ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

新感染 ファイナル・エクスプレス(二回目)



いやまさか、二日連続で、しかも同じ映画を、
この年の瀬に観ることになるとは思いませんでした(笑)


昨日も観たしな~、なんてひょこひょこ劇場に足を運んだわけです。
昨日の今日なので、内容はもちろん覚えているし、余韻だってまだあるわけだし。
だからものすごーーーく気楽な気持ちで観始めたのです。


でもね。


昨日、観たものと確かに同じなのだけれど、
昨日よりゾンビは怖かったし、昨日より泣けました。


一回目の鑑賞は、見たことのない世界に対して、
ひたすら「おもしろい」と、かなり前のめりになって楽しんでいたのですが、
二回目で、しかも一回目の記憶が鮮明。
となると、もうすでにそれらの情報は当たり前のように装備されている。
だから、よりディティールに目がいくのです。


そして、わずかながらでも視点が変わると、こうも感じ方が変わるのかと。




ゾンビによる恐怖、ゾンビによるパニック。
極限状態のなかで繰り広げられる人間模様。


そんななかでも日々を生きるひとたちの物語が、
こんなにもこの映画を彩っていたのかとハッとさせられたのでした。


ただただエンターテイメントとして満喫した一回目でも、
そういう要素がしっかりとあることはじゅうぶんに感じていたわけだけれど、
改めて、それらが沁みわたったのは、矢継ぎ早の二回目の鑑賞を経てのことだと思います。




大好きな映画になりました。
こうして観ることができたことが、とっても嬉しいです。
しばらくは「マ・ドンソクさんカッコいい」が口ぐせになりそう。