映画を観終わってツイッターを開くと、
「宮澤佐江、芸能活動を一時休止」とのニュースがあがっていて、
まるで誰かに見られてるんじゃないかっていうタイミングでびっくりした(笑)
ツイッターの公式モーメントになっていたり、あのヤフートップにまで!すごい!
私はオンラインでの宮澤佐江ちゃんをほとんど知らないわけで、
オフラインで、かつ仕事中の宮澤佐江ちゃんを垣間見ている程度。
つい先日、舞台で佐江ちゃんの「イマ」の姿を見ることができているので、
いまはどうしてもスーパーポジティブにしか考えられない(笑)
だって、「活動を一時休止」っつってもわざわざ「一時」って記しているくらいだし、
舞台公演期間の真っ最中に現事務所から発表ってことはアレしかないじゃん。
呑気すぎますかね。
そんなこんなのタイミングで観た『レディ・プレイヤー1』は、
まさに今回のオンラインとオフラインを行き来する昨今を舞台にしたかのような作品だった。
タイムリーすぎない?(笑)
みんな、コナンを観て安室の女になっているみたいだけれど、
私はレディプレを観てダイトウの女になったからな!
某くりしゅのときと同じパターンで、
ツイッターのタイムラインのスタダ担の圧に負けて観に行ったようなものなのだけれど、
軽率にダイトウが好きになってしまった。
これは森崎ウィン、好きになってしまうよ…私もガンダムでいく…!
というか。
ダイトウに「俺はガンダムでいく。」って言わせたスピルバーグには、感謝しかないし、
ヲタクをわかりすぎていませんか、スピルバーグよ。ありがとう。
「ダイトウ」っていう名前も、とにかく最高すぎでは。
レディプレ、本当に素晴らしくて、ずっと泣いていた。
スピルバーグ(だけがつくったわけではないけれど)ってすごすぎない!?
「悪」以外のあらゆる事象を否定しない。
文化それぞれへのリスペクトがすごくて、それを映像化してしまう。
コンテンツへ愛のでっかさに泣いて、
バーチャルリアリティの脆さに泣いて、
でもそこでもひとは繋がれることに泣いて、
クリエイター賛歌に泣いて。
ぐったり疲れたころに、「バーチャルリアリティもいいけれど、リアルも大事にね~」って、
軽いノリで肩を叩いてくれる…レディプレは最高のアトラクションだった。
もうなんか愛の洪水、メッセージの洪水、表現の洪水、
あらゆるダムが崩壊しててすごすぎた…これが天下のスティーヴン・スピルバーグなのか。
すごいな…スピルバーグまじですごいな。
スピルバーグの見ているところは時が止まったおじいさんのそれじゃなくて、
現代どころか未来なのがすごいし、
スピルバーグはスピルバーグの心で語りかけてくれるからすごい。
なんつー視野の広さだよスピルバーグ。
「スピルバーグの映画を観たぞ」という映画体験がたぶん初めてであったこともあり、
だから凄いのかスピルバーグは!、みたいに思い知らされました。
派手に宣伝されている80年代のポップカルチャーネタはそこまでわからなかったし、
オンラインゲームはやらないし、スマホのゲームもやらないし。でもすごくおもしろかった。
「私は仮想空間では生きられないなぁ」とか思いつつ、ツイッターをはじめとするSNSや、
このブログ自体が私のアバターのようなものなのかもしれない。
VRの世界とリアルの世界の対比がスタイリッシュで、映像のセンスも良すぎました。
CG、すなわち「コンピューターグラフィックス」も、
「CG」っていう手法自体をVRの世界そのものにしているのが本当に秀逸で。
そんなCGからはすっとんきょうなところは微塵もなくて、
スピルバーグクラスになるとこんなことできちゃうんだ!?、っていうくらい、
CGの在り方を含めた精度がハンパなかった。
キービジュアルの感じだと『ヴァレリアン』の兄弟のようなものだと思っていたのだけれど、
ぜんぜん、まったくの別物でした。
むしろ『ヴァレリアン』ってなんだったの…(とばっちり)
つ、つかれた、、、運動したくらいつかれた、、、
それくらい泣いたしスピルバーグを受け止めた、、、、、、、
レディプレはエクササイズです、、、、、、、、、、、
本当に素晴らしかったので、「もう一回観たい」と簡単に思ってしまうものの、
実際問題本当に体力的にしんどいので二回目を観るならば、
寝袋とかに入ってごろごろもぞもぞしながら観たい。(なんの話)