ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

Apink 第3集アルバム「Pink Revolution」 ティーザーイメージ /「Only one - 私がドキドキできるように」 ミュージックビデオ

2014年、『LUV』の大ヒットによりいよいよ天下取りの準備は整っていた『Apink』
ところが昨年、『少女時代』との勝負という絶好の機会にスベり、(個人の感想です!)
その後、スベったまま約1年以上が経ちました。




そんな彼女たちが、ついに動き出した!




Apinkが築いたK-POPシーンにおける"「清純派」というジャンルの定着"という功績は大きく、
ブリブリのそれが受け入れるやないなや、K-POPシーンはまるでニッポンのアイドルシーンと見まごうかというくらいその系統のアイドルプロジェクトが次々とブレイク。


だがしか~し、そのあいだ、当のApinkは本国ではリリース活動がありませんでした。
K-POPシーンのガールズグループアイドル勢力図は大きく変化するのを横目に、
彼女たちはどんな気持ちだったのでしょうか。




長い沈黙は気合の見てとれるフルアルバム『Pink Revolution』にて、
豪華制作陣によるカムバックとなりました。




ティーザーイメージから垣間見える戦線に舞い戻ってきた「妖精」たちはというと、






…ヌナ!!!!!!!




ブリブリしていたのはうそのような、すっかりと落ち着いた佇まい。




そして長い時間をかけて焦らされまくったタイトル曲、
『私がドキドキできるように(Only one)』のミュージックビデオも、





…ヌナ!!!!!!!




貫禄が!!!!!!!




ブリブリしていたのはうそのような、すっかりと落ち着いた佇まい。(二回目)
ぴんこならではのぴろぴろ音(雑)がありながらも、
ちょっと渋すぎませんか?ちょっと静かすぎませんか?
これまでとのあまりの違いにハラハラします。


けれど、洗練された映像とともに、メンバーみなさん本当にお綺麗になられて…!
タイトスカートがボディー・コンシャス…!
パワフルなイメージが強かったウンジの繊細なボーカルがとっても綺麗です。




それらから感じるのは、「成熟」。




これまで「清純派」を前面に押し出してきた彼女たちの今回の姿。
昨今のK-POPシーンの様子から察するに、それらからは、"成熟したApink"というよりは、
清純派から押し出された"成熟せざるをえなかったApink"という印象です。




大手芸能事務所によって「カリスマ」と化したグループは別として、
女子アイドルはただでさえ「加齢」という壁を越えなければなりません。残酷です。


ガールズグループは、ボーイスグループにある「兵役」というような、
強制的なシステム改編の機会がないだけに、路線変更のタイミングをどうはかるか、難しいところだと思います。


K-POPアイドルはもともと「成熟」していることがヨシとされているイメージが強く、
そのなかで「清純派」イメージを打ち出してきたApinkの在り方の変化はとっても興味深いところです。
"飽きっぽい本国・韓国のファン"がこのシフトチェンジについていけるのか。


また、K-POPは「トレンド」感や「勢い」も大きく影響するイメージがあります。
一回、"スベッた"印象がしっかりと拭えているのか、挽回できるパワーが今回のカムバックでしっかりと発生するのかも見物。




K-POPシーンは"「清純派」アイドルの「成熟」"をどう受け入れるのだろうか?




いまや「清純派」アイドルの花盛りのK-POPシーンの未来を切り開くべく、
新たなモデルケースとして成功するのか、ぴんこの勝負どころです。