おもしろかったです。
単純にパッと見て「おもしろい」と思える作品が多くてワクワクしました。
西野壮平さんの巨大なコラージュによる作品は迫力満点。
表現手法は単純ながらも近くでみても引いて見てもおもしろい。
建築的であり男性が持つ独特の遊びのような夢のような世界観に魅かれました。壮観。
『日本の新進作家』展は初めての観賞になるのですが、
完璧にセルフディレクションされている作品ばかりが集められていました。
これは好みの問題で写真作品に何を求めているかというところなのですが、
作品自体の完成度は高いものの、"写真"ならではの特性、
例えば瞬間を切り取ったライブ感や生々しさなどを感じることはありませんでした。
その点ではちょっと残念。
もう少し、見る側が入り込める余白や隙があるといいなぁと感じました。