ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

アンジュルム 2018秋「電光石火」夜公演 in パシフィコ横浜 国立大ホール

たぶん『アンジュルム』のファンでいちばん影響力のある蒼井優御大のおかげであろう、
アンジュルムにテレビドラマのオープニングテーマのお仕事が到来。
かつ蒼井優がコラボレーションと称し、アンジュルムの公式チャンネルにご登場です。



そう、蒼井優は自らの仕事に絡ませてくれちゃうくらい『アンジュルム』が好きなんですよ!
そんな『アンジュルム』、気になりません?気になるでしょ?




…私がいまの『アンジュルム』にできることといえば、これくらいである。


"韓国のアイドル"の「ファンダム」というものに首をかしげながら、
逆に"日本のアイドル"にはファンダムというものがないんだんだよなぁと思いつつ、
AKB48選抜総選挙』というものの存在が浮かんだ。


あれこそ、"日本のアイドル"のファンが唯一、
「アイドル」というプロジェクトに首を突っ込める機会だったなぁと。
だからこそ、それが原案になった『Produce101』シリーズが、
「ファンダム」という存在の機嫌をうかがわなければならないような韓国のアイドル界隈でウケないわけないんだわ、と妙な納得をしてしまった。






諸行無常


公演数日前に突き付けられたのは"『アンジュルム』に新メンバーが加入"との一報だった。


日本のアイドルグループをこんなに箱で好きになったことがないから、
メンバーチェンジがこんなにもつらい。泣きそう。
しかも情弱だからこれから卒業するメンバーのブログで知るという。
ていうか、和田彩花さん…このブログは反則だよ……


この前参加したアンジュルムの武道館公演が、
本当にすごくて楽しくて幸せで、もっとたくさんいろんなひとに見てもらいたくて、
なんでこんなにこの素晴らしさが世の中に知られていないの!?、と怒りすらわくくらいで…



「あやちょがいるアンジュルムを一回見ておきたい!」という気持ちが、
「10人の、私が武道館で見た大好きなアンジュルムをできる限り見ていたい!」という気持ちにすっかり変わってな……




正直、10人のアンジュルム楽しいかわいいかっこいい最高!の気持ちだけでいたかった。
それは武道館公演で「ちゃんと」好きになった『アンジュルム』というグループに対して、
きっと最初で最後の体験だろうなと思ってたから。
だから、それ以外の複雑な気持ちが生まれるのが悔しくもある。


メンバーが増えることについては否定的ではないです。
だって武道館公演で初めてふなっきとかわむーのいるアンジュルムを見て、
「ふなっきとかわむーがいる10人のアンジュルム」が大好き!ってなったんだもん。
ただ個人的な気持ちとしての複雑さがあるんです。


でもとにかく、最後に、私が大好きになった10人のアンジュルムが見られることは確実で、
チケット情報を送ってくれたチケットぴあ様と、チケットを購入した過去の自分に感謝です。
新メンバーにはごめんねだけど10人のアンジュルムがまだ見られるんだと。
もうあやちょが卒業するときは「10人のアンジュルム」ではないんだもんなと。






「10人のアンジュルム」は、やっぱりめちゃくちゃかっこよかった。





まさに電光石火。



いまのアンジュルムのライブステージそのものを表したようなタイトル。
ずばりそのことばのとおり、あっという間のひとときだった。
最初から最後まで、本当に、パフォーマンスがかっこよくて。
勤労感謝の日にいちばん勤労感謝したい、『アンジュルム』というグループ。


とにかくスピード感がすごくて…って2時間弱だったんだけどもね。それでもね。
まるでなにかと戦っているかのような『アンジュルム』はめちゃくちゃかっこよかった。
とくに前半はシルバーを基調にした衣装がスペーシーで、
セットやレーザーのような照明ともよく合っていて壮大!
さながらファンタジーのなかの女戦士。



かっこいいし、



ふいに結構な頻度で泣かされるし。


ただ、謎のチャイナリスペクト(?)のダンスパフォーマンスコーナーはなんだったんだ…!
いや、かっこよかったんだけどね!?


