ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

BLACKPINK 「BOOMBAYAH」/「WHISTLE - 口笛」 ミュージックビデオ

さてこの夏、K-POPシーンの一番のビッグトピックが到来。
8月8日午後8時、YGエンターテイメントから7年ぶり(!)にガールズグループがデビュー!


彼女たちの名は『BLACKPINK』。


私的K-POP元年は2012年。
当時すでにカリスマ的存在だった『2NE1』以来のYGエンタのガールズグループです。




『BLACKPINK』っていうグループ名、個人的にはすっごく好きです!
誰にでもわかる単語・かつ相反する要素の単語をシンプルに並べたのがすごくクールだし、
「ぶらっくぴんく」っていう語感もイイ。
ここ数年のデビューしたアイドルグループのなかではロゴタイプも含め、ダントツにセンスがいいと思いました。


ドールフェイスにモデル体型のリサちゃんのルックスが好みど真ん中!
タイ出身だそうで、『GOT7』ベムちゃん、『CLC』のソンちゃん、『NCT』テンちゃんなど、タイっ子には魅力的なコが多いのですね~。知らなんだ~。




満を持してダブルタイトル曲でデビューした『BLACKPINK』。




ザ・YG電子音、ザ・YG節全開の『BOOMBAYAH』

ミュージックビデオはなるほど、さまざまなYGタレントのMVを手掛けてきたソ・ヒョンスン監督によるもの。



静けさとエモさが融合した『口笛(WHISTLE)』は現在音源バカ売れ中。

見れば一発でわかる『VM Project』によるミュージックビデオ。
(韓国の映像クリエイターって引き出しなさすぎじゃね?)




作品の良し悪しや好き嫌いは置いておいて、
先輩『2NE1』の"ガールクラッシュ遺伝子"をうまく継いで、新世代に繋げた感が新鮮でいいと思いました。
まぁ、それがゆえに『2NE1』と比べるひとたちが多いとも感じます。私もそのひとりです。


ぱっと見、私は「YGっぽい」「2NE1っぽい」、ってゆー印象だったので、
それらとは「まったく違う」という感想を見かけては、おもしろいなーと。


そしてその「まったく違う」らの大部分にあたるのが、




「男ウケ」が云々というところ。




なるほど。


でもな~~~~~~~~~~。




"『BLACKPINK』に『2NE1』を求める"のはちょっと違うと思うんだよな~。




いいじゃない、「男ウケ」狙っても。
『BLACKPINK』ちゃんたちには『BLACKPINK』ちゃんたちの個性があるはずなんである。




ただ、先にYGからデビューしたサバイバル番組出身の『WINNER』や『iKON』らとは違い、
グループの"「ドラマ」や「ストーリー」"を見せる機会をまだ設けていないので従来のYG体制では厳しいかと。
YGエンタは放送活動を制限するからMVのビジュアルイメージばっかりが重要になっちゃうのがやっぱり新人ちゃんにはきついなぁというところではある。


だって、いまのところビジュアル以外、まったく得体が知れない。


いまのYGの様子からすると、このままビジュアルだけのお人形さん状態で放置される可能性もないとはいえないわけで。




『Red Velvet』がデビューしたとき、プレデビューチーム『SMROOKIES』として活動していたメンバーが含まれていたにも関わらず、
ミュージックビデオのみが公開された時点ではあんまりリアクションができませんでした。
デビューステージやその後の活動を経て一気に好意的になったもんです。


レドベルですらそんな感じだったものだから、
BLACKPINKが限られた活動でグループの"「ドラマ」や「ストーリー」"をどう打ち出していくのだろうか、とふと思います。




現在、K-POPアイドルシーンはサバイバル番組やオーディション番組などによる"「ドラマ」や「ストーリー」"を売りにする手法が花盛り。
(きっと日本でいう『ASAYAN』が流行ったような時期なのでしょうね)
その流れは無視できないと思うのですが、さてどうするYGエンターテイメント。


ヤン・ヒョンソク社長(ヤンサ)の頭のなかにはそれなりにプランがあるのだろうけれど、
あまりにもおおざっぱかつ行き当たりばったりかつ思いつきばかりなので、先がなかなか見えてこないのが不安。
で、それに付き合わされるファンとタレントはたまらんよな~。
いまの『WINNER』と『iKON』の様子を垣間見ては、あまりイイ予感がしないのです。
(WINNERとiKONの同時カムバック対決が見たいのに!)




と、デビューだデビューだと言っても、ほかのK-POPアイドルよろしくすぐに放送活動はしないYGアイドル『BLACKPINK』ちゃん。
14日にようやく、音楽番組『人気歌謡』でデビューステージを飾るそうです。
そこからミュージックビデオ以上の「情報」はしっかりとフォロワーに伝わるのか。
「アイドル」ならば人気商売ですから、その「情報」が人気につながることが必須かと。


ヤンサが得意の飼い殺し*1(や、安直な金儲け=日本で荒稼ぎ、など)をしないように、
その美貌も含めた若い才能をしっかりと育てていってほしい、と陰ながら見守っています。