(結局、正面対決となった)"K-POP、冬の陣・華の乱"・"少女時代 vs 2NE1"が、
ぐだぐだすぎて(とくにSMエンタ側な!)、始まる前から勝手に果ててしまった私。
少女時代は日本活動系オラオラ曲だし、2NE1は捻りすぎで渋すぎ(私比)だしでどっちもピンとこず枯渇状態。
そんな私にスンッとくる「素直さ」が沁みた楽曲がありました。
なんと、約一カ月前の、"K-POPセクシー合戦"のなかに。
ミュージックビデオやステージをチラリと垣間見ては、
「ないわー」の連続だった"K-POPセクシー合戦"。
それでも「曲だけでも聴いてみっかー」なスタンスでひととおり聴いてみたのでした。
その曲とは、RAINBOW BLAXXの『Cha Cha』!!!!!
ゴージャスで軽快なサウンドがとってもファンキー!!!
ライトな質感が音楽に明るくない私にも嬉しい。
ちょっと懐かしいディスコ調のK-POP歌謡がとっつきやすいです。
スコーンとした展開にラップ等の仕掛けのちりばめ方がイイ感じ。
終盤サビ前のホーンの煽りがたまりません。疾走感と高揚感が最後まで駆け抜けます。
もう少し厚みのあるソウルフルな歌声でも聴いてみたい…、
(それをしっかりとやっているのが『LADIES' CODE』なのかも)
でもそれをやらないのもこのユニットならではの個性なのかもしれません。
『RAINBOW BLAXX』は7人組ガールズグループ『RAINBOW』の派生ユニット。
"19禁"・"セクシーコンセプト"での活動が当初からアナウンスされていました。
ドヤァ!!!!!
※初見の方はまず「音」だけの試聴を全力でおすすめします。
…。
お次はステージ!
うげぇ。
こんなに格好良い楽曲なのに、このMV!この衣装!この振り付け!!!!!
悪い意味で楽曲とのギャップに度肝を抜かれました(笑)
どうしてこんな露骨なエロに走ってしまうのでしょうか……
見てるコッチが恥ずかしい、笑っちゃうくらい滑稽、なによりメンバーが可哀想……
このくらいやらないとあちらではインパクトを残せないのでしょうかね。切ない。
"エロ合戦"に"エロ"で切り込んでいく必要性はあまり無いと思うのですが、
やっぱり需要があるからなのかなー。ですよねー。
逆に言うと「派生ユニット」だからできることのような気もします。
ちなみに音だけだとこんな感じ。
甘々なボーカルに反して、か〜な〜り〜クールです。
上記でも少し触れましたが、ボーカルディレクションによってはもっと洗練された作品になったのではと。
でもやっぱり、それも「コンセプト」ありきなんですけどね。
う〜ん惜しい!
しかし驚くべきは、こんな安直なプロジェクトにあてがわれる楽曲のハイクオリティっぷり。
なのにビジュアルを見るごとに楽曲の価値が落ちていく不思議、
つまらなくなっていく不思議。
ほんっとに、お隣の国の感覚って、わっかんねーーー!