ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

平野紫耀 @Dance SQUAREE ダンススクエア vol.15

(以下、ただ"雑誌を購入しただけ"のおおげさなポエムです)




いつもどおり、本屋に赴いた。いろいろな雑誌のコーナーを立ち読みしていた。
いつもどおり、たどりついたエンターテイメント雑誌のコーナーで足が止まった。




平野紫耀




彼がひとりで雑誌の表紙を飾っていた。

ダンススクエア vol.15 (HINODE MOOK 451)

ダンススクエア vol.15 (HINODE MOOK 451)

  • 発売日: 2016/09/27
  • メディア: ムック
その雑誌は『Dance SQUARE(ダンススクエア)』という。
ストイックなグラビアも濃厚なインタビューもこれまでに見たことのない類のものだった。




無数にある雑誌のなかで、彼がはじめてひとりで表紙を飾った記念すべき雑誌は、
アイドル雑誌」ではなく「ダンス雑誌」だった。
はじめて"ジャニーズにお金をつかった"ときアイドル雑誌を購入しただけ)、

たぶん次にドル誌を買うときはソロで表紙を飾るときかな。いや、デビューのときかな。

な~んてぼんやりと思っていた。
だから今回目にしたそれが「アイドル雑誌」ではなく「ダンス雑誌」だったことに驚いた。
(まぁ中身はほとんどジャニーズ勢が占めるのだけれど)
けれどそれも含めて"平野紫耀らしい"と思えた。




平野紫耀(しょう)くんとは、私が「推しメン」と称しているジャニーズ事務所所属のジャニーズJr.のひとり。
彼をとりまく環境からは、容易に「彼はジャニーさんのスペオキっぽい」と想像できる。


そんな彼を私は、"ただのひとりの芸能人"として推しています。
ジャニーズとかアイドルとかあんまり関係なくて。
だからそれらのなかでのしがらみのようなものにもほとんど興味がない。
ただただ、"ただのひとりの芸能人"として推したくて推しています。


出演している『ザ少年倶楽部』は相変わらず大好きで欠かさず視聴しているけれど、
そこでの彼にはあまり惹かれるものがなくて、「衣装、今日も似合わないの着せられてるな~」なんてぼんやり思う程度です。


それでも、初めて彼を認識したときの直観や、
ドラマ『SHARK』など、随所で見せつけられる「才能」に惹かれ、推しています。




今回表紙を飾った『ダンススクエア』では、
そんな"ただのひとりの芸能人"・平野紫耀のなににもとらわれていない、まっさらな姿を、
「ダンス」という分野を通してしっかりと見せてくれています。
ジャニーズ?アイドル?そんな垣根を越えた「平野紫耀」を感じとることができます。




私はいまのところ"ジャニーズの現場には行かない"と決めているので、
行きたくならないために(←)得る情報はかなり制限しています。
(本当は行きたくて行きたくてしかたがない)


だから、彼が、"初めて単独で雑誌の表紙を飾る"なんてまったく知らなかった。


ただ、現在は彼が初座長を務める舞台『ジャニーズ・フューチャー・ワールド』の真っ最中。
それに出演するメンバー数人でいくつかの雑誌の表紙を飾るのは、そんな私でも知っていはいました。
それでもいやまさか、単独とは。デビュー前だぞ。




私が初めて"推している"と自覚した芸能人は、宮澤佐江ちゃんです。
彼女がアイドルプロジェクト『AKB48グループ』在籍時は、
ファンである私のほうが「しがらみ」にとらわれ、負のパワーを発散させる日々でした。
そして彼女が雑誌に登場する際は、すさまじい情報量をかき分け、それらの情報を見つけ出していました。
いわゆる"情報を追う"という行為です。


今回は、それがなかった。
だって平野紫耀くんに対してはそういうスタンスではないから。


今回のそれはうまく言えないけど、形容するならば"理想的"なのです。
いまの自分のスタンスと、そんな自分の推している平野紫耀くんの露出のバランスが合致した出来事なのです。


それがいかに嬉しいことか。




もし、外出しなかったら。
もし、本屋に行かなかったら。
もし、エンターテイメント雑誌のコーナーに行かなかったら。




ふとした日常で、推しているひとの姿を見かけるということは、
こんなにも嬉しいことなのか。




しばらくラックの最前列に飾られているのを眺めてから、迷わずレジに持って行った。




いま、本屋のエンターテイメント雑誌コーナーに置かれている雑誌『ダンススクエア』。
その表紙を飾っているのが、「平野紫耀」くんそのひとです。
どうかひとりでも多くのひとにそれを目にしてもらいたい、と願っています。