これのつづき。
『Why So Serious?』をめぐる冒険。
・4月22日 『Why So Serious?』のミュージックビデオのティーザーが公開
「うぇーーー!!!ジョンヒョンがいないーーー!!!まんなかがいないーーー!!!
今回はリパッケージアルバムじゃないから、『Dream Girl』のMVと平行して撮ったと勝手に思い込んでた分ショック……
SHINeeは5人でSHINeeだよー……
ティーザーの印象でしかないけどChapter1『Dream Girl』の収録曲みたいだなーと思った。
『RingDingDong』や『LUCIFER』みたいなベクトルで攻めてくると思っていたから意外。
そして相変わらずコスパの良さそうなMV。
SMエンターテイメントのMVってなんでこう、箱の中で撮ってます、なMVが多いんだろ。
ハロプロのMVづくりみたいになにか方針でもあるのかな。あるんだろうな。」
・4月23日 第3集 Chapter2『Why So Serious?』のハイライトメドレーが公開
「タイトル曲『Why So Serious?』のティーザーだけだとイマイチな印象だったけど、確かにChapter1とは違う!別物!
しかも今回も良盤のニオイ!!!アルバム2枚連続リリースでこのクオリティは凄い!
しかし、この高品質な楽曲群を考えると、ジョンヒョンは相当迷惑をかけてるんだろうな~。
これだけ気合いの入ったカムバックなのに活動にセンター・メインボ−カル不在とか。
強行でリリースしちゃうのもどうかと思うけど、スケジュールがこれ以上ずらせないのはわかってるし。
SMエンタ側も悔しいだろうなぁ。」
・4月25日 24日に台湾で行われた『Mカウントダウン ニーハオ台湾』公演が放送
「いや~、SHINee凄いわ。
『Dream Girl』、あの振り付け・あの歌唱でひとり不在であることをまったく感じさせないパフォーマンスは圧巻。
練習時間もそんなになかったと思われるなか、この完成度。
テミンがマイクスタンドを倒してしまったけれど、顔色ひとつ変えず、あまりにも堂々としていたので、最初はミスに気付かず。
プロ中のプロですわ。アッパレ!
逆に言うと、韓国アイドルのこのあらゆる面での適応力って良くも悪くも不在のメンバーの存在をかき消す勢いがあるんだよね。
長年の鍛錬の賜物。
だからできるだけ長期離脱は避けたいところで。そしてそれはすべてのグループにいえる。」
・4月26日 正午に音源とともに『Why So Serious?』のミュージックビデオが公開
「全員ビジュアル良すぎでしょ!!!
テミンのデコ出しが素敵すぎてぴえ~~~~~!
っていうか完全にテミンがメインボーカル……!
キーくん美人!オニュがワルジンギ!ミノくん楽しそう!
楽曲自体はテンションが高くてあまり緩急がなく感じるので聴き慣れていないとちょっと疲れるかな。
MVの色彩やそのバランス、セットの雰囲気がSUPER JUNIORの『A-CHA』を思い出させる。
通して聴くと、なるほど、やっぱりChapter1は毛色が違う。
繊細なジョンヒョンがこのMV見てガチ凹みしてるかと思うと(涙)
多すぎるテミンのパートを考えると、ジョンヒョンのパートをテミンがまるっと歌ってるのでは、と思えてきた。
とりあえずジョンヒョン早く戻っておいでぇぇぇ~~!!!」
・4月26日 音楽番組『ミュージックバンク』にてカムバックステージ
『SHINe(Medusa I)』と『Why So Serious?』を初披露
おいおいSHINeeって完璧じゃねーか。
圧倒的デース。このステージを見て、ようやく"Chapter2"を理解。
『SHINe』と『Why So Serious?』の二曲で先にリリースされている"Chapter1"とは全然別物だということがわかりました。
そのうえ"Chapter1"と"Chapter2"のふたつ合わせて"3集"というひとつの作品であるということも大納得。
やっぱりSMエンタのクオリティはあらゆる面で他と一線を画しています。
既存の楽曲イメージにとらわれず、"3集"という名のSHINeeの新しいかたちを
ふたつの切り口からアプローチするチャレンジ。
そしてその与えられたものを自らのものにし、体現しちゃうSHINeeが本当に凄い。
Mカ台湾に続き、ジョンヒョンの不在をまったく感じさせません。
ステージがしっかりと完成・完結しています。
他のボーイズグループが爽やかわいい春曲ばかりななか、パンチのあるステージはインパクトがあります。
『SHINe』は男性らしさがや哀愁が漂うスマートなパフォーマンスが貫禄アリ。
『Why So Serious?』は、MVだけ見るとポップなイメージだったので、あまり『Dream Girl』との幅を実感できなかったのですが、
ステージを見て、楽曲の印象がかなり変わりました。
今までにないゴキゲン(古)でありながらワイルドな歌唱が雄々しく、惹きつけられます。
生歌披露も期待大!
ロック色の強い楽曲にのせてダイナミックななかにコミカルな要素をちりばめるパフォーマンスが楽しい。
まだあまり見どころ等はつかめていないのですが、とにかくミノくんがイキイキしてる(笑)
声や顔も含め、身体全体があますところなくびょーんびょーんと跳ねてる気がします。
ちょっとイラッ☆とする感じもなかなかツボです(笑)
キーくんが積極的に遊びを入れてきてくれるのも嬉しくなりますね。
そして、しっかり音源を確認したところ、良かった…!
ちゃんと音源にはジョンヒョンの声入ってる!!!
最後の雄たけびなんかは、やっぱりジョンヒョンだナ~!、という感じ。
しかしやっぱり"メインボーカルはテミン"感は否めません。
これがジョンヒョンの事故の影響なのか、はじめからこういった采配だったのか。
というわけで、二回連続カムバックは完璧だっ……
いやいやいや、
ジョンヒョンいないじゃん!!!
センター・メインボーカルがいないじゃん!!!
…
…
…
そんなこんなで「おいおいSHINeeって完璧じゃねーか。」と大興奮+大感動してたけれど、
実はそれって"「ひとり欠けた状態でこれだけできてる」補正"もおおいにあるのではないかということに気づいてしまったんですね。
しっかりフルメンバーで活動できていたらこんなにいちいち反応できていなかったのではと。
"4人での活動"が今まで見たことのないSHINeeの新しい一面までもを見せてくれちゃってる。
ひとり欠けたことで、メンバーのパフォーマンスがいつもと違うように感じる。
もちろん、楽曲や振り付けの影響が大だと思うのですが、とてもシャープで洗練されて見えるんです。
かつのびのびとしていて余裕すら感じられる。
それはSHINeeのキャラクターがそれぞれ立っているからこそ、見せ方が変わることで違った角度から個性がより際立って見える。
これは間違いなく収穫だと思います。
う~ん、なんだかとっても皮肉ですね…。
ということで、結論!
くれぐれも怪我には気をつけましょうね!