ちょっとこれすごい。
聞いてない。
『ASTRO』のティーザーイメージがすごいです。
"「アイドル」と「青空」"。
こんなにも、間違いないに決まっている組み合わせなのに、
ようやくやっとお目見えしたような気がする。
暑くて、爽やかで、ただただまぶしい。
この、ぱきっとした空気を待っていた夏である。
こんな直球素材勝負でありながら、しっかりと演出されている。
めちゃくちゃシンプルだけれど、それにもかかわらずまったく安っぽく見えないのは、
とても念入りにあらゆる面で整えられているからでしょう。
"「アイドル」と「青空」"だって、よりそれらを写そうと思えば、できる。
けれど、計算づくで、見る側に"「アイドル」と「青空」"のある景色をあえて想像させる余白をたっぷりととった結果、
"「アイドル」と「青空」"だけなのに、それ以外の知らない世界が見えてくるような不思議な感覚になる。
今回のこのティーザーイメージは、ちゃんと『ASTRO』という被写体に対して、
しっかりディレクションがなされているのがわかる。
ちゃんと彼らのことをわかっていて、彼らのためだけに考えられたもの。
同じ撮影を他のグループがやってもだめなやつ。
「たった6人」での、この明快なアプローチが、一番のインパクトの要因だと思う。
逆をいうと、最近はやりの大所帯グループではなかなか難しいのでは。
それらは単純にひとつひとつに統一性をもたせるのすら大変だろうし。
私は『ASTRO』のことは全然知らなくて。
気がついたら「顔天才」と呼ばれるメンバーのひとり、チャ・ウヌくんがブレイクしていた。
だから、ウヌくんしかわからないし、失礼ながら『ASTRO』といえば「ウヌくんのグループ」である。
でも、このコンセプトフォトらを見ると、
大げさにいえば、まるで全員がウヌくん然として見えるかのよう。
そのくらい、もともと私の知っている"「ウヌくん」の存在感"を、
見事に全員に装備させている、といいますか。
(ただ、ぶっちゃけ、もっといいカットはあったと思うぞ!)
これは、なかなかできることじゃない。
コンセプトイメージは、
同じくロケでありながらこちらもかなり抑えた『”SUN RISE”』パターンもイイ感じです。
まぁでも、どちらのパターンも集合カットは、情報が見えすぎてしまっていて「普通」~。
う~ん、惜しい。
かなりひさしぶりにティーザーイメージで心が踊りました。
やっぱりこの類はデザインで仕上げる系よりも写真一枚でどうだ!、ってのが好きですね~。
カムバックは24日。(っていうかカムバックできてよかった…涙)
これまで『ASTRO』さんはまったくひっかかるものがなかったのですが、
一気に楽しみになりました!