ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

JAPAN ARENA TOUR SHINee WORLD 2013〜Boys Meet U〜 in さいたまスーパーアリーナ

その実力から、数々の"ライブに行ってみたいアイドル"のなかでも抜きんでていたSHINee
そんな彼らのライブに!ついに!参加してしまいました〜!
と、興奮冷めやらぬ……というわけにもいかず、結構冷静です。
なぜなら、思ったより楽しめなかったから。




史上最悪のギリギリ入場…。この遅刻癖、もはやもう笑えないです…。
席は「これが天空席っていうのか〜」って笑っちゃうくらいの400レベルの天空席。
そのかわりに眺めは抜群でした!
パールアクアグリーンオーシャン(長い…)が綺麗!!!
天空席だったものの、下手側サイドで、幸い、正面には短い花道(っていうか"でっぱり"?笑)が正面にあるという位置で、
メインステージも近すぎず遠すぎずちょうど良いポジション。スクリーンもとっても見やすかったし。
(私の)身長が低いし花道が超短いので、ヘタにアリーナ後方や、同じスタンドでもメインステージから見て正面、とかよりは良かったです。
さらにラッキーなことに通路側だったので、身体半分は通路に出たような状態、開放的な環境で観ることができました。


アリーナから見た会場の様子。

左側のスタンドのいちばん上くらいの位置。


という感じだったのでステージだけならそこまで遠く感じなかったのですが、
メンバーが出てきたらちっちゃくてびっくり(笑)
肉眼で2〜3センチくらい。
さすがに人間の大きさはごまかせないのです(笑)
そんなこんなで今回も双眼鏡が大活躍!


「あの、あの、あの、SHINeeがあそにいる〜〜〜!!!」っていう感動はありました。
ただ、やっぱり遠いんですよ。
ここのところずっとステージが近いライブばかりに参加していたのでそれらとのギャップがかなりありました。
そしてその"距離"を埋めてくれるほどのライブではなかったのです。




個人的にはかな〜〜〜り物足りなかった。
歌もダンスももちろん素晴らしかったんだけれど、
SHINeeに関してはそれだけでは満足できない贅沢病。
SHINeeの良さをあまり引き出せていないように感じました。


日本語曲+日本オリジナル曲がほとんど。
まさかの『Dream Girl』まで日本語ver.だったのはびっくり・がっかりでした。
皮肉にも、セットリストに関しては日本活動に力を入れ始めたからこそ、このようになってしまったんですよね。
私がこの目で見たかったのは"K-POPグループのSHINee"であって、"J-POPグループのSHINee"ではありません。
会場の雰囲気も(あくまで、超個人的に)"これじゃない感"が漂っていたように感じ、
SHINeeの日本活動、絶賛迷走中」という気がしました。



日本活動限定・露骨なテミン推しェ…


日本オリジナル曲も無個性な地味な凡曲ばかりで。
バラードも多めだったので退屈してしまいました。


それでも構成が良ければいいのだけれど勝負曲(韓国活動曲)のタイミングが悪かったり、
中途半端な演出やダサい映像、そしてなにより簡素なステージセット。
去年参加した、東方神起の東京ドームライブと比べると、
(良い意味で)会場は狭いし、メンバーとの距離も近いけれど、それでも満足度は東方神起のほうが高かったです。
メンバーの実力は決して東方神起に劣ってはいないと思います。
それを生かすも殺すもライブの構成やその完成度の問題が大なのだと実感しました。


今後もこんな感じのライブになるのなら、もうSHINeeのライブは行かなくていいかな、とまで思ったり。
だってライブ後の高揚感とか全然ないんだもん。
「あーーー楽しかった!」っていう感じがない。




とはいえ、「さすがSHINee!」なパフォーマンスは健在。
先にも述べたとおり、歌がうまい!!!ダンスが凄い!!!
これは本当に本当に本当に!
日本語曲も生歌だとは気付かないくらいにはうまくて本当に驚きました。
SHINeeは日本語曲となると口パクが多いイメージだったのですが、どっこい。ほとんどが生歌。
"聴かせる"ステージ。
あっという間の約二時間半でした。


5人の歌唱とダンスで直球勝負。
けれど、それが今回のような広い会場では、それなりの演出ナシではちょっと厳しかったです。




・メンバー
メンバーみんな可愛かったですが、なかでもジョンヒョンが可愛すぎました!まじでワンコ!
天空席から見ても際立っていました。ぴょんぴょんしてた。
『Why So Serious?』活動での4人体制のSHINeeが思いのほかスマートさがあってそれが好みでギクリ、
ジョンヒョンのいる『WSS』を見ては違和感があったのですが、
今回のライブでは、しみじみ、「ジョンヒョンがいてこそ、やっぱりSHINeeだなぁ!」っていうくらい彼の存在が大きいと感じました。
きっと他のメンバーが欠けたとしても、そうやって思うのだと思いますが。
テミンは、はじめのほうはなんかあんまり生気を感じられず、それが気になったのだけれど、
スイッチが入ると一気にダンスがキレキレになって存在感がどんどん増していきました。
「僕の名前を言っテミン〜!」、「もう末っ子じゃない!(キリッ」などMCではおいしいところを。
キーくんはあらゆる場面でプロフェッショナル。職人。スキのないエンターティナー。
自分に何を求められているのかがしっかりとわかっていて、それを全力で体現してくれました。
ミノくんはイキイキとしていました。脚や腕が長くてダンスがダイナミック。迫力あります。
オニュは縁の下の力持ち。ステージをしっかりと締めていてさすがリーダーなのです。


