ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

【プロローグ】俺のK-POP 2018【ジョンヒョンとの一年】


「アイドル」というものに触れているとき、
そこにはジョンヒョンがいた。


そんな一年だった。




"「アイドル」は「人間」である"ということを大前提に、
いろいろなことを受け止めるようになった。
「アイドル」という存在に対して、以前より優しくなった…気がする。


自分の知るアイドルに、幸せでいてほしいと思うようになった。
「生きている」ということだけで、そうなることができるんだから。




私は、このブログで同時期カムバック対決を煽る記事を書くのが好きだった。
カムバック対決はゲームのようにおもしろかったし、
その楽しさを盛り上げるひとを見つけられなかったので自分で煽っていた。自給自足。


でも、その類で盛り上がったりすることがずいぶん少なくなった。
いまだにハードな環境で戦うように活動しているK-POPアイドルたちを、
比べて競わせることを煽ることができなくなった。
比べられて競わなければならない彼らの姿を見ては「煽る」ということができなくなった。
それぞれのアイドルのカムバック日程も以前ほど把握しなくなった。




SHINee』とは、いまだにどう接していいかまったくわかっていない。
4人はとても一生懸命頑張っている。わかっている。
応援したいと思うけれど、「わかっている」と同時にわかっていないことをわかっている。


ジョンヒョンがこの世からいなくなってしまったあとの『SHINee』からは、
私の知っているSHINeeを思い出すことも難しく、本当に4人には申し訳ない気持ちでいる。
たぶん、まだ時間がかかる。
でも、いつかちゃんと接することができるようになりたい。


私のなかのジョンヒョンは、驚くほどなにも変わらない。
対して4人は年齢を重ねて、グループも4人それぞれも新しい段階へ進んだり、
新しい一面を見せるようになっていて、私はそれを垣間見たりしている。
でもジョンヒョンだけは、なにも変わらない。
そういうことなんだろう。




2018年のK-POPは、ジョンヒョンとの一年だった。
2017年12月18日以降のK-POPには、つねにそこにジョンヒョンがいた。
いつまでジョンヒョンがそこにいるのかはわからない。