ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

Wanna One World Tour<ONE:THE WORLD>in Tokyo IN 幕張メッセ国際展示場 1-3ホール

たぶん『Wanna One』の最初で最後の日本単独公演だと思います。
彼らが初来日した『MAMA 2017』でのライブステージは運よく目にすることができました。
今回は私にとって、「単独」を抜きにしても、
きっと"最後の『Wanna One』のライブ"だろうと思いながら参加しました。



とりあえず、




ワナワン、日本に来てくれてありがとう。




途中までこれをひたすら頭のなかで唱えることで平静を保っていたくらい、
中盤のMCくらいまでは眉間にしわをよせていた。




だってとにかく見えない。




序盤、とにかく見えなくて見えなくて呆れてしまっていた。
自分がワナワンのライブでチベスナ顔になるだなんて想像もしていなかった(笑)


豆粒米粒ゴマ粒どころかまじでなにも見えないので双眼鏡の出番もない(笑)
だいたいステージがひくすぎるんや……
精一杯ジャンプしてようやくはるか遠くのメインステージにいるメンバーの頭の上のほうが見える程度。
見えない見えない言ってたらなんかセンターステージが上昇してたり(笑)一回だけね(笑)


スタンド席がない構成なのはわかっていたので、
背が低いなりの努力は一応したんですけどね~だめ。


それでもありがたいことに絶妙な運を発揮して、
下手側の花道真横ブロックだったので全員の御姿はギリギリ見ることができました。
まぁブロックのはしっこ席ではあったので、距離はそれなりだけれども。


百歩譲って本人たちが見えないのはしかたがないけれど、
モニターの前に、柱だの機材だの邪魔するものがあってモニターすらまともに見えない(笑)
こと映像だけに関していえば、絶対にライブビューイングのほうがいいくらい(笑)




そんなステージ構成は「最後の荒稼ぎ」の具現化みたいなやつだったなー。
単純にトロッコがないとかバクステがないとかそういう問題じゃなくて、
今回の会場でお客さんにいかにステージを楽しんでもらえるか、というところがまるで考えられていない感じ。
キャパの違うどこかの国でつかったセットをそのまんま使いまわしている感じがアリアリで素直に萎えてしまった。


良席だとか楽しかったかとかそういうのはもう人それぞれの感覚だけれど、
縦に長い会場で、少なくとも「恵まれている」と思った私の席でも見えなくて、
じゃあここより後ろの席の人たちは…?、って考えちゃうのがもうだめというか。






でも。






途中から、
"『Wanna One』は期間限定のグループである"ということを突きつけられているようで、
気がついたら涙目になってしまっていました。


ワナワンの名刺がわりのような内容だったから。
もうこの先のワナワンを想像する余地がないようなライブだったから。


メンバーみんなすごくいい面構えで(モニターだけど)、
迫力のあるパフォーマンスで(モニターだけど)、
すごく場慣れしている感じがして、貫禄があってびっくりした(モニターだけど)。




自分たちがどういう存在でこれまで何を求められてきたのか、
いまこの瞬間に何を求められているのかというのをしっかりと理解していて、
ああもう彼らはグループの終わりが見えてるんだなぁと感じた。
まぁ妄想ですが。


「これがワナワンです!ワナワンはこれです!」っていう感じのライブで、
少なくとも、私の持ってるワナワンのイメージそのままだった。



そして生歌がすごい!
あまりにうまかったので生歌なのかそうでないのかの境がぜんぜんわからなかった。






本当に、メンバーひとりひとりが魅力的すぎて。


先に触れた「場慣れ感」も大きいのだろうけれど、
さすがいろいろな場所でステージの場数も踏んでいるだけあって、
全体的に安定感がハンパなかった。
終始、「(ファンを)楽しませたい!」、「(自分たちが)楽しみたい!」という意欲のようなものがあふれ出ていて。
サービス精神がめちゃくちゃすごかった…(拝)




今日のオンさんは「人間」だった。雄々しくて、ハイパーかっこよかった。
すごく力のはいった、戦闘態勢のような表情をしていて、ちょっとこわいくらいだった。



まじであのハイタッチ会の菩薩笑顔ソフトタッチオンソンウ天使はどこにいるの!?
オン・ソンウってふたりとかいたりするのかな……
っていうか、インターネットのどこを探しても菩薩笑顔ソフトタッチオンソンウ天使がいないんですけど、あれって幻だったんかな…
なんというかオンさんかマザー・テレサかって感じだったんだよ…すごかったんだよ……




