ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

Juice=Juice 「ロマンスの途中」 ミュージックビデオ

ふと、"フレッシュなもの"に触れたいという衝動に駆られ、
Juice=Juice』(ジュースジュース)にたどりついた。




フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!


Juice=Juiceはインディーズデビュー曲がまったくピンとこなくて、ずっとスルーしていたのですが、
今回の思った以上にフレッシュさ溢れるミュージックビデオで一気に魅了されました。


とにかく、メンバーのフレッシュさやそれぞれの魅力が炸裂していて見入ってしまいます。
ハロー!プロジェクトならではの低予算MVですが、良いほうの出来。


そして何より、今回は楽曲が好み。
クセになるファンキーな曲調がたまらないです。
歌詞も「この言葉を発せさせるか〜!」という部分、さらに「この歌割か〜!」という部分が。
ところどころに遊びがあります。
それらがビデオとマッチしていて気持ちが良い。


まぁ、ちょっと、ちょいちょいダサいんですけどね。とくに振り付けとか。
振り付けに限らず、MVも楽曲も歌詞も衣装も、ツッコみたいところは多々あるのですが、
そんなことより、メンバーからあふれ出る強烈なフレッシュさのほうが勝るのです。
さらにハロプロ研修生から選抜されて結成されたこともあり、すでに妙に洗練された感もアリ。
同じくハロプロ研修生出身の初期のスマイレージを思い出させ、期待も膨らみます。




いま、ハロプロではモーニング娘。の周辺が熱いですが、
精鋭感はJuice=Juiceのほうが上かなぁと。


いまのモーニング娘。は、格好良い楽曲を連発していて、それはそれで大好きなのですが、
(娘。以外のグループにももっと力入れたって!)
"フォーメーションダンス"というスタイルに頼り過ぎている感が無きにしも非ず。
そしてそのフォーメーションダンスは、どうも『Help me!!』から次のステップへ進めていない気もします。
もちろん難易度やクオリティは上がっていっていて、凄いな〜、と感心してしまうのですが。
AKBが(ざっくりと)アイドルのスタンダードになっているいま、"生歌"や"難しい振り付け"は、
その逆をやってること"だけ"が過剰に評価されてる気がしなくもないんです。
「実力派」と呼ばれるには早い。要するに、まだまだ成長中。
なんだかんだ、いまは日本のアイドル特有の"成長"を楽しむコンテンツなんですよね。


Juice=Juiceはハロプロ研修生出身なのもあり、すでにある程度、チームとして雰囲気にまとまりがあります。
だから、私には逆にコッチのほうが新鮮に感じられるのかなぁと。
もちろん、年齢の低さもあり、パフォーマンスやルックスはまだまだ幼いですが。




まだ、結成されてから時間がそんなに経っていないのですが、
すでにドロドロだったと思われる脱退劇もあったJuice=Juice。
(確か)メジャーデビュー直前にも関わらず、そんなドタバタはあったけれど、
良い作品を与えてもらいながら、大切に育てていってもらいたいグループです。
これからきっと、みんなどんどん綺麗になっていくだろうし、
それに伴って(たぶん)パフォーマンスの精度も上がっていくでしょうから楽しみ。
頼むぞ、アップフロント