ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2 in IHIステージアラウンド東京(二回目)の、はずだった。

2020.02.27
「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2 公演中止のお知らせ

平素より、IHIステージアラウンド東京をご利用いただき誠にありがとうございます。
昨日2/26の政府の見解を受け、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、
「ウエスト・サイド・ストーリー」Season2の残り13公演(2/28[金]〜3/10[火])を
全て休演させていただくことにいたしました。
なお、払戻し等の詳細につきましては、準備ができ次第、公式サイトにてお知らせいたします。
払戻しにはチケットが必要となりますので、お手元のチケットは大切に保管してください。

公演を楽しみにされていたお客様には大変申し訳ございませんが、
何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

主催 TBS/ディスクガレージ/ローソンエンタテインメント/電通/BS-TBS


WEST SIDE STORY Season2|TBSテレビ:IHI STAGE AROUND TOKYO

2回目の観劇予定の日でした。
「中止にしてほしい」と、口では言っていました。
でもいざ中止が決まれば悲しいし虚無だし、私という人間は本当にわがままです。




ちょうどつい一ヶ月前に観劇できたのは、ラッキーとしか言いようがないです。
以下の写真はそのときに撮ったものたち。



"2回観に行くことを前提としていた"とはいえ、
私の『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』は結果的にはこの1回となりました。



雲ひとつない快晴でした。
ずいぶんと利用していなかったゆりかもめに揺られてちょっとした旅行気分でした。




舞台はどんなジャンルであれ、正直私にとっては敷居がめちゃくちゃ高いです。
そんな私をそこに連れて行ってくれるのはいつだって出演者です。


本作『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』へは、
宮澤佐江ちゃんという私の唯一無二の推しが導いてくれました。
佐江ちゃんにはいろんな舞台に連れ出してもらっているけれど、
本作はぶっちぎりでこれまででいちばん好きなステージだなと思っていて、
本当に2回目の鑑賞を楽しみにしていました。


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WEST SIDE STORY〜Season2〜 . 何故かわからないけど1週間前から思い出写真を撮り始めていた私達。もちろんまだまだ足りないよ。もっとみんなと一緒にいたかった。ウエストの世界を楽しみたかった。アニータを生きたかった。マリーアを守りたかった。ナルドを愛し続けたかった。。 このような素晴らしい大作に携われたこと、本当に嬉しく思います。 心でお芝居をすること、役に魂を宿らせること、自信を持つこと、コミュニケーションをとること、努力を惜しまないこと、、いつもできていたと思っていたことをもう一度深く考えさせられました。 演出・振付をしてくれたフリオに出逢えたことは今年で30代に突入する私のターニングポイントになりました。フリオに出逢えてよかった。彼を信じ続けてよかった。心の恩人です。 大好きな仲間たち。先輩たち。みんなと同じ想いを共有できたことが幸せでした。皆みんな素晴らしかった。刺激受け放題だった。出逢えて、よかった。 もともと他のシーズンより公演日数も少なかった私たちですが、このような形で幕を下ろすことになってしまったことがもう伝説といっていいのではないでしょうか。 しっかりとシーズン3に繋げなかったことだけが悔しいけど…どうかこの想いが必ず届くと信じています。 . ご観劇して下さった皆様。本当にありがとうございました☺︎ お客様のパワーってやっぱり凄いな!って初日に感じ、最後の公演となってしまった日も凄くエネルギーを感じました。いっぱいの拍手と笑顔をありがとうございました。 ファンの皆も本当にありがとう。☺︎♡ . 言葉にしだすと止まらなくなって思い出しちゃうから、、、 思い出すとやりたくなって会いたくなっちゃうから、、、 だからもうやめます☺︎ 現実を受け入れる!!そしてマスクもしないで平和に生活できる日々が1日でも早く帰ってくることを願います。 . #ウエストサイドストーリー #シーズン2 #wss2 #アニータ #楽しかったー #幸せだったー #みんなありがとう #一生忘れない #本当は寂しくて悲しくて仕方ない😭 #biglove

