ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

EXO-CBX “MAGICAL CIRCUS” TOUR 2018 in 横浜アリーナ

本公演の参加には、ちょっといろいろ経緯がありまして。
なぜか持っている謎の土壇場運を発揮して、公演の始まる数時間前に当日引換券を購入し、
あとは流れるように会場へ向かい~ので、参加へ至ったのでした。


その「当日引換券」なのですが、券を引き換えるのにトイレより並びました(笑)
パラパラと降ってきた雨も本降りになり、傘をさしてぎゅうぎゅうに並ぶ。
もう入場したいくらいの時間なのに!引き換えにめっちゃ時間かかるやん!、て。


でも、こういった状況そのものが、今回の本公演の凄さの表れです。





『EXO-CBX』(チェンベクシ)初の単独ライブツアーの幕開けとなる横浜アリーナ会場では、3日間の公演が行われました。
本公演がザワザワしはじめたのは、初日が終わった直後。
ツイッターにあふれる、参加した方々のツイートがとにかくすごかった。
目にしたツイートの全部が全部、「興味のあるひとは絶対に行ったほうがいい!」と、
凄まじい熱さでポストがされていました。


そしておそらく、それらを見た私を含むたくさんのひとが、
「なんかすごそうだから行ってみたいなー」と、購入したのが、そのときにまだ販売されていた「当日引換券」だったのでしょう。
その直後、どのチケット販売サイトの「当日引換券」も瞬殺で完売したのです。
そのあと、私は、本当に運よく当日に復活(たまにある)した「ステージサイド席」を購入することができたのですが。
ツイッターでの譲渡も激戦だった様子。




これってすごくない?




いわゆる「口コミ」で広まったわけです。
で、そこから足を運ぼうって思わせる・行動させるのは『EXO』というグループの人気と実績があるからだと思います。
実際に、私もEXOのファンです。でも「チェンベクシはいいや~」って思っていたんです。
でも、これまで垣間見てきた『EXO』というグループの魅力が、「口コミ」の後押しをした気がします。
それは、チェンベクシのメンバーである、チェン・ベッキョン・シウミンへの信頼もある。




これってすごくない?




こんなチケットの売れ方に立ち会うのって初めてで。
「なんか、すごいな!」、って思うばっかりなのですが。


そんなこんなの参加だったので、いまある"チェンベクシの余韻"は、
友達と遊んだあとの楽しかったな~みたいな感じがすごくいい!






購入できたのは「ステージサイド席」。
実際に、本当にステージサイド席のなかでも一番端で超ステージサイドでした(笑)
けれど、ガチでメインステージの真横だったこともあり、
メインステージの奥が見えないだけで、ステージ前方はかなり近くで見ることができました。
オマケになんとスタンド席の1列目だったこともあり、「いつも」の指定席より良かった気が。
なにせ端っこなので、すぐ横に見切れ席用のモニターがあったのもすごくラッキーでした。


スタンドから大きく手を振ったら、ステージ端まで来てくれたベッキョンが大きく手を振り返してくれました(涙)
他にも、ダンサーの方々もこちらに手を振ってくれたり。
ロッコ移動の際も、しっかりとこちらにも目を向けてくれました。






で、ライブ本編なのですが、




なんかすごかったんだけど。




なんというか目から鱗というか。
単なる「『EXO』の派生ユニット」ではなくて、『EXO-CBX』っていうコンテンツになっていて驚きました。


チェンベクシのライブは、もう私のチェンベクシのイメージそのもので、
この3人をEXOが擁しているのかと思うとちょっと末恐ろしい。
だって3人が3人、EXOとは違うアプローチなのに、しっかりとEXOのメンバーであることを忘れさせない。


EXOのライブって、わりと「俺たちの世界に文句あっかアニヤ〜〜!」、みたいな感じの印象を受けるのだけれど、
チェンベクシはしっかりと客席とコミュニケーションをとる。


あと、めっちゃポップ。
というか、チェンベクシは、




ポップ。




「ポップ」を課せられた男たち。
だからといって、ちゃんと年相応の男性のエンターテイメントのステージでもあって。


チェンベクシは「ポップ」。
それをめちゃくちゃ全面的に押し出してきたアプローチが本当にすごかった。


そんな今回のライブの演出を手掛けたのは、
EXOのファンにはおなじみの『s**t kingz』のshojiさんとkazukiさん。



いやもうね、シッキンさんのステージづくり様様だよなぁとしみじみ。


出演メンバーが3人と少数なのもあるけれど、
3人のキャラクターの集合体である『EXO-CBX』というチームをちゃんと理解して、
彼らにはどんなステージが似合うか・つくれるか、っていうのを徹底的にやった感じ。
もちろん、生バンドやダンサーさんの起用などもまさにそれだろうし。


横浜アリーナで!3人で!、っていうのを最大限生かした舞台構成。
とにかくチェンベクシ3人の移動がハンパないし、細かい。
ムービングステージやトロッコ、高くなるステージなど、
ステージ自体の動きもハンパないし、細かい。
っていうか本体でも見たことのないような超豪華仕様。
それは、チェンベクシに合った、チェンベクシだけのディレクション



そしてそれは、『MAGICAL CIRCUS』というツアータイトルに忠実なコンセプトのもと、
繰り広げられるアイディアの大洪水!
オープニングのマジのガチのマジカルサーカスっぷりにはびっくり!
とにもかくにも、魅せる!魅せる!魅せる!
某ジャニーズさんとこのライブが言われているような「どんな席でも楽しめる」演出!


