ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

進撃の巨人 Season2

いわゆる「アニメ2期」ってやつですね。


ずっと泣いてた。


もう、気が付いたら毎回毎回自分でもひくぐらいの大号泣。
オープニングのおなじみ『Linked Horizon』の『心臓を捧げよ!からしくしく泣き始め、
エンディングの『神聖かまってちゃん』の『夕暮れの鳥』でトドメをさされる。




私は『進撃の巨人』という作品を知るのはかなり遅くて、
キッカケは『進撃の珠理奈』というAKB48選抜総選挙松井珠理奈ちゃんの応援動画でした。
そこから、格好良いな~はやってるんだ?、程度に思っていたら畑違いのメディアでもどんどん特集とかがされはじめて。
それでちょいと動画を見てみたら立体起動装置のシーンがめちゃくちゃカッコよくって、
単純にそこから好きになりました。完全にアニメから入ってます。


だからテレビアニメシリーズ1期の後半はギリギリ見れたものの、
原作漫画をまったく読んでいなかったので、ストーリーが当然補完できないまま、
なんとなくアニメ1期を視聴していました。


で、アニメ1期が終わってしまって。
その間に、原作の連載が掲載されている別冊少年マガジン不定期でかいつまむようになり。
アニメ1期だけ見たあとに別マガで最新話見るのってかなり険しかったのだけれど、
もともとが完全に途中参加だったので個人的には違和感は思ったよりなくて。


そして、アニメ2期がはじまりました。
アニメ2期を見ながら、アニメ1期を見返して、別マガも読んで。
ひとつの作品のひとつのストーリーを3通りで追っていたので、めちゃくちゃ楽しかったです。




1期も、もちろんすごくおもしろかったんですけど、
2期は、よりキャラクターの心が感じられて、ソコがもう泣けて仕方がなかった~。
人間の強さと弱さがこれでもかというくらい詰め込まれていて。
謎が解けていくにつれて、キャラクターの内側がよく見えるようになるんですよね。
いままで設定のおもしろさとアニメーションの格好良さにばかりに気をとられていたので、
これは大きな(イイ意味での)誤算でした。


かつ、アニメーションのクオリティから作り手の情熱と心意気がものすごく感じられるから。
作画とか含むアニメーションの素晴らしさは1期も凄かったと思うけれど、
2期はOPのアニメーションからめちゃくちゃぶっとばすんですよね。
演出とかもすごくて一気に引き込まれてしまって、気がつくと完全にそちら(作品)側に立っているんです。
だからよりそれぞれのキャラクターに感情移入しちゃってもう収集がつかない(笑)


その両方の奥深さに感動して涙が出る。止まらない。
たまに泣ける内容ではないはずだとわかっていても、やっぱり号泣。
毎回アニメが終わった30分はひきずって頭はカラッポでわけもわからず泣き続けていました。
もはや病気。




入口が正規(?)ではなかったので、
いまでもネタバレとかもあんまり気にならないどころか、どんどんネタバレを探しにいっているところがあります(笑)
(かといってひとからネタバレくらうのは本当に御免なのですが、という絶妙なところ)
別マガも毎回必ず読んでいるわけはなくて飛び飛びで読んでいるだけだし、
自分の知らない部分のことを知ることで新しいストーリーの断片が見えてくるのが楽しい。


けれど、やっぱりすごいのはこの『進撃の巨人』という作品の強度ですよねー。
どれだけこうして虫食いしてても、ぜったいに「そこ」は「そこ」でおもしろいから。
一話見るだけでもしっかりとおもしろいって相当な地盤だとおもいます。
私はひねくれ者なので、漫画に関しては、「編集者」の姿を探すくせがあるのですが、
なんだかんだ、やっぱり原作者である漫画家の諫山創(いさやまはじめ)はすごい、というところにたどり着きます。


さて、アニメ3期は2018年!来年!、に放送開始だとのこと。
漫画もさることながら超一級のアニメーションももっと見たいので心待ちにしております。