さすが、ガールクラッシュ・アンジュルムの現場は、女の子のファンがめちゃくちゃ多い!
最後の10人での集合写真は購入することができませんでした(号泣)
記念に買ったランダム生写真は、なんと本日誕生日を迎えたタケちゃん!!!!!
メインビジュアルが素晴らしい舞台『アタックNO.1』のチラシも貰えて嬉しかった。
今回も上手側ファミリー席+某キンブレ。




まじでミュージックビデオの制作班は反省して欲しい。
テレビなんかの露出がないからしょうがないのだろうけれど、
MVを無料でフルサイズ公開しているぶん、その印象ばかりが強くて、しみじみステージで「こんな曲なの!?」ってなる。


そういったMVらは、もちろんイメージもバラバラなわけで。
でもそれらをひとつの公演で「アンジュルムのライブ」というものの一部にしてしまう圧倒的なパフォーマンスは本当にすごい。
そういう意味ではアンジュルムのライブのすごさがよくわかるという面でもあるのだけれど。
でもね!布教しにくいんだよ!もっともっとアンジュルムのすごさは知られてほしいの!


でももちろん例外だってたくさんあって。
今回はアンコール1曲目の『46億年LOVE』でミュージックビデオと同じく、
突然イントロで奥からばばば~~~~って出てきたのはまじでよかった!

いやもうまじでアンジュルム本当に最高に最高だから天下取ろうぜ!?
みんなこれ聴いてハッピーになろ~~~~~あ~~~~~好き~~~~~~~~~・・・・・


直近にリリースされたダブルタイトルシングル『46億年LOVE / タデ食う虫もLike it!』は、
めずらしくふたつともミュージックビデオがそれぞれイイ!、って思ったし、
ふたつのMVのタイプが全然違うことで、幅の広さを一気に見てもらえるいい例ですよね。
最初は『タデ食う虫もLike it!』は楽曲がちょっとイマイチだと思っていたのだけれど、
『46億年LOVE』のあとに聴くと、いいじゃんいいじゃんってなりました。


で、今回はなにがイイって、

アンジュルム当人たちによるリアクション動画が最高なんですけど!!!!!
かっこいい~~~かわいい~~~ギャハハってアイドル自身たちがちょ~~~~盛り上がってるの最高…アイドルたちが嬉しいMVが最高のMVだよね~~~~~~~~~!
いやもうまじでアンジュルム本当に最高に最高だから天下取ろうぜ!?




閑話休題


みんな秋冬メイクというか、スモーキーなメイクで、
ずば抜けて似合っていたポニーテールの勝田クイーン里奈様がめちゃくちゃ綺麗だった。
かみこは、なんかいちばんどーん!、としていて、
何にも動じないのではというくらいのどっしりとした貫禄でいらっしゃったので本当に驚く。
たぶん新メンバー発表で明らかにあわあわしてる感じがにじみ出ているように見えたメンバーたちのなかで勝田さん並みにどっしりしてた。



そう、アンジュルム、というかハロプロの厳しさに打ちのめされた。



「(ほぼ)初めて一年以上同じメンバーでやれた」っていうりなぷーの発言に白目むいた。
ふだんは公演前にメンバーのブログとか見たりしないのだけれど、
今回はたまたまにたまたまが重なって、たまたま読んでしまって。
もうね、みんないまの10人のアンジュルムをめちゃくちゃ愛してるし、
あやちょのいなくなった9人のアンジュルムで自分がどうしていったらいいのかってめちゃくちゃ考えてたんじゃん。。



結局はラブでしょ!


箱推しってこんなにしんどいのかと。
(メンバーが)10人のアンジュルム愛してる最高最強ハッピー!!!!!、みたいなのを、
これから入るメンバーが見てるのにそりゃ炸裂させられないよ!最後なのにあんまりだよ!


MCも、すごくおもしろかったし楽しかったんだけれど、
個人的にはあれは巻いていたんだろうかというくらいみんないそいそとマシンガンのように喋っているように感じられて、あれはいったいなんだったんだ。
そういうのもいちいちこちらで勝手に勝手なことを汲み取っちゃって…まじで事務所よ…


「10人のアンジュルムの集大成」って言っていたけれど、
「そして12人でのスタート」とも言っていたように、
12人になることのほうがメンバーのなかではいまは大きいのではということが伝わってきて、
だからか「10人のアンジュルムの集大成」ということばは全然響いてこなくて。
ファンだからそれも受け止めたいし、大丈夫、YOUたちの不安ごと抱きしめたる!って、
でっかい心でいたいんだけど、いかんせん初めての経験でまだ無理~~ごめん~~~~~!
アンジュルムに限らず、きっとそういうこといっぱいあったと思うんですけど、
それに対してでっかい心で見守ってきた諸ハロヲタ先輩たちすごすぎません?????