暗転のタイミングで「たまねぎ」ってぼそっとつぶやいたりしていたダニエルは、
ラスト、花道を歩きながらひたすらに力の入った「おやすみっ!!!!!」を連呼するマシーンと化していた(笑)
ダニエルはまぁ爆モテっすよ。確信した。ダニエルを嫌いな人類はたぶんいないっすよ。
とても器用に空気を読んでいて、ネタでやる流れのところをマジトーンの「ごめんね」っつって落としにきたり。
あと、あんなにチャンピオンのヘアバンドが似合う男を見たことがない。


ハイテンション☆ジェファンがとにかく最高だった。MVP。
ひょっこりはん」のネタ元すらまだ見たことがないのだけれど、
たぶん、キム・ジェファンは世界でいちばん「ひょっこりはん」がうまいよ!
そしてモニターに映るジェファンがめちゃくちゃカッコよくてびっくりした……
ライブ会場の照明とライブ仕様メイクの影響なのか、
ジェファンに限らず、全員が全員、完璧なカッコよさだった…(ただしモニターだけど)



イケ!




MCがめちゃくちゃ楽しくて!
最後のあいさつ以外ほぼ日本語MCでした。


たぶん、ファン・ミンヒョン大先生のおかげである。


ミニョンくんが日本語ペラペラじゃなかったら、
天下のワナワン様がこんなに日本語喋ってくれるはずないと思うのですよ(涙)


この過酷スケジュールのなか、日本に来てくれただけでもありがとうなのに、
これだけ日本語覚えてくれて、カンペ見ながらも話してくれて、
ありがとうの気持ちでいっぱいになって、基本的には見えなかったけれども()、それだけでもチケット代ぶん以上の価値があったなと。




ミニョン大先生の日本語があれほどとは!、というのはいい意味で裏切られた!!!!!
ミニョンくん日本語が流暢過ぎて、まわりで「ミニョンくん日本人じゃん!」て笑いが起きていたくらいだった(笑)


ミニョン大先生は最後の挨拶も完璧に日本語だし、
メンバーが日本語わからない雰囲気を出すとソッコーでその場で通訳しててすごすぎた。
通訳さん(たぶん根本さん)の仕事を見事に奪っていた(笑)
そしてニッポン担当の自負があるのか、ちょっと得意げそうでかわいかった(笑)


どうやら日本活動に熱心に取り組んでいた『NU'EST』のなかでも、
とくにミニョンくんは日本語が上手だったらしくて。
私はにゅいの日本活動を熱心に追っていたわけではなかったので、びっくりしました(笑)
にゅいの日本の公式ファンクラブが無くなっちゃったりしたから、
もう日本活動とかあんまりしないのかなー?、と思ってたので余計にびっくり!
素直にめちゃくちゃ嬉しかったです!




ミニョンくんが、
「ワナワンでデビューしてから、ずっと日本でコンサートがしたかった。」、
「それをこんな大きなところですることができて嬉しい」的なことを言ったとき、
あのガラガラの学祭ライブに行った私は、
心の中で号泣でジソン拍手をせざるをえなかった(涙)
だってぜったいぜったい本心だもん(涙)




そして最高にかわいいニホンゴカタコトロボットと化したウジンくんの背景には、
やっぱりミニョン大先生の圧があったからだと思うので、ミニョン大先生には感謝しかない。


でも、オンフィが準備で抜けたときのファンミノリのメント(というかしゃべくりファンミニョン)がいちばんボリュームがあって楽しかったので、
そこにオンさんとデフィがいなかったのがめちゃ残念(涙)






セットリストでいちばん印象的だったのは『Wanna Be』だなー。自分でも意外。
なんか普通に日本語で歌っているのかと錯覚したくらい耳に馴染んで、スッと入ってきて、不思議な感覚だった。


あとは『I.P.U.』、ヤクソッケヨ!!!!!!!!
絶対に最後はこの曲だろ!、ってなにも知らなかったけれどわかってた!


ムキムキミニョンくんのソロパフォーマンスがはじめのほうだったので面食らった(笑)
そんなミニョンくん、アンコールでは袖を切ったTシャツから鍛えられた二の腕丸出しで、
すっごくオスっぽくてまじでありがとうだった!


