ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

ToppDogg 「Open the door - 入ってきて」

まだデビューして1年にも満たない13人組ボーイズグループ『ToppDogg』。
そんな彼らの新曲が、かなり私好みの良曲でして!




2014年、一発目のお気に入りK-POPソングは、
ToppDoggの『入ってきて(Open the door)』!!!!!



ミュージックビデオの監督はBoAのお兄さんであるクォン・スンウクさん。
BoAの『そんな君(Disturbance)』のMVを監督したことも記憶に新しいです。


本作も小技の効いた(ややごちゃついた感はあるものの)洒落た作品に仕上がっていると思います。
グラフィカルな演出も際立っていて、スピード感があり、グイグイ引き込まれる。
楽曲の展開もドラマチックで気分が高揚します。




※以下、気に障ることが記されている可能性があるので、
 たまたまこちらをご覧になった方はそのへんのご了承をよろしくお願いいたします。
 もしくは華麗にスルーしてください!自己防衛大事!






で、何が言いたいかというと。



なんで13人なの?



超基本的な"グループの「人数」"に疑問を持ったのは初めてです(笑)




楽曲自体はストリート性のなかにスタイリッシュさがあって、上質。
ビートが効いていながらも雑になっておらず、華やか。
軽快な転調も遊びがあっておもしろい、楽しい。
いろいろな音が入っていて一曲でお腹いっぱいになれちゃう。


なのだけれど、この「13人」という大人数でのパフォーマンスの影響で楽曲の良さが潰されている気がする。
「なんで13人なの?」っていう問いに振り付けが答えていない気がする。


私は彼らのことをほぼ何も知りません。
メンバーの顔や名前すらわかりません。
なのでどうしても楽曲ありきでこの本作を受けとめてしまいます。


「13人」といえばSUPER JUNIORやEXOなどがパッと思い浮かんでしまう、のはまだいいとして。
振り付けから「13人」であることの必要性を感じない。
それは練習動画を見て、ハッキリと確信しました。



人数が多くてフォーメーションも複雑なのに、退屈しちゃう不思議。
振り付け次第では、「13人」でも魅力的なパフォーマンスになり得たはず。


今回は、人数を持て余している感が否めない。
=メンバー個性が埋没してしまっているように感じます。
ファンの方が見れば、ちゃんと適材適所になっているのでしょうか…。
それぞれのルックスも良さそうなので勿体ない。


例えばEXOは一曲の前半を6対6に分けることで、ダンス構成にストーリーが生まれていると思います。
結果的にパフォーマンスが甘くてもステージに12人揃った光景は壮観。


「EXOを真似しろ」と言っているわけではないんです。
ただ、もっとせっかくのこの良曲を生かせる方法はなかったのかと。




文句ばかりを垂れてしまいましたが、あくまでこれは私個人が感じただけのことです。
そしてそれは、面倒くさがりな私がこうしてグチグチネチネチ垂れちゃうほどに、
『入ってきて』の良曲っぷりに惹かれているがゆえのこと。


正直、ToppDoggの楽曲にここまで反応するとは思いませんでした。
彼らのことは本当にこの一曲でしか知らないのですが、
某VIXXのように、これから、お気に入りの存在になるかもしれません。


改めて、「曲がイイ」って、やっぱり大事。
バッチリ彼らに興味を持つきっかけになりました。
だからこそ、あともうひと押しでメンバーひとりひとりにもフォーカスできて、歌唱も一層楽しめるはず。


とにもかくにも!
\『ToppDogg』という存在、しかと覚えましたよ〜!/