ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

「Wanna One」や「I.O.I」らが教えてくれた新しいK-POPアイドルのメソッド

『Produce 101 Season 2』(プデュ2)から生まれた『Wanna One』、すっかり虜です。
おぼえがきの効果たるや絶大!(要するにチョロい)


プデュブランドの熱が冷めぬうちにといわんばかりに、
ワナワンメンバーには惜しくも漏れた参加メンバーのモーレツな売り出し方も凄まじい…!


けれどそのなかでも、プデュ2で見事に人気と知名度を得た『NU'EST』メンバーが、
見事にグループの人気と知名度を持ち帰り、ふたたび『NU'EST』というグループに、
熱い視線が集まったのは本当に本当に嬉しい!
そして、ワナワンメンバーになったミニョンくんの美しさが、
世間にどんどん見つかっていっている様子は痛快でございます!
ミニョンくん、こちらの心配なんてなんのその、K-POPの中心を謳歌しているではないか!
よかったね~よかったね~!




『Wanna One』や先に同番組で誕生した『I.O.I』。
彼・彼女らの何が凄いって、メンバーそれぞれの個性がものすごく際立っているんですよね。


従来のK-POPアイドルグループは、
それぞれの芸能事務所が、ひとつのグループをつくるために、
メンバーを集め、コンセプトを決め・・・・・・・という感じだと思います。
私はその過程にあるディレクション、とくにビジュアル面の部分をとても楽しんでいました。
その間に、メンバーは数年単位で練習に練習を重ね、
完成度の高い「K-POPアイドル」としてデビューすることにまい進します。


サバイバルやオーディション形式でメンバーを選定していったアイドルプロジェクトは、過去にいくつもあります。
でも私の知っている限りでは、そのほとんどは、
"特定の事務所に所属する練習生が、その事務所内で開催するものに参加する"、というもの。


そこですでにわかるのは、
それぞれの事務所がある程度、ビジョンを持ってグループづくりを行おうとしている姿勢。
だって参加する練習生は、その事務所になんらかのかたちですでに所属しているわけで。


そういったことを踏まえてると、『I.O.I』メンバーのその後、
あれだけ盛り上がったにも関わらず・・・・・・・と、いろいろと思うところがあります。


『I.O.I』のなかで、あんなにも個性が際立っていたメンバーたちは、
もともと所属している事務所がつくったグループのなかでは、
いま現在、いまいちその個性を生かせていないように感じます。
ソロで活動することになったパターンがいちばんうまくいっているような。




そこで明らかになったのは、
"人間の「魅力」">>>"事務所の「企画」"という構図。




『Wanna One』も『I.O.I』も、"同じ事務所に所属することはなかった"、または、
"同じグループに所属することはなかった"練習生メンバーたちがごちゃ混ぜ。


だからいろいろな角度からのバランスは良くないかもしれないけれど、
そのバランスのいびつさが「個性」を際立たせ、
印象の強い「キャラクター」として、しっかりと独立します。




同じ「美形」でもぜんぜんタイプの違うオンさんとミニョンくん。
そんなふたりがいま現在、同じグループに所属している奇跡。




アイドルがいろいろな層に受け入れられるには、
"「キャラクター」化"が必要不可欠であることに関しては、たびたび触れてきました。
アイドルファンが注目するのは、そういうところとはまた別のところなのだろうけれど。
けれど、アイドルそのものに興味が薄い層が気軽に接することができるのは、
「キャラクター」と化したダイレクトな"人間の「魅力」"の部分なのかもしれません。


そんな「キャラクター」たちの集まりは、そりゃ強いです。
それらは楽曲やビジュアルなどのディレクションをも、
まるっと飲み込んでしまうパワーがあります。
だから、どんなコンセプトを与えられても、きっと大丈夫。
と、いうかグループ結成に至るまでのプロセス自体がコンセプトそのものなんですよね。
逆にいうと生半可なディレクションは"「キャラクター」化"の原動力である、
"人間の「魅力」"といういちばん核になるところには届かないのでは。




私は、『Wanna One』も『I.O.I』も好きです。
でも、この場合は、ディレクションがなんたら~というよりは、
グループそのものやそれぞれのメンバーそのものが好き、という感じです。
で、「練習生」といえど"あの韓国の芸能事務所"の「練習生」なわけですから、
実力だってしっかり評価されたうえでしっかり選ばれている。
ただ、グループ活動期間が終わり、それぞれ戻っていく所属事務所が違うだけで。




さぁ、各芸能事務所事務所よ、どうする。
"人間の「魅力」">>>"事務所の「企画」"という図式が、はっきりと表れたいま、
「韓国三大事務所」と呼ばれるSM・YG・JYPとて、うかうかしていられぬのでは。


こうして、社会現象となった『Produce 101』や、
その波に乗ろうとこれからどんどん行われるであろう似た趣向のプログラムらに、
どう立ち向かっていくのか。
とても重要な課題事項になるのではと思います。


私は「アイドル」という存在そのものも好きだけれど、
「アイドル」に施される「ディレクション」=「作品」も同じくらい好きです。
いち傍観者にすぎないけれど、K-POPアイドルシーンのいちファンとして、
このムーブメントに負けない次の一手を楽しみにしています。