宮澤佐江 Sae Miyazawa(@sae_3830)がシェアした投稿 -


けれど宮澤佐江ちゃんが自らの意思でいったん去った芸能界に戻ってきてくれて、
こんなにもWSSを通して芸能の人であることに歓びを感じている様子を垣間見ては、
それはそれで勝手に推しているファンとして嬉しいことこのうえないのです。


そうなんですよ、推しが芸能界にいるのは当たり前ではないので。
私にとって彼女は推しであるけれど、推しの人生は推しのものなので。
同じ時代に存在する人間同士だから。



"推し=いい景色を見せてもらいたいひと"、なのだけれど、
WSSで佐江ちゃんが見せてくれた景色はいままでで、いちばんの最高の景色だった。


だからこそ本当に悔やまれる。
いまはとにかくダメなんだ、と、自分自身に言い聞かせるしかない。




『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』をもう一度この目で見たかった。
アニータをもう一度この目で見たかった。



初めて見るはずだったダブルキャスト勢も、
一ヶ月ぶりに見るはずだったアニータも、見ることは叶いませんでした。


だからこそ、より最初で最後の『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』は、
きっとずっともっと私のなかではっきりとしたものとして残ると思います。
アニータはこれまで佐江ちゃんが演じたなかで最高のキャラクターです。




忘れてしまう気がしない。
たとえ忘れたとしても、思い出せるはず。



そういったステージに出会うことができた私は、やっぱりラッキーです。
ありがとう、『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』。
できたら、またいつかどこかで。

糸賀英恵展 うつろいのかたち

こんなときだからこそ、美術館。
でもこの美術館も明日から閉館になる。


観たかった映画が観られないかもしれないし、観たかった展示が観られないかもしれない。
現に観劇予定だった舞台は中止になった。
蓄えておかなければならないと思って勢いで足を運んだ。
そう思って行くことができる美術館があることが本当にラッキーだ。




大好きなレストランは貸切だった。
いちばんいい席ですよと言われて座った席から見たエントランスにあるどでかいオブジェは今日もゆっくりと回っていた。




めちゃくちゃ晴れているけれど人がいない。
嘘です。ポケモンGOをやっているのであろうひとはいた。
美術館に向かう途中では結構たくさんそういったひとを見かけた。ポケモンGOはすごい。


食事が美味しかったのはもちろんだけど、
食後にいただいたコーヒーが美味しすぎてびっくりした。
相変わらず毎日ガブガブとコーヒーを飲んでいるけれど、
心から美味しいと思えるコーヒーは久々に飲んだ。




美術館もまた貸切だった。
日がさんさんと降り注ぐ大空間をひとりじめしているような気分で贅沢だった。
あまり調べずに来たからロビー展示だったことに驚いたりした。
けれど、自然光を浴びて堂々としている作品を見るのは気持ちがよかった。
作品がこうして展示されているから私はこうして美術館に来ることができる。





立ってる。




この作品を目の前にしたとき、そう思った。
綺麗で、一見置いてあるように見える銅板でつくられた作品は、しっかりと立っていた。



周りの作品たちも、しっかりと立っていた。
こちらも背筋が伸びる。




さながらサンルームと言わんばかりの図書コーナーにあったこの絵本がとてもよかった。
フランスの絵本、『革命』。



外の芝生には子どもがごろんごろんと寝転んでいた。
もちろんそばには親らしき大人もいた。




帰りに寄ったドラッグストアでマスクやトイレットペーパーの類の棚ががすっからかんになっているのをはじめて見た。
甘いタピオカドリンクを買った。
中止になった舞台のチケットの発券をして帰った。


夜はNUMBER GIRLのライブの生配信があった。無観客。
当時は黙々とひとりでプレイヤーに向き合ってたのに、
いまこうしてライブ配信を見ていろんなひとのコメント見てって不思議な感じだ。




ひさしぶりに、気持ちのいい1日だった。

ジョジョ・ラビット

この状況だしどうしようでも観たいよ『ジョジョ・ラビット』。
と映画館に足を運んだ。最寄りのシネコンでの上映は明日までだった。
正直、今日の状況とはまったく関係のないことでぜんぜん映画を観る気分ではなかったし、
序盤は案の定ぜんぜん集中できなくてどうしたものかと思ったんですけど、
観終わったあとのこの気持ちがきっとすべてだ。


