ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

生誕120年記念 長谷川潔展

展示が単調で退屈。


版画家を志したいきさつをもう少し知りたかったなぁ〜と。
版画家の個展は(多分)初めて見に行ったんだけど、単純に気になる、なんで版画だったんだろうって。
直接描くのではなく、彫って描くことを選んだ理由は何だったんだろうって。
そのへんをもっと掘り下げてくれればもっと入り込めたかも。


展覧会のメインビジュアルに使用されていたりする花や植物を描いたものは面白かった。
どちらかというとイラストっぽく仕上がっているほうが独特の雰囲気があって良かったです。
あとメゾチントという手法で制作されたもの、
暗闇の中にモチーフが浮かびあがっているかのようでとても美しかった。


「版画」といっても色々あるんだな〜と勉強に。恥ずかしながら『エッチング』すらよく解ってないので(恥)
版画なのに全てグレーの濃淡ばかりで彩られていたり…他にもたくさん、とてもきめ細やかな仕事を見ることができました。


ただやっぱり何事も見せ方。
繊細な仕事・作品をどう演出したらもっと魅力的に見せることができるのか。そのへんは甘かったと。
ふ〜ん、へぇ〜、で通り過ぎちゃうのは勿体ない。