みんな大好きSMエンターテイメントのクイーン・オブ・人たらし(褒めてます)、
f(x)・アンバーがソロデビュー。
キャラクターをイチからつくりだす必要のない気楽さのようなものは、
長年にわたって「アンバー」という個性を育てていった事務所の努めの賜物。
だからね、ソロデビューの噂が出たときからものっそい楽しみにしてたのです。
そして産み出された作品からは彼女は事務所からもとても愛されているのがよくわかる。
カラフル!ポップ!ビート!、だけじゃなくてアーバンな雰囲気が漂うのがシャレてます。
記念すべきデビューステージ!
ストリート感がありながらキャッチーな振り付けがイイ感じ。
でもね。
そのアンバー、知ってる。
例えば、『SHINee』のテミンやジョンヒョンのソロデビューはダーク・セクシーが全面に押し出されていて、
健康☆キラキラ☆、な、本体『SHINee』とは間逆のアプローチをしていたのが印象的。
ふたりは"いままで見せてきたものとは違った一面"を披露してくれました。
(ちなみにジョンヒョンソロは私にはあまりにも渋すぎたのです…)
そんなSHINeeのふたりとは対照的。
いろんなひとが見てきた「アンバー」というキャラクターを、ピッタリと具現化しているような気がします。
それは、あくまでも『f(x)』の延長線上なんだよなー。
個人的には、"見たことのない「アンバー」"が見てみたかった。
とくに、f(x)初期のマニッシュなイメージの復活や、
『Red Light』活動でのにじみ出る色気が混在したものを欲しておりました。
なのでぶっちゃけ肩すかし感もアリ。(あくまでも、個人的に!ですよ!)
先に公開されたリリックビデオでは、彼女のバラード歌唱をじっくりと楽しめます。
けっしてキャッチーではないけれど、アンバーの「心」のようなものが垣間見れる。
毎度のごとくぼやいてしまいましたけれども。
「セクシー」か「清純」かの両極にパックリ分化しているK-POP女子アイドル界に、
「アンバー」というジェンダーレスな存在感は一石を投じるのではと思います。
そして、ガチで凄まじいコミュニケーション能力を持つ彼女。
そういった面も含めて、ソロ活動でもって「アンバー」という超個性の存在のあり方がどうなるのか楽しみです。
活動丸被りのポミニッ、ヒョナバーにも期待♡