まさに一期一会。
『ジョジョ・ラビット』という映画を観ることができて本当によかった。
いろいろあるけれど、この出会いもまた奇跡のようなものだと思う。




戦争がベースにある作品に対しては、どうしても言語化がむずかしい。
"よかった・悪かった"とか"好き・嫌い"とかあまり言えないなと思うのは、
大前提として戦争そのものがダメゼッタイだからだ。
だからこそとても慎重になる。




たまらなかった。


いまの自分が、子供であったころのことを思い出してみると、
あれは夢だったのか、現実だったのかと、曖昧であることがたくさんある。
『ジョジョ・ラビット』はそんな映画だった。


徹底的に主人公の10歳の少年・ジョジョに寄り添った視点で描かれていた。
コミカルだったりファンタジックだったりする部分も「これはジョジョの見ている世界だから」と不思議と自然に受け入れて見ることができた。
ジョジョから見えている世界は夢と希望に満ちあふれていた。
大人になってしまった私はどうしてもそんな様子をちょっと一歩引いて見てしまう。


けれど、ジョジョがひとりの少女と出会い、
大人に刷り込まれた「真実」から、自分自身で見つけた「真実」に手を伸ばしたとき、
自分とこの映画との距離がぐっと縮まったと感じた。
そこに至るまでにジョジョを導いたのも、また優しい大人たちなのだけれど。
それからはもうたまらなくて、涙が止まらなかった。




ジョジョの見る世界は、とてもスタイリッシュに表現されていて目が楽しかった。
とにもかくにも映像のセンスが良くて、ベースにある目を背けたくなる事象すらもかすんでくる。
だからこそ、ところどころ刺すように見せつけられる戦争や差別の恐ろしさに背筋が凍る。
コミカルだったりファンタジックだったりする一面があるからこそ、それらはとてつもなくつらい。


終盤、目の当たりにしたまた別の「真実」の前に動けなくなるジョジョ。
そしてそんなジョジョがドアを開けて一歩踏み出し新しい世界で踊る姿、たまらなかった。




ジョジョを演じた少年・ローマン・グリフィン・デイヴィスくん、本当に可愛すぎました。
ご存知スカーレット・ヨハンソンをはじめ、周りの登場人物が皆ビジュアルからしてキャラクターが立っていて最高だった。
ヨーキー♡が真理っぽいことをさらりと言っちゃうそのセンスにはもうぐうの音もでない。




一回打ちのめられたらみんなで踊ろう。

IZ*ONE 「FIESTA」 ミュージックビデオ

大輪の花が咲いた。





さて、去年の後半ごろにあったK-POPガールズグループによる自己肯定ブーム(?)。
私はというと、いかんせん韓国語がわからないので、和訳歌詞を見ても、「この曲は自己肯定感が~」と言われてもいまいちピンとこなかったんです。
だからこそ、目に見える自己肯定感みたいなもののほうが断然胸に迫ります。


IZ*ONEの『FIESTA』のミュージックビデオを見ていると、そんなことを思います。
アイドル、とかくK-POPアイドル、めちゃくちゃキツくて大変だけれど、
「私たち、こんなに綺麗にしてもらえて綺麗に撮ってもらえて綺麗な作品をつくってもらえていいでしょ?」っていう声が聞こえるような映像が大好きです。
もちろんそこには凛としたアイズワン当人らの姿もあります。


それらは「祝祭」そのものなのでは。




豪華絢爛。


"セットであること"に全振りしたつくりこまれた画づくりがとにかくすごい。
ある種の執念めいたものすら感じます。
ワンカット、ワンカットが触ったら壊れてしまいそうなほど繊細なのに、とても強い。


楽曲も「祝祭」という名にふさわしい、高揚感と勢い、なにより華やかさがすごいです。
息つく間もないような中盤からつづくクライマックスの様相。
可憐だけれど溌剌とした歌声も響き渡ります。
そして怒涛のフォーメーションダンスの迫力。
メンバー個人にフォーカスを当てるより先に、『IZ*ONE』という堂々たるたったひとつの花が目に飛び込んできます。




