チェンベクシチェンベクシうるっさいんじゃ!!!!!!!
ハロウィンなんじゃ!!!!!!!!!
ハロウィンといえばダーク・アイドル・VIXXじゃろうがああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!
こーんな装いでステージに現れたのでした…チーン
と、いうわけで。
10月31日、VIXX、カムバックいたしました。
思えば、2016年のK-ボーイズは『VIXX』からはじまりました。
そこでティーザー類とともに知らされた、
『VIXX 2016 CONCEPTION』というカムバックプロジェクトのチャレンジ。
コンセプトドル・VIXXが年間を通して発信するモチーフは、
なんと、「ギリシャ神話」という壮大さ。
3部作とのアナウンスどおり、
1作目・『Zelos』 /『ダイナマイト(Dynamite)』、2作目・『Hades』 /『Fantasy』を経て、
ついに最終章にたどり着きました。
3作目のリリースはミニアルバム『Kratos』。
タイトル曲は『The Closer』です。
ミュージックビデオ。
意味深なカットの多用はK-POPのMVではありがちですが、
これまでのミュージックビデオより圧倒的に少ないダンスショットやリップシーンの排除、
ゆったりとしていて浮遊感のある不思議なカメラワークからは、
新しいVIXXの表現を垣間見ることができます。
それは、
とても静か。
音づくりを極限まで引き算した絶妙さに個人的にかな~りぐっときております。
普段なら高すぎると危惧されるボーカル陣の声をあえて全面に出し、
それを最大限に生かしてドラマチックに仕上げていると思います。
この音づくりのイレギュラー感に気合いと気概を感じる。
バックトラックはいままでにない、
この静けさよ。
その印象は「音」だけでなく、「映像」による作用も大きく、
そのマッチングはミュージックビデオとしての役割をしっかりと果たしています。
そしてVIXXといえば、"バッキバキのダンスパフォーマンス"。
MVではわずかしか映らないダンスショットの全貌はステージにて明らかになります。
ショーケースでは変態コンセプトフォト同様の出で立ちで登場。
そのパフォーマンスから思い起こされるのは、初めて彼らに触れたときの衝撃と感動。
それらはカムバックのたびに変わらず、カムバックのたびに改めて実感させられます。
と、さすがのステージパフォーマンスなのですが、
今回の振り付けはかなり抑えたものになっている印象を受けます。(VIXX比)
正直、ちょっと物足りない。
けれど、これもあちらの計算のうちだと思うのです。
抑えてるものの、すごく体力をつかって動きをあえて抑えている。
"力いっぱい"と"抑える"という相反する作業にはスキルは必然。鍛錬のたまものです。
"VIXXらしい"といえば、リード曲『Desperate』のほうがまさにそれだと思うのですが、
(個人的にもコッチのほうが断然好み)
そっちをタイトル曲にしなかったことが、彼らが次の方向を見据えていることの表れのような気がします。
そう、それらは、
とても静か。
とても静かだった。
この2016年のプロジェクトは静かに締めくくられたのだった。
ヨシ!!!!!
デビュー4年目の一大プロジェクト、
『VIXX 2016 CONCEPTION』のエピローグ、
しかと受けとめた!!!!!!!!
その静けさは、言うなれば、
アンチクライマックス!!!!!!!!
今回のビクスはイケイケドンドンが主流のK-POPシーンにおいて、
イカせてくれない!!!!!(←表現が下品)な、焦らしプレイ\(^o^)/
抑揚も最小限に、ずっと静かなまま、絶頂は最後まで訪れることなく終幕。
真性のドSです。
激戦期だけれど、あまりにも独自路線を突き進んでおり、
他とは違う次元で自分たち自身と真正面から向き合い、挑んでいると感じます。
とにもかくにも生き急ぎ気味のK-POP激流で、
しっかりとひとつのコンセプトプランを完遂させたことは素直にすごいことだと思います。
リリース時期はちょっとタイミングが悪かったけれど、
この迷いのない唯一無二の世界観を見せつけられたら、よそのことはもーどーでもよくなってきましたー!(お気楽)
とはいえ、いまはまだ"カムバックした"という段階。
これから続く活動がVIXXにとって良きものになるよう、願っております。
最近けーぽ界隈で多い怪我や事故にはどうか気をつけて><