ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

2021 JO1 LIVE "OPEN THE DOOR" in 幕張メッセ 国際展示場 9-10ホール

日付の感覚的には、長く濃い11月20日を過ごしたという感じです。


〈参加公演〉
▷【2021.11.20 SAT】
2021 JO1 LIVE "OPEN THE DOOR"〈夜公演〉 in 幕張メッセ 国際展示場 9-10ホール
▷【2021.11.21 SUN】
2021 JO1 LIVE "OPEN THE DOOR"〈夜公演〉 in ライブストリーミング





いったい何から記せばいいのか・・・・・・
『OPEN THE DOOR』公演は「ライブ」というより「体験」としてこの先も自分の中に強く残るのだと思う。


コロナ禍のなかで扉を開く


当初、本公演(以下OTD)には参加する予定はありませんでした。
一番最初のチケット先行販売がスタートしたのは確かコロナウィルス大流行の真っただ中。
11月下旬の日本がどうなっているかもわからず、しかも場所は試される会場・かの幕張メッセということで見送る予定でした。


その時点では9月に行われたKCON公演とOTD公演の開催が発表されていて、
私はご時世的にKCON公演だけでも参加できたら御の字だ、と思いKCONのみに込んだところ当選し、参加することができました。
けれど、あまりKCON公演が楽しめなかったということは該当記事の通りです。
いま思えばとても贅沢な話なのだけれど。


KCON公演後、私も2度のワクチン接種を終え、
気がつくと世の中はずいぶんと落ち着きを取り戻していた印象があります。
少なくとも私の視野の中では、の話ですが。
そして、私はというと、結構、いやかなり落ち込んでいました。いろいろあって。


そんな状況のすべてが私を後押ししました。
けれど、OTD公演に行きたい、そう思ったときには、すでにチケットの先行販売はすべて終了しており、残すは狭き狭き門・一般販売のみでした。
思い返すとこの時点で一般販売とはいえまだチケット応募に間に合ったのは奇跡です。
もともと行く予定がなかったことを考えれば、と勢いで急いで応募。
そして当選。うそでしょ。
さらにそのあと行われたグッズ販売抽選にも当選。うそでしょ。


が。


余った勢いが招いてしまったのでしょうか、
ここから自らのミスで電子チケットが受け取れず、そわそわするしかない約一週間を過ごすことになります。
不安しかない約一週間でした。
自覚している自分のミスを詳細に書き、送った問い合わせメールの返信が届いたのはOTD公演初日・19日の昼でした。
そしてそのあとには顔写真もすぐに登録することができました。
その時点で問題は全て運営サイドによって解決され、ホッとはしたものの現場にたどり着くまではどうなるかわからないと思わせるのが電子チケットと幕張メッセという場所です。


それでも、ここが最難関だと思っていた。
そう、このときまでは。



素晴らしいライブだった



想い。



いちばん感じたのは「想い」って本当に届くものなんだなって。


20日夜公演現場・21日オーラス配信の合わせての感想になるのだけれど、
会場でも配信画面からもJO1のメンバーのパフォーマンスから感じるのは「想い」の圧でした。



伝えたい、届けたいっていう想いがビシビシ伝わってくる。


公演タイトルどおり、でっかいDOORがOPENして横一列に並んだメンバーが登場するのだけれど、
個人的な体感だと、あのとき多くのオーディエンスの口から思わず声が漏れていたと思う。
すごくささやかだけど「キャ…」みたいなそういう黄色い声のようなものが聴こえた気がするんですが私だけ?


JO1のメンバーにしっかりとステージに立つ姿を見せつけられたあと、純喜が放つ「ボントゥビワーーーーーー」で公演は幕を開けます。
一斉に花が開くように会場内は彩られ、多幸感と高揚感に包まれます。
すべては『Born To Be Wild』で始まりました。



一般販売席だったのでそれなりの座席を覚悟していたのだけれど、
ラッキーなことに、遠いには違いないけれど肉眼でメインステージのJO1の姿が見える位置でした。
むしろ近いはずのセンターステージの方が私の背が低いので個人的には見えずらいかなと。
もちろんメンステ肉眼といってもそれはそれなりなのだけれど、幕張メッセでまったく実物が見えないライブを経験しているので(某ワナワン)それと比べれば御の字です。
また演出のほとんどを担うモニターもどデカさをしっかり感じることができる位置でした。
ということで個人的にはアリ寄りのアリの部類に入ります。
ファンクラブに入りたがらない一般販売席ドルヲタを長年やってきた経験がここで吉と出るとは…(JO1は例外)


その席まで届くJO1の気迫を持ち帰ったまま、翌日のオーラスを視聴したので、もうOTD公演、大満足です。



最初からJO1の超パフォーマンス曲が続くのですが、序盤はのハイライトは『Speed of Light』かなと。
語彙力完全消滅、JO1のパフォーマンスの凄さでぶん殴られました。


20日夜公演ではまさかの『JO1 ATELIER』シリーズのラップ班(大平・川西・木全・鶴房)が登場。
披露された『Get Back』ではステージでそれぞれが自由に振る舞う姿が印象的。
サングラスかけた卍クミさん卍が炸裂していました。
21日オーラスでは『JO1 ATELIER』を再構成したダンス班(川尻・佐藤・白岩・豆原)のスペシャルステージが。
これが川尻蓮のソロダンス…と思いきや照明の関係でよく見えず涙。あとお衣装がね(涙)


『ツカメ』が…すごくよかった…………



ずっとV字フォーメーションだったのにいまは横一列にみんな並んでるんだよ………………


終幕を飾った『REAL』は個人的にはバチバチのパフォーマンスで見たかったなと。
歌詞のメッセージ性に着目する方の、ツイートなどを読んでは「なるほど」とは思う一方で、
私のなかではパフォーマンス曲であるという認識の方が大きいんですよね。