待たれたカムバック。
本作がタイトル曲である正規アルバム1集『BLOOM*IZ』の素晴らしいコンセプトトレーラーが公開されてから約3ヶ月前が経ちました。



彼女たちの置かれている状況を考えると、
勝手にこんな呑気な妄想のようなことを言ってはいられないのかもしれないけれど、
それでも、私は綺麗で可愛いくてキラキラしているアイズワンに、
こんなに美しい姿を見せてくれてありがとう、と言いたい。


あなたたちは、美しい。

ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2 in IHIステージアラウンド東京

若さ。


それはあまりにも稚拙な表現になるのだけれど、今回私が感じたのがそれだった。
そしてそれは人間の持つパワーを象徴するもののように見えた。
ダンス、とくに群舞は若者たちの血気盛んで、彼らは居心地が悪くてどうしようもなくて、
それでもありあまる生命力を見せつけてくれた。


私はこの演目のことをまだまだわかっていないけれど、
そのエネルギーだけは、感じられたつもり。


昔からあるこの演目をほぼオリジナルのまま、
こうしていま、IHIステージアラウンド東京という劇場で上演したこと自体に意味がある。





ステアラ、すごい。



もはや説明不要?360度回転劇場、初体験。
まさかの客席が回転します!!!!!ステージが回転するものだとばかり思っていた!


ステアラ、はじめは酔うんじゃないかってめちゃくちゃびびっていたのだけれど、
まぁちょっと最初のほうはうっとなったりもしたものの、慣れちゃえばずっとさながらディズニーランドのアトラクションに乗っているかのような楽しさ!すごくおもしろかった!


360度ステージが、本当にすごくて。
舞台ではなかなかできない何シーンもの作り込まれた豪華セットを詰め込むことができて、
かつ分断されたそれらの全体図を見せることで劇中に存在する「世界」というものを感じることができる。
本当に本作『ウエスト・サイド・ストーリー』という作品に合った劇場だなぁと思えた。
というか、この劇場に合わせたスペシャル演出の『ウエスト・サイド・ストーリー』か。


360度ステージに仕様による演出の素晴らしさっていったらなかった!
まるでインタラクティブコンテンツのような没入感。
席が前から7列目(下手側)だったというのもあるけれど、
回転してる最中に役者さんたちが目の前の通路を行き来したりするのも効果的で、
本当に劇場そのものが生きているかのようだった。
プロジェクションマッピングや照明、生演奏による音楽などすべてが命を宿すその劇場の一部だった。
そしてそれらが迫り来る。
とにかくすごい体験をしたなぁと。


だからこそ、演目自体は全体的なテンポがあまりいいとは感じられなかった。
ステージ演出のテンポと噛み合っていないないというか。
ステージが動いて多様な表現を見ることができて感動すると同時にシーンごとにギャップを感じることもあり、
そのせいでこのシーン間延びしてない?って思うところが結構あっていちいち冷静になってしまった。
もっと没入したかったんだけど。




本作『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』に関しては、
鑑賞前から自分のなかで2回観に行くことを前提としていたので、
贅沢にも、なにも前情報のない状態で1回目の鑑賞をさせていただきました。


とにかく感じたのは「若さ」だった。
それは"『Season2』のキャストだからこその「若さ」"なのか、
"物語から感じ取ることのできる若者たちの「若さ」"なのか、わからない。
とにかく私はSeason2しか観劇する予定がないので、
この「若さ」というものがあってこその『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』だった。


だからこそ先に行われた『Season1』や後に行われる『Season3』はいったいどんなものなのだろうかと気になる。
本公演を観る前はまったく気にならなかったのに。だってまったく想像がつかない。
私はこの若いメンツでやったSeason2がとてもしっくりきたし、キャストの布陣も自分のなかで完結した。
キャストを替えて公演を行うことのおもしろさは、こういうことなんだろうなぁ。
ちなみに2回目の観劇のキャストはアニータ以外全員今回のキャストとは違う。
こうなってくるとMay J.さんのアニータ役も見たくなってくるんだよなぁ。




