ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

帝一の國

もうまず、公開されたメインキャスト6人のビジュアルが最高すぎました!


原作漫画はまったく知らなかったのですが、
このキービジュアルからキャラクターの魅力があふれまくっている!
なかでも、氷室ローランドに扮した間宮祥太朗ね。これはもう負けた。
これだけキョーレツなザ・二次元ビジュアルでありながら、まったくコスプレになっていないんですよ。驚き。


そしてこのメインキャスト陣は「全員が主演を張れる若手イケメン俳優」と言われながらも、
全員が赤レンジャー以外もしっかりと務めることのできるイメージの守備範囲の広さに安定感がある面々。
そんなキャスティングの絶妙さもうまいですよねー。


このメインキャスト6人が揃ったところが見たくて映画の宣伝はわりとマメに追っていました。
まるでアイドルグループの活動を追いかけるような、そんな感覚。
映画の公式ツイッターアカウントから垣間見える「わちゃわちゃ」をそのままメディアで見ることができて、なんかもう本当にありがとうございました!
6人で表紙を飾った雑誌『BARFOUT!』も購入しました!
竹内涼真くんに限っては録画してあった『チョイ住み in リスボン』を見返すほどであった。。
本当にNHKさんには頭があがりません。。みんなも再放送を見てくれ。。(うわごと)




そんなこんなで映画鑑賞前からかなり満足してしまっていて、
もしかしたら「映画本編は宣伝より楽しめないんじゃないか」という謎の不安を抱えながら、
「それでもはやく観たい!」という気持ちと「楽しみは後に取っておきたい!」という気持ちがせめぎ合い、
結果、わりと早めに観ることになりまして。


前述のとおり、観る前から相当テンションがあがってたので、
ぶっちゃけ「そんなに期待はしてはいけない!」と冷静を装って劇場へ。




もうね、




失敗した。




正直に、率直にいうと、
映画の世界観が、宣伝でわちゃわちゃしている男子6人に勝てなかった。
今回、フィクションが現実に勝てなかった。




実はこの「失敗」、過去に一回経験しています。
それは2012年に公開された映画『黄金を抱いて翔べ』での出来事。
そのとき私は出演した『東方神起』のチャンミンに夢中になるあまり、
映画を観る前から映画を知りすぎてしまっていました。


本作鑑賞後、そのときを思い出しては、「ああ、またやっちまった…」と後悔先に立たず。
でもさー、役者を含むコンテンツの魅力には抗えなくない?(開き直り)
…自分をなぐさめたい、、、、、、、。




作品はとてもよくできていました。
これだけメインキャストに「若手イケメン俳優」を揃えておきながら、
役者目当てのファン以外にもしっかりと魅せることができる作品っていうのが本当にすごい。


ストーリーもうわべだけでなくて、
生身の人間が演じることで登場人物の「心」が感じられてよかった。
こういうのが実写化の醍醐味ですよねー。
既存の設定の説明がなくても「なんとなく」わかるようになっているのもうまい。


漫画実写化のキモとなる「画」のクオリティも見事にクリアしていました。
いまの時代によくあったセンスのいい演出やカメラワークもとってもよかったです。
コメディーとシリアスのバランスも絶妙で、テンポがよくて飽きない。


あと、クリープハイプの主題歌をはじめ、音楽のつかいかたがすごくよかった!
映画『るろうに剣心』シリーズでも思ったけれど、
少年漫画原作作品とロック音楽がうまく融合するとこんなにイキイキとした作品になるんだなぁと。




メインキャスト。


菅田将暉は先日のドラマで証明した「カメレオン俳優」っぷりを見事に発揮していたし、
あの振り切ったやりすぎ演技はもう他にはできるひといないでしょ、と、大納得。
吉田鋼太郎とのシーンなんて、菅田くんのレベルがまたあがっちゃったんじゃないっていうくらい同じ熱量で応戦していて素晴らしかったです。
あと、ビジュアルの作画が完全に原作漫画の古屋兎丸で、
そういうところも含めて本物の「カメレオン俳優」だなと。


野村周平は、すごくノムシューだった(笑)楽しそうでした(笑)
でもノムシューすぎて菅田くんと相対する役と考えるとちと演技が甘いかなと。
竹内涼真くんも志尊淳くんも、すごくマンガ的な役柄をちゃんと自分のものにしていてとっても良かったです。大鷹弾、結婚して。
志尊くんはいい意味で写真写りが良くないですよねー。動いてるほうが断然魅力的。
千葉雄大くんは、ちょっと物足りなかったかな。


メインキャストでは、やっぱり氷室ローランドの間宮祥太朗がすごかったです。
全体的に強烈なキャラクターがのなかでも頭抜けて強烈なキャラクターなのですが、
あれをまるで演じてないかのような自然さで自分のものにしてたのがすごい。
顔が整いすぎていて、声が良すぎていて、役者としてかなり「濃い」ので、
彼がこれからどうなっていくのか、彼の俳優人生における出会い次第だなと。
とにかくこの年代の若手俳優のなかでは、しっかりと30・40代以降も活躍しそうな俳優さんだと思いました。


メディア露出している"メインキャストのわちゃわちゃ"が、とてもいい意味で作品にはまったく反映されていなかったことで、
彼らの俳優としての実力をしっかりと見れた気がします。
彼らはれっきとした「俳優」でした。


他のキャストも豪華で、古屋兎丸実写化作品に携わってきた若手俳優も目立っていました。
聞こえるぞ、岡田天音の時代の足音が!!!!!
ヒロインの美美子を演じた永野芽郁ちゃんもほどよい存在感で好印象。




ハナシは戻るのだけれど、予告映像もめっちゃくちゃ見てしまっていたので、
「画」として新しいものはとくに入ってこず。
幸い、ネタバレを目にしていなかったのだけれど、「これが予告のあのシーンに繋がるのかぁ」などと、
頭で無意識に整理しながら観ちゃっていたんですよね。だから楽しさ半減。
ストーリーもある場面を見たらなんとなく想像できちゃう。
きっとまっさらな状態で観たら、きっともっと楽しめたと思うんです。




"「若手イケメン俳優」大集合"だけれど、そんな謳い文句に反して、まったく安くない。
老若男女問わず楽しめる上質なエンターテイメント映画でした。楽しかったです(涙)