VCRは、ジソンさん・ウジンくん・デフィの意外はほぼ覚えてなくて(涙)
(ウジンくんがキュートな部分を全開にしてくれてすごく嬉しかった!)
本当にモニターが見づらかったんだなぁ、って思いますね。。自分どんまい。。






銀テープが銀テープもどきで、プラスチック素材の白い紙の帯でずっこけた(笑)
まぁ銀テ欲しい芸人なんで、一応持って帰ったけどね……


衝撃的だったのが、公演中にスマホでノリっぽく写真を撮っていた数席前にいた女の子が、
巡回していたスタッフに見つかり、そのスタッフに荷物を一方的にまとめられて、
あれよあれよという早さでまで会場の外に連れ出されたのです…目の前で…
ああいった光景を初めて見たのですごくびっくりした……
てっきり都市伝説かとばかり…あんな感じで連れていかれるのかぁああああ~~~~と。






今回、ツアーグッズはなにも購入しませんでした。


8日に6人くらいの韓国人の女の子の中に日本人が私1人でいるっていう状況になって、
みんなで輪になってお喋りしながらあれこれ買ったり貰ったりしていたのだけれど、
それらが何よりもいちばん素敵な「グッズ」だと思っている。
お互いの言葉は通じないけれど、リアクションとかボディーランゲージとかで、
「今日誰とハイタッチした?」とか「誰が好きなの?」とかいいながらわいわいした。
話して(?)いくうちに「そんむるそんむるー!」ってなんかたくさん貰っちゃったりして。
別れ際もさっぱりしていて、「ばいばーい!」みたいなノリで。


すごく楽しかったし、アイドルを通じてこうした経験ができてなんかすごかったな、と。
日本では「マスター『様』」とか言われてるマスターやってる方も普通にかわいい女の子で、
「これをこうするとこうやってかわいくなるんだよー!」みたいな感じでスマホを見せてくれながら教えてくれたりして。
基本的に海外の方々と関わることのない人生だったので、
お互いに知ってる相手の言語を使いながら好きなアイドルの話をできた思い出プライスレス。
マスターさん、「そんうは、かわいい」って!マスターさんがかわいいいいいい////////


…ワナワンのオンさんもワナワンのミニョンくんも、
もう来年はいないんだなーと思ったら手を出さずにはいられなかったんや。
なにより、制作過程にちゃんと愛があるじゃん?
で、その愛のひととその愛を語らえた喜びプライスレス。




なんで今回ペラペラペンラは売ってないの~(涙)ハイタ会のときには売ってたのに(涙)
ペンライトは私にとっては記念品だからペラペラのでぜんぜんいいのよ……
嗚呼、何十年かして思い出を集めるかのように、誰かが売りに出したものを買えたらいいなぁと思います、老後の楽しみです。


公式ペンライトの代わりに、すっかりお世話になっているキンブレさんを持参したのですが、
なんか公演中に壊れてな…勝手に色がどんどん変わるねん………






幕張メッセの隣の会場のイベントが、まさかの『けやき坂46』(ひらがなけやき)で、
周辺は坂道ヲタとワナブルでカオスだった(笑)
「わなわんてなに?聞いたことない、」って男子らが会話してるのとかおもしろかった。
そして、ワナワンより開演時間が早かったみたいで、けやきの音漏れめっちゃ聞こえて!
ヲタクの声もめっちゃ聞こえて!さらに音漏れ組も!いて!






3時間弱あったライブはあっという間でした。
たっぷりやってくれただけあって幕張メッセからまじのガチのダッシュで汗だくになってギリギリ終電に間に合った感じで(笑)
こういう感じってひさしぶりだなぁって。


今回、『Wanna One』がこうしてイベントやライブで日本で活動してくれたことは、
ただ、「イベント」や「ライブ」そのものだけではなくて、
その周辺にあるいままで見えていなかったたくさんのものが見えた気がして、
それらはすごく私にとってとても意味のあるものでした。



いや~それにしても、ステージはぜんぜん見えなかったけれども!(まだ言う)、
思い出せば思い出すだけハッピーがこみあげてくる!すごいことだよ~。


そんな時間を、本当にありがとう。




VCR
1.Burn It Up
2.Never
3.Energetic
4.ミニョン ソロ
VCR
5.ジニョン ソロ + 11(ELEVEN)
6.Forever and A Day
VCR(ミニョン+ジェファン+ジフン+クァンリン)
7.ダンスブレイク(ジフン×ウジン)
8.Boomerang
MC
9.Day by Day
10.Beautiful + ダニエル ソロ
VCR(ソンウン+ソンウ+ダニエル+ジニョン)
11.ジェファン ソロ + I'll Remember
12.Wanna(Acoustic ver.)
13.Always
MC(しゃべくりファンミニョン)
14.ソンウ ソロ + デフィ ソロ + Hourglass
15.Kangaroo
VCR(ジソン+ウジン+デフィ)
16.DJ ジソン(盛り上げ隊:96) + クァンリン ソロ + ソンウン ソロ
17.Wanna Be
18.Twilight
19.Pick Me
MC
20.GOLD

VCR
EN1.Light
MC
EN2.I Promise You