ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

VIXX 「Fantasy」 ミュージックビデオ

ギリシャ神話3部作の2作目、シングルアルバム6集『Hades』をリリースした『VIXX』。
タイトル曲の『Fantasy』のミュージックビデオがすごい!!!!!



壮大すぎてなかなかことばがでてこない…圧倒されてる。




前回、"普通のK-POP"で軽やかにカムバックしたVIXXのお兄さんたちが、一転、
得意のダーク・ファンタジー路線MAXで"K-POP・夏の陣"に殴り込み!!!!!
前作が前作だっただけに、この路線に戻ってくるとは…!
さすが「コンセプトドル」の異名を持つだけあるのです。


『Fantasy』の活動は8月16日の音楽番組『THE SHOW』を皮切りに、
次々とカムバックステージを披露中。
その異質なパフォーマンスの雰囲気は音楽番組ではちょっと浮くくらい。




ミュージックビデオは前作『ダイナマイト』に続き、『VM Project』による作品。
なんといってもダンスショットが印象的なMVですが、
そんなダンスを振り付けたのは三浦大知やジャスティン・ビーバーなども手掛ける夫婦ダンサー『keone&mari madrid』さん。
最近のK-POPでは防弾少年団の『FIRE』・『チョロ(DOPE)』などを手がけているそうで。


アーティスティックに見せたいがためにダンスショットを排するアイドルのミュージックビデオは、めずらしくありません。
ところが、本作はあえてその"ダンスショットで世界観を打ち出している"と思いました。
そして、そんなパフォーマンスビデオの類のMVは数あれど、
ここまで"ダンスショットがしっかりと楽曲の「画づくり」に投じられている"のってなかなかないのでは。


そのダンスショットの在りようは、VIXXの持つ「実力」があってはじめて成り立つ。


コンテンポラリーダンスっぽいダンスをするアイドルは数いれど、
それが"全員でやれる"っていうのが本当にすごいことで。


『ダイナマイト』活動時に、振り付けに関して、

エネネンとか舞踏タイプだと思うから物足りないだろうなぁ。

などと思っていたのですが、今回の振り付けは、もう待ってましたとばかりのエネネンの舞踏家っぷりが炸裂しています。


Mnet様による個人カム。

表情は完全に無なのに楽曲の主人公の感情をダンスだけでしっかりと体現してる。
こわいくらい。プロだわ。
ふだんが愛嬌たっぷりのキャラクターなだけあってそのギャップにおののきます。


そしてなにより!


楽曲がイイ!!!!!重要!!!!!


好き嫌いはいったん置いておいて!!!!!(大事!!!!!)
ボーカルラインの声が高いVIXXは、ちょっとライトな質感の音を使うととたんに安っぽくなってしまうという弱点があると思います。
ところが今回はそんなボーカルラインの歌声がしっかりと生かされている。
ボーカルの声質を最大限にドラマチックに演出した会心の出来。


そんな楽曲とミュージックビデオの親和性がVIXX史上まれに見る高さであると思うのです。


ダンスショットダンスショット言ってますけど、凝ったイメージカットの数々もすごくイイ。
K-POPのMVって「なんとなく」なビジュアルイメージカットが多用されているような印象があるのですが、
本作は楽曲の世界観を助長するかのような「意味深さ」がしっかりと役割を果たしています。


どうしても、VIXXのMVってコンセプトが強いと比例して中二色が強くなってしまって、
見ているとちょっとこっ恥ずかしくなってしまう野暮ったさがあるのですが、
今回はシャレオツがお得意のVMPさんがセンスのいいビジュアルに落とし込んでくれていると思います。
(それにしてもVMPさん、売れっ子ですね~)




この衝撃は『傷つく準備はできている(On and On)』(タチル)以来。
『タチル』のカムバックステージではセットすらつくってもらえなかったなんてうそみたい。


しっかりと自分たちで掴み取ったいまのポジション。
経験を積み重ねて得たパワーと、そこそこ売れてなお感じられる上昇志向。



こんなに真剣なグループ、あんまりないと思う。


VIXXが「アイドル」にカテゴライズされるクオリティ大国・韓国のポップスシーンに改めて戦慄します。
そしてなにより、デビュー4年でここまでの境地に辿りつけたVIXXの凄まじさよ。




新人ガールズグループ合戦が盛りあがっておりますが、
それにいかにして割りこむことができるのか、見物です!
また、リパッケージアルバム活動をする盟友・『EXO』*1との共演も楽しみ。