メンバーひとりひとりが、というより『JO1』そのものがいきいきしていてはちきれそうで、凄かった。
会いたかった、自分たちを見てほしい、そんな想いもすごくすごくそこにあった。


なかでも目を惹いたのは景瑚くんと鶴かな。
景瑚くんはあのスタイルとそこから繰り出されるダンスに強い自己主張に近い前のめりさが加わって、もう目立つ目立つ。
金髪の鶴房汐恩さんはハリウッドから来日したビジュアルでもう大変でした。造形が国宝。


ライブはステージ映えナンバーワンこと憑依型アイドル木全翔也の本領発揮の場。
煽りというよりは自分自身と仲間を奮い立たせるような激しい声出しでパフォーマンスを激アツにしてくれました。
やっぱり木全は"JO1のパフォーマンス"の屋台骨です。スタミナもすごい。


みんな見たことのないような目つきをしていて。
攻撃的とまではいかないけれど、突き刺すようなすごく強い目をしていました。



イコールそれらはオーディエンスがいるからこそ引き出されるものだということも目の当たりにしたわけで。
JAMが目の前にいるJO1のパフォーマンスは明らかにこれまでとは様子が違っていて、
私の好きなJO1に変わりはないのだけれど、私の見たことのないJO1だった。


OTD公演のJO1は、いい意味で手が届かない存在だった。
選ばれた人しか立てない、ステージ上のアイドルで、芸能のプロの人たち。


それくらい有観客単独公演のJO1は凄かった。
それは私がずっと見たかったJO1で、本当にカッコよくて尊かった。




ステージ構成に関しては、お世辞でも良いとは言えないかなと。
幕張メッセのイベントホールでライブを開催するという事はどういう事なのかをわかっていたスタッフがいたとは思えない。
スタンド席などないまっ平らの箱形会場に対してあまりにも不相応なステージ構成でした。
米粒でもゴマ粒だったとしても実物がまったく見えないのはナシだよ。
正直、国内アイドルのライブとしてはチケットが高価だと感じたので余計にそう思いました。
(知ってます知ってます、韓国企業CJの取り分が多いのは知ってます)
もともとはツアーの予定だったのをギリギリまで様子を見て結果的に一箇所の会場で5公演ということになったのだから致し方ないのは理解ができるのだけれど、
次回はその点が配慮されることを願っています。




VCRもわけわからんところも含めてとても楽しかったです。(一部、それはちょっと、というのはあったけれど)
オンコンからのブラッシュアップがすごい。


…彼はなんで泣くとおでんくんになるんだろう(単純な疑問)



いちファンの最低限の礼儀


初めて現場で史上最悪の超ド級の体調不良になりました。
最難関はここだった。


前からあった症状なのに病院にも行かず、なんとなく「大丈夫だろう」という過信が意図せずたくさんに人に迷惑をかけ、お世話になることになってしまいました。
ライブを楽しむためにも、ステージ立つひとへの礼儀として、自分が健康であることもマナーだと痛感しました。


公演の前に、友だちがLINEで言ってくれたんです。

「行く気持ちになれて、駆け込みで応募して、当たって、トラブルがあったけれど行けるようになって…それはもう公演に呼ばれている」

と。


なんかもう…改めて思うと本当に公演に参加するまでの流れが奇跡みたいな感じじゃないですか。
しかもさりげなくマウント取りますけど(最悪!)いまのところ数少ない有観客ライブイベントに参加し続けられているわけで。
そんな度重なるラッキーに恵まれているのに、いま自分がいる場所で行われているライブに全力集中ができないだなんて、
自分自身も悔しいし、多方面に対して失礼だなと思いました。


結果的に20日は現地でホテルを手配し、会場近くで一泊することに。



第一章の終わりと第二章のはじまり


そんなこんなで個人的にいろいろ…いろいろあったものの、
終わってみればライブの核みたいなものはしっかりと感じることができるくらいにはとても楽むことができました。
私はいったいどこでそんなに徳を積んだのだろうか…


初めて『JO1』を見て、これは推しますと思ってから約2年弱。
その間になぜ・どうしてを思わないのは無理があって、
ファンミの思い出は風化しそうになっていました。



けれどこうして再びステージのJO1を見て、
あれから2年弱経ったいま、当時とは違った「好き」が私には芽生えていて、だからこそ改めて推すわと思いました。


あと、明らかに誰にでもわかる2年前から変化した部分があるのだけれど、単純に持ち歌が増えました。
というか、CDリリースのたびにだいたい4曲ずつ増えていく感じなので爆増です。
JO1のすごいところのひとつに「もれなく曲・振り付けが良い」っていうのがあるんですよ。
そんな曲で構成されたライブは当然のようにその場にいるだけで楽しい。


こんなに素敵なJO1がまだそんなに知られていないこんな世の中はイヤです。



そう思える存在がいる私、本当にラッキーなんですよね。
JO1、私の人生を豊かにしてくれて本当にありがとうございます。






〈21日・夜公演〉
1.Born To Be Wild
2.OH-EH-OH
3.GO
4.Safety Zone
5.Design
6.Speed of light
7.NEVER ENDING STORY
8.MONSTAR
9.Freedom
10.Dreaming Night
11.Blooming Again
12.ICARUS
13.Shine A Light
14.Run & Go
15.ツカメ~IT'S COMING~
16.僕らの季節
EN1.Prologue
EN2.REAL




出典:

俺たちのモデルプレス様



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