ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

超特急 4th SG「Bloody Night」リリース"あなたの街を襲いに行っちゃうぞ♡"ツアー in ビナウォーク

少年アヤちゃんの布教により、その存在を知ったアイドルグループ『超特急』。
1994年〜96年生まれの10代の男の子7人によって結成されています。
事務所がスターダストプロモーションなので、"ももクロの弟分"と言うと話が早いかな?
そんな彼らが近場にやってくるー!、ということで観に行ってみました。




このグループ、何がおもしろいかって、
"フロントメインダンサーバックヴォーカルグループ"というかなり思い切ったスタイルなのです。
そのとおり、ダンサー5人がメインで踊り、その後ろでボーカル2人が歌うという。EXILEの逆です。


こちらが今回のリリースイベントで販売された『Bloody Night』のミュージックビデオ。
ほとんどが引きのダンスショットなのでなんとなく仕様がわかるかと思います。





今回はリリイベということでミニライブの後にCD購入者のファンとふれあう、
「特典会」という名の接触イベントがありました。
おや…この感じ、どこかで覚えが。
イベントは2部制だったのですが、1部と2部ではミニライブのセットリスト、特典会の内容を少し変えていました。
場所の割には思ったよりお客さんも多く(とはいえほとんどが固定ファンだとは思いますが、それはどの現場も一緒か)、
直前に現地に着いてもよく見えた1部とは違い、明らかに2部ではお客さんが増えていました。
ステージ向かいのバルコニーも人でいっぱいになっていましたから。




ライブは楽しかったです。各部全6曲。
披露された曲はどれもキャッチーで盛り上がる曲ばかり。
キラーチューン(と思われる曲)は、こういったミニライブでも一般のお客さんに「楽しい」ということをパッと伝えられるのがいいですよね。
中毒性のある曲が多く、掛け声も込みで、一回聴けばだいたい覚えられちゃう。
ファンの歓声もショッピングモールでのイベントとは思えないくらい黄色くて、熱狂的でした。


ダンスは全員キレキレで揃ってるので見ごたえがあります。
"リスペクト韓流ジャパニーズPOP"(なんだそりゃ)をコンセプトに掲げているだけのことはある。
韓国男子アイドルよりルックスは幼いですが、かなり踊れます。
歌唱はまだまだ甘いけれど、ちゃんと生歌です。




や〜〜〜〜〜、やっぱり生で見ると全然違う!!!
とくにユーキくんとタカシくんにはびっくり。
ミニライブではユーキくんの独壇場と言わんばかりに彼は輝いていましたよ!!!
ひとりだけ抜きん出て"プロのパフォーマー"という感じ。
表情管理もバッチリでダンスはダイナミックななかにしなやかさもあり、格好良かったです。
ユーキくんは自分撮りが壊滅的に下手くそなので、ブログ等で見るそれとのギャップに対する驚きも大きかった。
若き日の塚本高史に似ていました。
タカシくんは写真写りがとことん悪いのかなぁ?、と思うくらい実物はスタイルが良く、イケメンでした。


一番印象に残っているのはユースケくんです。
ユースケくんのサービス精神旺盛な元気いっぱいのパフォーマンスはとっても可愛かった!
ちょっとお顔が大きいけれど、端正な顔立ちの美男子が目の前であんなにがむしゃらに一生懸命踊ってくれるとは……
貴重なものを見ました。
もともと"元気担当"(なんだそりゃ)とはいえその破壊力は生で見ると凄かったです。
あんまり人間的な魅力でアイドルを良いと思うタイプじゃないけど(いや、そう思うこともあるけど←どっちだよ)、
ユースケくんの"元気"はいろいろなひとを救えるのではとすら思えました。
宮澤佐江ちゃんの"元気"とはちょっと種類が違うんですよね。男子ならではの"元気"。


"ジャニーズではない日本の男の子たちのアイドルグループ"は新鮮でした。
ボーカルのコーイチくん・タカシくんは落ち着いていて、MC中も、プロだな〜、と思ったのだけれど、
ダンサーの5人は踊り終わると"普通の男の子"に戻っちゃう。
とくにタクヤくんやカイくんのちょっとスカしてる感じなどは懐かしい感じもしたりして、見てるこっちが照れるところもあり。
一番謎だったのはカイくんのキャラ…いつもあんな感じなのかなぁ?そしてそれで許されてる感……謎。
タクヤくんが「お姫さま」と呼ばれるのは納得。
存在感が可愛い、なのに不機嫌そう・ダルそう(もちろんダンスはちゃんと踊ります)、そのなかで垣間見せる笑顔にとても価値がある感じ。
リョウガくんはシャイという名のミステリアスでした。
…と、なんだかんだ特徴を掴んでみているけれど、みんな"普通の男の子"なんですよ。本当に。
ゼロ距離で見たわけではないので不確かですが、メイクすらもしていなかったような。




ミニライブの後の接触イベでは、
そんな"普通の男の子"がほとんどが彼らと同年代であろう女の子たちと
握手はもちろんのこと写真を撮ったりお喋りしたり、あれやこれやの手法でコミュニケーションをとっている。
その姿はちょっと衝撃的でしたね。


金額的内容に関しては某韓国アイドルのほうが(ファンの年齢層も高いせいか)倍はえげつなく、
そこで免疫のついている私はとくに驚くこともなかったのですが、
某韓国アイドルのほうは、もうしっかりとした"プロ"ですからね。
まだ"プロ"ではない、"普通の男の子"感がハマるひとにはハマるのかなぁと。
そしてその"普通の男の子"にお金を払ってコミュニケーションをとる感覚が、なんだか凄いなぁと思いました。


接触イベはメンバー別に列つくり、列が途切れたメンバーはいったん退場というサバイバルな感じ。
今回は、ユースケくん・タカシくんが人気でした。
すっかり私のお気に入りになったユースケくん、さすが"元気担当"と言われるだけ最後まで対応がダレない。
それが彼の"素"なのか"プロ"としての対応なのか量りかねますが、感心してしまいました。


ステージの上では仏頂面していたメンバーも、接触イベになると一気に顔がやわらかくなる。
普通に楽しそうにしている。
それが"お客さん"として相手をしている、というよりは友達や知り合い、女の子や女性に対する凄くナチュラルなもののように見えたんです。
これは……ガチ恋系のファンも多いのではないかと。
感覚としては「同じ学校の気になるけどあまり喋ったことのない男子と喋る」感じ?なのかな?想像ですが。
それがますますメンバーの"普通の男の子"を感じさせ、ほほ〜〜、って感じで様子を見守っていました。




初めての、日本男子アイドルの現場、いろいろと発見があって楽しかったです!
やっぱり現場へ行くのはおもしろい。
接触イベはともかく、超特急、パフォーマンスは思ったよりかなりレベルが高いので一見の価値アリです。
ひと癖あるノリのいい楽曲も良い感じなので、もっと評価されて人気が出たらいいのにな〜。


それにしても、司会進行を務めたスタッフさんのイカツさに終始ドキドキしてしまいました…。




現地へ着いてすぐに少年アヤちゃんを発見。
その後、どうにもこうにも気になって、せっかくお楽しみのところ申し訳ない…、と思いつつ話しかけてしまいました。
頭の良い方なのでこちらの馬鹿がバレないよう緊張する私はガチガチ。

そんなこちらの状態にも関わらず、優しく接していただきました。とってもたおやかな方でした。