ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

AKB48 紅白対抗歌合戦 in ライブビューイング

率直な感想は…あんまり楽しめませんでした。


まず、ほとんどが"口パク"だったこと。
『歌合戦』と銘打ったからにはと私が個人的に期待していたのは昨年の秋祭りのようなガチの歌合戦だったからです。
蓋をあけたら今年の大箱コンサでできなかったユニットシャッフル祭りだったわけで。
トップバッターのさっしーの『DearJ』も会場は大いに沸いたけれど、
個人的には「げ!口パクじゃん!」と、会場との温度差を感じずにはいられませんでした。


そしてAKBの格差仕分けを改めて見せつけられたような気がしてげんなり、というのも大きかったです。
自前のイベントでメンバーを上位〜下位としっかり格差仕分け。
ラストの上位6人を神(笑)のように崇めるような展開にはドン引き。
会場が盛り上がれば盛り上がるほど、冷めていくわたし。
すべては予定調和。すべては運営の思うつぼ。


生歌も何曲かありました。
ただ、有華ちゃんやわさみんなど、生歌を披露すべきメンバーが下位のなかの下位枠に仕分けられていて披露できないとか(笑)
そして歌手志望の推され枠に仕分けられた選抜上位様が失笑ものの生歌を披露という(笑)
なんなんだろう、いまのAKBってなんなんだろうってエンディンディングの『Everyday、カチューシャ』を観ながら涙が出てくるわたし(笑)
このイベントが楽しめない自分は同時にいまのAKBを楽しめていないんだなぁと改めて実感しました。


【前座 DiVA Lost the way】
スーパー・前座ガールズの新生DiVAを遅刻で見損ねたことが
このイベントを楽しめなかった理由のひとつとして大きい気もしますorz
本当に悔しい…!


【02.flower/秋元才加】
圧倒的歌唱力の生歌、迫力満点、なのにそれでいて笑わせるという
才加ちゃんのポテンシャル爆発のflower。
さっしーのDearJ→才加ちゃんのflowerの流れでお客さんをガッチリ掴んだし、
イベントの趣旨も解ったしと良い流れでした。


【05.ハート型ウイルス/島崎遥香・山内鈴蘭・光宗薫】
スーパーセミプロ13期研究生・光宗薫ちゃんの初ステージという名の初ゴリ推し。
彼女は事務所が決まってからのAKBオーデ、運営と事務所が作りだしたヒロインということで
来年のAKBをいろんな意味で象徴する存在になるはずなので注目せずにはいられません。
そんな彼女のパフォーマンスを初めて観たその感想は…とにかく細い!細すぎる!以上!


【08.Blue Rose/仲川遥香・佐藤すみれ・阿部マリア・永尾まりや】
まりあちゃんが凄かったなぁ。本当に格好良い曲、大人っぽい曲が良く似合う!
そしてそれを抜群のスタイルで雰囲気たっぷりに表現してしまう。
実はチームK公演の次に観たいのはチーム4公演。それはまりあちゃんが居るからなのです。


【11.唇触れず…/高城亜樹・宮澤佐江・北原里英】
とにもかくにも今回のハイライトは『唇触れず』衣装の佐江ちゃん。
肩といい背中といい美しすぎる!もちろん全身美しかったですが、ええ!
パフォーマンスも女性のしなやかな強さが表現されていて良かった。
運よく紅組の副キャプテンということでこの衣装のままの佐江ちゃんが映る映る!
この綺麗な女の子をずっと観ていたいなぁと思いました。フトモモ!


【20.抱きしめられたら/山本彩、渡辺美優紀、山田菜々】
NMBの3トップによるこちらは圧巻のセクシーな世界観。
48グループの新しい可能性を見せてもらった気がします。
メンバー同士の息もぴったりでちゃんと3人でつくりあげてきたというのが伝わる。
こういうガチなシャッフルをもっと観たかったな。


【22.ノエルの夜/増田有華・小林香菜・中塚智実・近野莉菜・平嶋夏海・大家志津香・
   内田眞由美・佐藤夏希・石田晴香・梅田彩佳・岩佐美咲・仲谷明香】
今回のイベントの悪いところを象徴するのがこちら。だから紅組が多かったんだなぁと。
このひとつ前に披露された由依ちゃんと咲子さんの生歌・ピアノ生演奏ユニットの引き立て役をさせられてしまった不遇なユニット。
支店の推されメンバーでさえ少人数ユニットで見せ場を貰ってるのに…。
てかもはやシャッフルでもなんでもないし。


【25.てもでもの涙/渡辺麻友・松田珠理奈】
良かったです。次世代ツートップ夢の共演、と会場も沸いたけれど、
ふたりからも「わたしたちが次世代ツートップ!しっかりと目に焼き付けておけ!」と言わんばかりの
これからの48を背負って立つぞという気概を感じました。
えらく強めのてもでもだったのも印象的(笑)


【27.愛しさのアクセル/大島優子】
パフォーマンスの迫力は申し分無く、凄いものを見せてもらったなぁと思いました。
胸がポロッと見えてしまうんじゃないかというセクシーな着物風衣装は自前、
振り付けはその場で即興で踊ったそう。
いやぁ、女優でした。パフォーマンスからしっかりとストーリーが感じられましたから。
ただ、これはいつも優子ちゃんに言えることなんだけどパフォーマンスが凄すぎて
口パク用の録音された歌がついていけないんだよね(笑)
勿論生歌が一番望ましいのだけれども、口パクでも口パクに見せない、口パクが上手いほうがいいに決まってる。
優子ちゃんの激しいパフォーマンスの息遣いがちゃんと伝わる仕様になったらもっと良いのに、と思いました。