そしてこの初めて出会うこの「世界」に連れてきてくれたのは、
言わずもがな、宮澤佐江ちゃんです。
佐江ちゃんは今回アニータという女性を演じました。


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ウエストサイドストーリーSeason2 Wキャストの両方とも、本日初日を迎えました。最高で最高な初日を迎えられました。😭👏初日にこれだけの達成感がある舞台は初めてです。 自分がやるべきことはまだ山ほどあって、千秋楽まで緊張しないこともないと思うけど、この作品はそんな緊張感が生きる舞台なんだと知ったので、一公演一公演丁寧にアニータとして生きて、アニータでいれる日々を楽しみたいと思います。!💃🏽 . 最高な仲間たち。 本当に私は出逢う人に恵まれているなぁ…🥺 今毎日が幸せで凄く充実しています。 どうか私たちのこのエネルギーを皆さん感じに来てください。!! 3月10日まで豊洲IHIステージアラウンド東京にて🔥💪 . #見ないと損だよ #ウエストサイドストーリー #シーズン2 #wss #アニータ #ステアラ #最高なカンパニー #biglove

宮澤佐江 Sae Miyazawa(@sae_3830)がシェアした投稿 -


アニータさん、佐江ちゃんがいままでミュージカルで演じた役のなかでいちばん好きです。ダントツです。
私が見たかった「宮澤佐江の仕事」というものを凝縮したかのような役だった。
推しが最高を更新しているひとときを、こうして見ることができたなんて夢のような話だ。


出てきた瞬間から美しい。
美人、綺麗、ヤバイ。
細いけれどメリハリのあるスタイルは常人離れしているし、
それを惜しげもなく露出する衣装も多く、ファンとしては大満足でした。


ステージでの身のこなしも、いつも以上に軽やかに感じられて、
とてもこの演目との相性がいいというか、伊達に10年以上ステージの上に立っていない。
脂の乗った演技を堂々と、さも当たり前にこなす佐江ちゃんにめちゃくちゃびっくりしてしまった。
前作『ピーターパン』では演じた役柄的にこういった姿は見られなかったので、
久しぶりに見た"ミュージカル女優・宮澤佐江"はとんでもなくアップグレードされていた。
なんか、いい意味で知らないひとみたいだったな…


特筆すべきは歌唱だと思う。
歌が…めちゃくちゃうまくなっていてめちゃくちゃびっくりした…
個人的に佐江ちゃんのミュージカル仕様の歌はいつも安定感がどこか欠けているイメージがあってあまり好きじゃなかったのだけれど、
それがもうめちゃくちゃうまくなっていて腰抜けた…こんな佐江ちゃん知らなかった…
歌唱のたびにこちらが勝手にいつもひやひやしていたのがうそみたい。


それに加えてあのしっかりと整えられたビジュアルと圧倒的なダンスパフォーマンス。
もうありがたさしかない。自慢の推しです。


アニータを演じる宮澤佐江ちゃんを世界中のひとに見てもらいたい…
億万長者だったらチケットをいろんなひとに送付したいです…みんな見て…
ウエスト・サエド・ストーリー、サンキューソーマッチ。




アニータ役をのぞいたダブルキャスト勢を見るのは今回が最初で最後。
もともとにじろーもウィンも見たいと思っていて、ならついでにWキャストも網羅したいなぁくらいの気持ちだったんですけど、
次回観に行ったときにアニータさん以外は違うひとなのかぁと思うとちょっとさみしさもありますね…

〔 Cast 〕

トニー:村上虹郎 (Wキャスト)
マリア:宮澤エマ(Wキャスト)
アニータ:宮澤佐江 (Wキャスト)
リフ:小野賢章 (Wキャスト)
ベルナルド:廣瀬友祐 (Wキャスト)


シュランク:山口馬木也
クラプキ:辰巳智秋
グラッドハンド:岩崎う大(かもめんたる)
ドク:田山涼成


The Jets & The Sharks(五十音順)
尾関晃輔 / 風間無限 / 鯨井未呼斗 / 後藤健流 / 佐久間雄生 / 佐野隼平 / 茶谷健太 / 永野亮比己 / 根岸澄宜 / 練子隼人 / MAOTO / 森内翔大 / 矢内康洋 / 理土 / 石井亜早実 / 植竹奈津美 / 門間めい / 木原実優 / 弓野梨佳 / 後藤紗亜弥 / 小林礼佳 / 篠本りの / 富田亜希 / 平井琴望 / 平山ひかる / 藤森蓮華 / 前田有希

