ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

星空

ちょっとまって!
ボロ泣きしながら劇場から出たら係りのお姉さんにドン引きされたんだけど(笑)
ひどい~はずかしい~~~!


どアタマのナレーションからエンドロールが終わるまで泣きまくって、
めちゃくちゃ消耗しました、、、本当につかれた、、、、、
こんなに泣いたのいつぶりだろうっていうくらい涙が止まらなくて、、、、、




本作『星空』は、絵本が原作の台湾映画。
2011年に台湾で公開した映画が5年~6年?の時を経て日本での劇場公開に至ったとな。
なんと版権の所在が不明になっていたとかで。そんなことあるんすか。




台湾はアジアであって漢字が使われていて、原題の表記もズバリ『星空』。
そういったことも含めて、大まかな絵面は全然日本とは違うのだけれど、
日本人の私に細かいところが馴染みがあって。
そう、消しゴムとか。それはアジア人という登場人物の造形なんかも。


だからなのか、主人公の少女の痛みや喜びがごくごくすっとはいってきて、
かつ、映し出される字幕が文章として美しくて、主題歌の字幕ですら美しくて、
もうめちゃくちゃデリケートなところを殴られた感じ。
これは"日本の映画"では絶対に体験することはできない。”台湾の映画"だからこそ。
忘れていたし、忘れたかったし、忘れたくなかったことが、洪水のように溢れ出てきてたまらなかった。




とはいえ、ストーリーはかなりシンプルというかベタというか。
ラストとかおいおいって感じだし。
映像はとっても凝っていてさながらアートなカットも盛りだくさん。
けれど全体的にややちぐはぐな風はなきにしもあらずで、
ちょっと手づくり感があふれすぎではという感じではあったのだけれど。


あらゆるビジュアルからは、"オシャレなアジア"っていう身もふたもない印象を受けました。
主人公の家の内装は『アメリ』などを思い出させた、なんとなく。
赤が基調になっていたりすることも大きいと思う。
でも校舎の水色のカラーリングとかはアジア〜って感じで全体的にはオリエンタル。


もちろんシンメイ(シュー・チャオ)とユージエ(リン・フイミン)のふたりは、
めちゃくちゃにかわいい。


ベタがゆえの「ベタだから!」みたいな開き直りみたいな印象も。
容易に先読みできちゃったりするのも、「そこに感しては特に気にしてないから!」、みたいなサッパリ感(笑)


それでも見せ場の潔い展開や、少年のフェードアウトの仕方なんかはクールだと思ったし、
それらは夢うつつな雰囲気に急にリアルをぶつけてくるような冷ややかさもあり、
いっそうこちらの涙腺を煽った。


けれどどこまでが計算されたものなのかはわからない(笑)
そんなラフさも私は好きです。それにしても泣いた。