・日本語MC
オール日本語でしっかり笑いを取れるMCには感心。
とくにキーくんの日本語力がめちゃくちゃ上達していました。
ジョンヒョンも凄かった。
ジョンヒョンに顔を近づけながら迫るミノくんに、ジョンヒョン「男は好きじゃないから!」(笑)
三日目ともあって疲れもあったのか、明らかに用意された部分もあり、それらからは少しだけ距離を感じてしまったり。
そのへんはどーーーしても他のグループと比べてしまって、ちょっと淋しくなったりも。
ジョンヒョンが最後に「(ペンライトの光だけが浮かび上がる景色が見たいので)会場の照明を全部落としてください」とスタッフにお願い。
そしてそこで広がった美しいグリーンオーシャンの景色にメンバーも観客も「おーーー!」となりました。
メンバーも含め、会場が一体になった瞬間だったように思います。


・ファンサービス
花道があるような、ないようなステージだった今回。
アンコールでは会場の後方から二手に分かれて登場し、通路をスタッフに囲まれ、練り歩きながら歌いました。
でも、これってアリーナのお客さんしか楽しめませんよー。せめてトロッコにしてほしかった。
ボール・フリスビー投げも超短い花道から投げるもんでスタンドやアリーナ後方は蚊帳の外。
そのへんももっと配慮が欲しかったです。


・メンバーのソロ………
いちばんショックだったのがね!何と!いちばん楽しみにしてたソロがなかったんだよ!!!!!
これは泣けた(涙)(涙)(涙)


Sherlock
『Sherlock』の盛り上がりと迫力たるや!!!
メンバーの気迫もしっかりと伝わってきました。
肉眼で見たい気持ちと双眼鏡でメンバーをしっかり見たい気持ちでてんやわんや!忙しかった〜。


Dazzling Girl
いろいろ演出があったなかでいちばん素敵だったのは『Dazzling Girl』でのキラキラ銀テープ(?)発射。
楽曲の軽快さや華やかさとともとてもマッチしていて良かったです。
初の日本オリジナルシングルタイトル曲ということで、改めて他の日本オリジナル曲と比べると楽曲のクオリティも高く感じました。
他の曲は、SHINeeのポテンシャルの高さを抑えつけているように思います。


・オンテムとカリスマと
『Kiss Yo』でベビーバギーに乗るテミンをオニュが押すというオンテム。
そしてキックボードを段差のあるステージなどものともせず完璧に乗りこなすカリスマミンホゥ。
続く『START』でもメンバーがわちゃわちゃ楽しそうにステージの上で動き回っていたのが凄く可愛かったです。
この二曲は直前の映像からファンシーな世界観が続いていて、
三輪車やすべり台、巨大なリンゴ・受話器なども(ちょっとチープでしたが)小道具満載でした。
それらと戯れるメンバーたち。目が足りない!


・続・どこを見ていいのかわからない問題
VIXXと同様にSHINeeもメンバー全員のことがそれぞれに同じくらい好きなので、
双眼鏡で見る際は誰を追って見ればいいのかわからず終始あわあわ。嬉しい悩み。


・まぎらわしい
金髪がデフォルトのキーくんに加え、今回はジョンヒョンまで金髪だったので遠目だと見分けるのが大変でした。


・ブレまくる双眼鏡での視界
スタンド席での双眼鏡の使用は初めてだったのですが、ノリの良い曲などはお客さんがジャンプすることで揺れるので、
せっかくSHINeeを大きく見れるのにブレブレ…。
これからもこういった機会はあると思うので慣れが必要ですね…!


・モニター
毎回あらゆるライブでそうなのですが、どうしてもモニターより実物の姿を目に焼き付けたいと思ってしまうんだよね〜。
なので、モニターにサービスしたりする場面などをことごとく見逃していて、
歓声があがって「あ、いまモニターにサービスしたんだ!」って気付くパターンね…。
5人がぎゅうぎゅうになってモニターに映る姿はとっても可愛かったです!


・ペンライト
チケットにペンライト付きのライブは今回が初めて。
ペンライトはわりとどのライブに行っても欲しいと思うアイテムなので嬉しかったです。
記念にもなるしね。


・5人の背中
アンコール時、ピンクのTシャツを着たメンバーの汗が染みている様子がなぜだかとても印象的でした。




距離は遠いながらも、初・生SHINeeを見れたのは本当に嬉しかったです!
これからの日本活動はいったいどうなるのか。
"K-POPグループのSHINee"を見るには、もう本国・韓国のライブに参加するしかないのでしょうかねぇ。
先日発売された韓国盤の3集がどストライクだったので、タイトル曲以外は『美しい(Beautiful)』の披露しかなく、残念でした。
今後の展開が気になるところです。
SHINeeの実力は本当に"本物"だと思うので、次回以降はそれが存分に発揮できる・私もそれを実感できるステージになるといいなぁ。


まだツアーは始まったばかり。きっとどんどん良くなっていくと思います。
なんてったって「さすがSHINee!」ですから、ね。




VCR
1.Stranger
2.JULIETTE
3.Seesaw
4.Replay
5.LUCIFER
VCR
6.I'm with you
7.Keeping love again
8.Sunny Day Hero(新曲)
9.美しい(Beautiful)(韓国語)
10.Why So Serious?(韓国語)
11.Password
VCR
12.Kiss Yo
13.START
14.Dazzling Girl
15.Hello
16.Fire
17.MOON RIVER WALTZ
18.君がいる世界
VCR
19.Dream Girl(日本語)
20.To Your Heart
21.BURNING UP!
22.AMIGO
23.Breaking News
MC
24.1000年、ずっとそばにいて…

EN1.Kiss Kiss Kiss
EN2.Run With Me
EN3.The SHINee World(Rock ver.)
EN4.Sherlock
MC
EN5.Boys Meet U(新曲)