びっくりしたのは村上虹郎。
映像の100億倍ステージのほうが好きだなと思いました。
映像作品ではいつも「村上虹郎」という鎧を着ているイメージがあったのだけれど、
今回ミュージカルというかたちでそれらは剥がれ落ちて見えたむき出しの村上虹郎だった。
歌がうまい、しかもミュージカル畑のひとたちとはぜんぜん違う村上虹郎だけの歌唱がとても好きです。
動きもよくて、当人も言っていたトニーの先走っちゃう感じがよく出ていた。


廣瀬友祐さん…本当に本当に格好良い…
なんなのあのスタイル…あんなの漫画でしか見たことないよ…
廣瀬さんが雄の最高峰といわんばかりのいい男でそんな男に抱かれる(?)みやざーさんがいい女すぎて昇天した…ありがとうWSS…
「雄の最高峰」の座をかけてNCTのジェヒョンくんと相撲を取ってもらいたい。




なんと、本公演にてステアラの来場者が100万人を超えたとのこと。
おめでとうございます!





そして、なんとわたくし2020年のスタートダッシュ・ラッキーが続いているようで、

カーテンコール【フォトウィーク】開催決定!

【実施公演】2月2日(日)〜9日(日)までの全公演
カーテンコール【フォトウィーク】は特別に客席から舞台上の写真を撮影していただけます。

「ウエスト・サイド・ストーリー」Sesaon2 トークショー

下記の公演の終演後にキャストによるトークショーの開催が決定いたしました!
日替わりで豪華キャストが登壇する特別なトークショーです。
皆さまのご来場お待ちしております。

〔登壇予定キャスト〕
2/9(日)13:30開演の回 村上虹郎・宮澤佐江・廣瀬友祐

スケジュール・チケット:WEST SIDE STORY Season2|TBSテレビ:IHI STAGE AROUND TOKYO



来場者100万人突破記念おめでとうセレモニーに立ち会うだけではなく、
カーテンコールでの写真撮影可能公演だったうえにトークショーまであったんですけど!?
しかもトークショーに推しがいるんですけど!?
ラッキーすぎない?????席に着くまでなにも知らなかった…ラッキーすぎる…


トークショーの佐江ちゃんはなんかブリブリしてた(笑)
にじろーのこと「虹郎」って呼んでて、にじろーは「佐江さん」て呼んでて。
キャストが集まって自己紹介するときに「鼻炎で…」と言ったにじろーに、
佐江ちゃんが「虹郎くん鼻炎なの~!?私も~!」的に絡みにいったとのことでにじろーはちょっと嬉しかったみたいな。


にじろーがかわいくてしょうがないんだろうなぁ。


にじろーは廣瀬さんのこと「ひろくん」て呼んでましたね。
廣瀬さん、見た目と違ってぽわぽわしててかわいかったな。
佐江ちゃんと廣瀬さんはひそひそ話したりしてて仲よさそうでほっこりしました^^
あと360度ステージとのことで役者さんは裏で結構走り回っているとのこと。
佐江ちゃんも2回くらい走る・客席が回っているはずなのにステージが回っているような感覚になるとのこと。
トークショー登壇者はアナウンスどおりの並び順で、本当に個人的においしすぎました。
ウエスト・サエド・ストーリー、サンキューソーソーマッチ。




さて、次回の鑑賞ではメインキャストが総入れ替え!とのことで、
こういった"Wキャストを楽しむ"というようなことは個人的には初めてなので、
改めて、こういう機会にも出会わせてくれた『ウエスト・サイド・ストーリー Season2』にはありがとうという気持ちでいっぱいです。
そして、なによりそこに導いてくれた宮澤佐江ちゃん、本当にありがとう!


関わっている皆様が最後まで本作をまっとうすることができるよう、
心から願っております。




1:50くらいから宮澤アニータ佐江ちゃん!見て!
ちなみに実物の方が何倍も何倍も美しいので見に行って!