なんかね~、チェンベクシずるい!、っていう謎の感情が(笑)
これだけキャラに合った演出してもらったらめちゃ羨ましいでしょ!(誰)
そういう意味で「ポップ」を課せられたチェンベクシは特別なんだよな~。
そして「EXOの延長線上」ではない「チェンベクシのエンターテイメント」を、
最大限に引き出してくださったシッキンおっぱたちには頭が上がりません。


なにより、K-POPアイドルといえば公演の前日くらいに来日というパターンが多い中、
今回は時間をかけて、ほとんど日本で準備したのだそう。すごい。




眺めているだけで楽しいライブが一番好きなのだけれど、今回のチェンベクシはまさにそれ。
ペンライトも持っていなかったし、ほとんど座っていたけれど、
「チェンベクシのエンターテイメント」という世界にただただ居た、というか。
それがとっても楽しかったのです。


なので引きで見渡すだけでもめちゃくちゃ楽しかった!
でも、今回の構成って「みんな」の近くへ!、みたいな意思を感じたので、
やっぱりその様子を見ては、それはそれで羨ましいと思ったり(笑)




本当に、知っていたはずの、チェン・ベッキョン・シウミンはそのままなんだけど、
彼らはこういう姿があるのか!!!!!、っていう衝撃がすごかったな……
3人だからっていうのもあるだろうけど、「絶対に(客を)楽しませなきゃ!」みたいな使命感を持っているような気もした。
その必死さっていうのは、もうEXOではあまり見ることはできないものかなと思っています。
3人の、前のめりのパフォーマンスが見れて本当に嬉しかった。
彼ら自身ものびのびと、空間を愛してステージを楽しんでいるのが伝わってきました。


チェンベクはもともとサービス精神が旺盛で、
盛り上げ隊長のベッキョンと、空気を読むのがすごくうまいジョンデって感じで、
なるほど、といったところはあるんだけど、そのなかで目を見張るのがシウちゃんの進化。
年々佇まいが大人っぽく、心がデッカい「人間」になっいてるのがわかるのだけれど、
「アイドル」としての進化が本当にすごいんです。
それを心から感じることができたのは、「チェンベクシのエンターテイメント」だからだと思います。




そして今回は、なんと生バンドでございますよ。
シウベクは超絶安定感で歌っていてそれはそれで素晴らしいことなんだけど、
「生!!!!!」っていう歌唱はダントツでジョンデだったなと。
すごかったわ、あれドームどころかスタジアムで歌ってほしい。モンスターシンガーだよ。


ジョンデの歌唱って、アイドルグループのアイドル楽曲ではちょっと苦手なひとがいないわけではないと思うんだよね。
でも、こうして今回はチェンベクシっていうフォーマットで見せてくれた一面は、
まぎれもなく新しい発見になったし、とにかくジョンデってまじですごいんだな…って。


それにしても、あんなに激しくダンスしながら歌唱の質が落ちないチェンベクシってなに!




ブリーチヘアー3人の超気合の入った日本語トークは、
通販番組みたいなノリでめちゃくちゃおもしろかったです(笑)
さながらジャパネットチェンベクシですよ。
とにかく勢いがすごくて、ノリが激しかったので、めちゃくちゃ練習したのではと。



シウちゃんがめっちゃテンション高くて「シウシウシウちゃん~!シウミンです!」(涙)
ジョンデが「スキだお~!」って言うとすかさずベッキョンが「スキヤキだお~」ってかぶせてきたり!


ベッキョンなんかは、もうリスニングはほぼできていると感じました。
お客さんの反応へも臨機応変だし。
最後の曲の前にファンからの\え~~~~~~!/との声に、
「『え~~~~~~』じゃない!」と一喝するビョンベッキョンさん…!


最後のMCは韓国語だったのだけれど、そこで明かされたシウちゃんの緊張の理由!
なんとチャニョルとセフンが見に来ていたのです!
カメラに抜かれるとアピール全開のチャニョルちゃんと恥ずかしがるセフン…!ヨルセ…!




『EXO』っていまやすっかり中堅みたいな感じになってきたなぁとか思っていたのだけれど、
ここで見たチェンベクシがあまりにも知らない姿の3人だったので、
『EXO』もきっとまだまだ知らない部分があるんだな~と思うとすごくわくわくする。


それに伴って、久しぶりに「EXOが好き~~~~~!」っていう気持ちになっています(笑)
もちろん、チェンベクシ、大好きになりました!(遅い)


ツアーは始まったばかり!ファイティン!




OPENING VCR
1.KING and QUEEN(JPN)
2.Hey Mama!(JPN)
3.Girl Problems(JPN)
MC
4.Cherish(KR)
5.Watch Out(チェン ソロ)(JPN)
MC
6.Horololo(JPN)
7.Blooming Day (KR)
8.Ringa Ringa Ring(ベッキョン ソロ)(KR)
MC
9.Diamond Crystal(JPN)
10.Cry(JPN)
11.Gentleman(JPN)
12.Playdate(KR)
VCR
13.Shake(シウミン ソロ)(JPN)
14.Off The Wall (JPN)
MC
15.Vroom Vroom (KR)
16.Tornado Spiral(JPN)
17.CBX(JPN)
18.Ka-CHING!(JPN)
VCR

EN1.The One(KR)
EN2.Miss You(JPN)
MC
EN3.In This World(JPN)
VCR(エンドロール)