最初に見たのが武道館公演ということもあり、
ああ彼女たちはこのメインステージから飛び出さんばかりのパワーをはなっているのに、
そこからは飛び出せないんだっていうのを突きつけられたのもショックだった。
10人、まじでステージが狭そうだった。本当に窮屈そうだった。物理的な意味だけではなく。
昼・夜の二回公演だからっていうのもあるのだろうけど、
ちょっとパフォーマンスの鋭さがあまり感じられなかったのもそのへんが理由にあったりするのかな。


偶然にも、8月の終わりに参加した『VIXX』のライブと同じ会場なんです。
その間、ライブの現場はなかったので2現場連続のパシフィコ横浜なのですが(笑)
それぞれライブを見たスパンがぜんぜん違うというのもかなり大きいと思うけれど、
内容が違うと同じ「アイドル」のカテゴリーでもこんなに印象が違うものになるのだなーと。
(いまのシーズンは会場の周りのイルミネーションがきれいでした)


VIXXは、「パシフィコ横浜公演用」のセットだったり演出だったりが綿密につくられており、
しっかりとパシフィコ横浜で完成・完結するライブだったんです。
でもアンジュルムはいわゆるマンパワー重視のライブなわけで。
そしてどの会場でやってもそのマンパワー重視のライブなんですよね。
だから武道館と同じパワーのパフォーマンスをパシフィコ横浜でも目にしてしまうと、
その有り余るパワーの行き場が~~~~~ない~~~~~~~・・・・・・・・
あまりにもハコが小さすぎてパワーを会場が受け止められない。


『℃-ute』のときに強く感じた複雑な部分を思い出しました。
さいたまスーパーアリーナ公演がゴールになった彼女たち。


25歳定年説とかあるけどさーやっぱりずっとこんな感じを10年くらい続けてたらそら卒業するよなってなる。。すごく納得してしまった。。
あやちょは卒業に関して後ろ髪引かれてる部分がちらちら見えるけど、
「そのとき」、「そのとき」はきっと充実してるからなんじゃないかな。
でも、いざ振り返ったときに、なんか…どこかやっぱりいまのままではだめだと思ったりするんじゃないかな。


私のなかで「事務所より事務所の仕事してるアイドル」のかわむーこと川村文乃ちゃん。
ブログ記事による個人的な広報活動があまりにもすごいので、
彼女自身の"アンジュルムでいることの幸"せがすごく伝わってきて毎度本当に感動します。
山手線全駅貼られた新曲の広告ポスターを全制覇するエントリーはまじですごかった。
ただな!それは事務所の甘えもいいところ!タレントに甘えてるんじゃねえ!




K-POPアイドルもいろいろあるけど、
やっぱりどこか"海を越えたお隣の国のアイドル"ということで、それなりの「距離」がある。
それが良くも、悪くも、ではあるけれど。
でも日本のアイドルはやっぱりどこか「距離」がダイレクトで。
だから、なんかこちらも同調してしまうというか、すごくひっぱられてしまうところがある。
すごく極端な言い方だけれど、彼女たちの人生は私の人生だったかもしれない、というか。






通りすがりレベルの私がこんなん言うてもというのは百も承知なんですけれども、
最近のハロプロ人事、まじで大丈夫なんですかね?


もともと『AKB48』側のヲタクではあったんですけど、
私個人としては当時は完全にひとりの推しメン・宮澤佐江ちゃんを単推ししていたんです。
だから、なんとなく"48は個人戦"というイメージを持ちながらドルヲタをしていました。
逆に、だからこそハロプロはグループひとつひとつに重点を置く"チーム戦"のイメージ。


最近のハロプロの人事って48が途中からよくやっていた、
"ファンのカンフル剤"としてのグループ組閣に似た印象を感じます。


全グループに一斉に新メンバーが加入したときに、とくにものすごく思いました。
各グループのための新メンバー加入というよりは、
Hello! Project』全体のための動き(=新メンバー加入)だったなぁと。
でも、例えば同じ類の組閣であったとしても、
個人戦の48の組閣と、チーム戦のハロプロの組閣では、意味合いがまったく違うはず。
もし、"ファンのカンフル剤"としての組閣だとしたら、
それは『Hello! Project』には合っているものなのだろうかと。
グループというものに対して、本当にいいことなのだろうかと。


極論、アイドルひとりひとりがハッピーならそれでぜんぜんいいんですけど、
ハロプロが好きでハロプロのアイドルになった女の子たちはちゃんとハッピーなのかな、と。
そんなことを思ってしまいます。






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