JO1 1ST FANMEETING 18時公演 in パシフィコ横浜 国立大ホール

JO1、売れます。



そんな公演だった。




2020年の運は使い果たしたかもしれない。
なんと『JO1』の初のイベントであるこのファンミーティングのチケットが…!取れた…!
それなのに直前にちょっともやもやしてしまったのでひとつ前の記事で吐き出させていただきました。
もしお読みになった方で気分を害された方がいたら申し訳ありません。
私なりに「ちゃんと」、『JO1』と対面したかったから。


それにしても結構な頻度で来てるぜパシフィコ横浜
もう現場と言えばほぼほぼパシフィコ横浜のような気がする…いや安心感はあるけど!




いや~、売れますわ。




JO1、間違いなく売れるしJO1が売れないこんな世の中はイヤなので推します。




JO1、ダンスがやりたい・歌がやりたい若い才能がアイドルを目指すK-POPのように、
日本のダンスがやりたい・歌がやりたい若い才能がアイドルになったんだな、っていう説得力がすごかった。




ライブステージでのパフォーマンスは、本当にすごかった。
オープニングVCRが終わり、スッと現れたJO1は間髪入れず『YOUNG』を披露。


披露曲は5曲。

・YOUNG
・無限大(新曲)
・La Pa Pa Pam(新曲)
・Running(新曲)
・ツカメ~It's Coming~(JO1 ver.)


この短期間でこんなことできる!?、っていうような素晴らしいステージだった。
もはや私のなかでなにがK-POPっぽいとかよくわからなくなっているのだけれど、
とにかくいままでの日本のアイドルにはなかったような楽曲と振り付けだった。
そしてそれをものの見事にひとりひとりがしっかりとパフォーマンスしており、こちらに届けてくれた。
単純にカッコいい。めちゃくちゃカッコいい。



日本のアイドルではなかなか見られない群舞、というものだろうか、
本当に綺麗に揃っていて、でも揃っているだけではなくて、
『JO1』という塊のようになって彼らがこちらにぶつかってきてくれるようなパワーあふれるパフォーマンスだった。


今回のライブステージでは『PRODUCE 101 JAPAN』最終回の地上波テレビ放送で流れた、
"『YOUNG』と『GrandMaster』のようなパフォーマンス"を日本のアイドルを目指す男の子たちがやるのかという衝撃がそのまま伝わってきた。

おそらく練習などもK-POPナイズドされた風で行われているのではないだろうか。
そんなこれまでになかった日本のアイドルのパフォーマンスと整えられたビジュアルの綺麗さは間違いなく新しい存在になる。




彼らは「新しい」。




JO1のパフォーマンスは、たぶん彼らの同年代の男の子も憧れるやつだと思うんだよね。
「JO1は夢がある」というのをよく見かけるけれど、
シンデレラトーリー自体ももちろんそうかもしれないけれど、
たぶん「こんなにカッコいいパフォーマンスができる俺たち」もきっと誇らしいと思う。
そういった意味でも夢があるというか。
アイドルという職業を「仕事」と携えてくれていても、他人のこちらがそれについて何を言うもないのだけれど、
そういうのを抜きにしてアイドルでいることが楽しい・嬉しい・誇らしいという気持ちがずっとあってほしいなと思う。
消耗ばかりしないでほしい。
そして、本当にそうなっていってくれるのではと思わせてくれるんです。
こちらにもそんな夢を持たせてくれる。それってなんてアイドルなんだ。



これが『JO1』というアイドルグループなのか。






ファンミーティング、めちゃくちゃ楽しかったです!
アンケートコーナーもダンスバトルコーナーも本当に最高に楽しかった。
司会のはんにゃ金田さんがヨナ推しのJAMだったから、いろいろと話が早い&気が利いててありがたすぎました。


アンケートコーナー(JO1なんでもランキング)では、
いまのJO1の雰囲気や彼らが「仲間」であることがよく伺えた。
垣間見える仲の良さと、まだちょっとだけあるぎこちなさも含め、充実しているんだろうな~と思った。素敵ですよ。
瑠姫くんはまじもんのおしゃクソだし、與那城先輩はママ。
昨晩ホテルが同室だった鶴房に「テレビが点いてるのに点いてないって言う」と暴露されていた瑠姫くん、厄介すぎる(笑)
碧海の「(與那城先輩は)朝みんなより一時間早く起きてバスローブ姿でコーヒー片手に起こしてくれる」という金田さんがヨナ推しだからこそ引き出してくれたエピソードが最高でした。
祥生くんが與那城先輩を「奨さん」と呼んでいるのが発覚してザワついたよね…!
VCRを含めてトークで絶対に爪痕を残す鶴房もすごい。白髪ダンサー(笑)


