
繊細な動きを群舞で魅せる様子は秀逸で、それが成立して、かつ12人揃う光景はさすが見ごたえアリ。
クライマックスに向かって昂る構成はグググッとこちらを惹きつけます。
ラストのカイルゥのダブルセンターの間からタオちゃんが回転しながら前へ飛び出してくるところなんかは感動すらします。
"6対6=12"の方程式をフル稼働していてミュージックビデオではそれをうまく利用している。


前半のちょいダサストリートスタイルからの〜後半のエレガントスタイルと、衣装の振り幅もイイ感じ。
照明効果等もばっちりキマってます。




※以下、グチグチネチネチ愛ゆえの文句を垂れています。私の愛は歪んでいます。
 たまたまこちらをご覧になった方はそのへんのご了承をよろしくお願いいたします。
 もしくは\Turn back!/してください!






ダウナーでアンニュイな楽曲は退屈。
持ち歌の『狼と美女(Wolf)』・『ウルロン』と東方神起先輩の『呪文(MIROTIC)』を足して割ったような感じ。
本国ではこういう曲がウケるんですかね。
個人的に、いまだに『ウルロン』の良さもイマイチよくわからないもので(滝汗)
聴きこんでいけばスルメ曲になるのかな。




私は『VIXX』のパフォーマンスが好きです。(唐突)
一歩間違えると"VIXXのそれ"になっちゃいそうなコンセプトを、(あくまで私個人がそう感じているだけです)
多人数なことも含め、まったく新しい表現に仕上げているのがおもしろい。
人間の泥臭さ(褒めてます)が伺えるVIXXの振り付けと比べると、f(x)先輩のような幾何学な振り付けがキーになっていると思います。


今回の活動はMV公開前に、すでに『EXO-M』が主に中国圏で活動を行っています。
"K、Mそれぞれ6人だけのステージ"になると、う〜ん、やっぱりVIXXのお兄さんたちと比べてしまいますね〜。
人数ではごまかせない。
VIXXはイロモノ路線ながらチームが一丸となって表現に真摯に取り組んでるのがビシビシ伝わってくる。
対するEXOはメンバーひとりひとりの楽曲の世界観の理解度に幅があるような。
だからちょっとバラけて見えちゃう。
"(トニー・)テスタ・ザ・ミュージカル"は"見せる角度"がある程度決まっているからそれから少しでもはみ出しちゃうと、とたんにダサい。
あとはメンバー個々の表現力・スキルにも差があるのでまとまりに欠ける気がします。
贔屓のMっ子のパフォーマンス(カメラワークはチャイナ仕様)でこんななんだから、
Kっ子のパフォとかどんだけケチつけることになるんだろう(予測)




ちなみに。
カムバックSCでのカイくんの悪魔が乗り移ったかのようなパフォーマンスには、度肝を抜かれました。

必見。VIXXのお兄さんたちもびっくりの憑依っぷり。




ココのチームはもっと適材適所にこだわってみてもいいのにと思うんです。
だってダンス曲はただでさえ生歌率がグッと下がるんだもん。
私はやっぱり生歌が聴きたい。歌えるメンバーがいるのに勿体ない。
それと、前回の活動等で回を重ねるごとにパフォーマンスがダレてくるのを見てきてるからそう思うのかな。




ミュージックビデオはダンスを見せることに注力するとどうしてもダンスショットメインになっちゃう。
あとは衣装とセットとヘアメイクと…もろもろチェンジするだけ…そしてそのどれもが既視感ありすぎる。


さすがにこの路線はもう飽きた\(^o^)/


って感じっす!
いや〜我ながらEXO愛、うっす!!!いいのか!!??
むしろ"愛ゆえ"ですよ!信じて〜!


これからステージ重ねるごとにメンバーのポジションや見せ場を学んでいければいいなと思う次第です。
(私が)精進いたします!!!!!
今回、オンタイムで"『EXO-K』だけ"・"『EXO-M』だけ"での活動を追うのは初めてになります。
それによってまたえくそちゃんたちの見方に変化があるかもしれないと思うと楽しみです。





そして。
K-POP激流の裏側は常に「刺激」を求める隣国の国民性があるからなんだろうけれど、
それがストップすると=「刺激」がなくなるわけで。
そうするといかにして燃料を抽出して空白の時間を埋めることができるのかという話になるわけです。
今回のカムバックで、私はつくづく"自家発電型のヲタ"じゃないなぁと思い知りました。
けれど、そんな受け身で流されるだけのスタイルは嫌いではないです。(クリスか)