ダンスバトルコーナーの「セクシー」対決では、
碧海が想像以上にセクスィ~をきっちりキメたプレッシャーだったのか、
瑠姫くんがボタンをひとつひとつ外していかなければ勝てない状況に…(どんな状況)
ほかもにずっとぎやかにぎやかしていてすごく楽しかった!




LINEチケットをはじめて利用したのだけれど、あれいろいろとすごい…!
席は二階下手側。
パシフィコは席によっては見づらいので相応の対策をしていったのでしっかりとステージを見ることができました。
パシフィコ、行きまくってる気がするのでそりゃ学びます…


グッズは強火の川尻推しの母へのお土産にめずらしくがっつり購入。
フォトカードもブレスレットも交換してくださった方がいて蓮くんが揃いました!ありがとうございました!


ロビーではもう見たことのない数のフラワースタンドがひしめき合っており、フラスタ前も大混雑!
なんかもう芸術作品みたいなものもたくさんあって本当にすごかった。
あまりにもたくさんあったので写真じゃなくて動画で撮らせていただきました。
あれ、メンバーのみんな、めちゃくちゃ嬉しいだろうな~!
與那城先輩はまさかの日本経済大学から花がきていて!苗字の漢字が間違っていた(笑)


そして本公演は豆ちゃんのお母さまがいらしていたそうです…!
純喜兄が勉強を、よなママが洗濯を教えます!と!




個人的に、『JO1』への思い入れよりまだまだ日プの余韻のほうが強かったので、
気持ち的には日プの続きを見る感じなのかなとか思っていたのだけれど、
ステージに現れた彼らは完全に『JO1』というプロのアイドルだったのでそれに普通にびっくりしてしまった。



JO1、すごく垢抜けていて洗練されていてビジュアルが完璧でした。みんな格好良すぎた。
與那城先輩と景瑚くんが脚長すぎてびびった…なぜいままで一般人だったのか…
蓮くんもスラリとしていて綺麗すぎた。
鶴房はディカプリオだし、純喜はただのイケメンだった。
瑠姫くんはまじで漫画から出てきちゃったような王子様!
拓実くんは、日プのときに「姫」って言われていたのがよくわからなかったのだけれど、
JO1になってからなんとなくわかってきました。
…解釈違いかもしれないけれど、抜群にキャラ的なかわいらしさがあるし、メンバーが構いたがってるように見えたり。


もちろん、初々しさというよりもふとした瞬間に「素人」が覗く部分もあるのだけれど、
それを含めても全体的にはもう完全に芸能人だった…すごいよなぁ。
そしてみんながみんなとても目をキラキラさせていて、
ここは彼らにとってのスタートなんだなと改めてこちらもそれを思った。



本編終了後のアンコール明け、最後にすべてのはじまりである『ツカメ』を披露したあと、
ひとりひとりからの挨拶がありました。
一番印象に残った瑠姫くんのことばは切実で、本当にここまで来れた幸せといまこの景色を大切にしたい想いがよく伝わってきてこちらも引き締まる想いだった。
瑠姫くん、東京ドーム行こうな。
與那城先輩の「いまが初めて人生で幸せだと思える」というコメントも…すごかったな…
純喜が「一生一緒にいてくれ~…」と言ったとき、たぶんアラサーはみんな三木道山を思い浮かべたと思う…




蓮くんと純喜がまだ曲数が少ないからステージに居られる時間が短い的なこと言っていたけれど、
こういったファンミ的なイベントでもいいからもっとガンガンやっていってほしい。
なんというか、ステージで本当にキラキラと輝くので、JO1。
そして素晴らしいステージパフォーマンスはより多くのひとが見るべきだと思うんです。





24時間ライブ(by 純喜)、まっじで待ってるからな。