ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

SISTAR ミニアルバム4集「沒我愛 - モラエ」 ティーザーイメージ

モンスターグループ『EXO』がK-POPシーンを席巻しているなか、
『SISTAR』がタイトル曲『I Like That』を掲げ戦線に舞い降りております。


言わずもがな、ステージパフォーマンスも素晴らしいのですが、
今回はティーザーイメージがもんっのすっごいインパクト!!!!!




見よ!















すげ~~~~~~~~~!!!!!!!!







つえ~~~~~~~~~!!!!!!!!



これらから伝わるのは、
周りを「ここはあたいらの縄張りだよ!」と睨みつけるような凄みのある「成熟」。
そこに在るのはなんとも頼もしい貫禄であり、すでに彼女たちのポジションはしっかりと確立されている印象を受けます。


とってもシンプルなコンセプトだけど、素材の良さがよく引き出されているし、タイトル曲のイメージにもピッタリ。
それぞれに同じスタイリングをすることで、それらがより力強く訴えかけるものがあるし、
逆に同じスタイリングだからこそ、個性がぐんとにじみ出ています。
そしてそんな4人が集まったときのバランスから生まれる最強感!ひれ伏すわ!
4人がそれぞれしっかりとグループの柱を担っていて、それぞれが負けない個性を放っている。
その、だれが欠けても成り立たない絶妙さ。




激流・K-POPはとにかくサイクルがはやい。
そんななかで生き残っていく、上り詰めていくには相当なパワーが必要です。


そうして研ぎすまされていったのちに、
ランキングなどには左右されない「成熟」という境地に至るのだと思います。
その希少な存在になったうちのひとつであるのが『SISTAR』。




K-男子アイドルには「兵役」とともに持ちあわさざる得ない「成熟」というものがあって、
それはそれで大人の階段を上っていく姿に淋しさを感じるのだけれど、
"アイドルの加齢"という点では女子アイドルのほうが実は深刻。
男子ドルの「成熟」に繋がるようなきっかけがわかりにくい分、"かじの切り方"が難しいよね、と思います。


先日、かの人気グループであった『4Minute』が「解散」という結末に。
賛否両論ありますが、これも"かじの切り方"のかたちのひとつなのでしょう。




トップグループに躍り出るような勢いがあった"「旬」だった"アイドルが、
「成熟」の機を伺っている最中に、タイミングを逃してしまうようなこともしばしば見かける激流・K-POP


そんなやりすぎ気質のK-POP界隈の女子アイドルらを眺めていると、
"やりすぎ清純"も、"やりすぎセクシー"も、ただ「消費」されているのではないか?、
なーんてことにも出くわしたりします。


そういったことを乗り越えて、
「成熟」へ到達したのちの被写体としての強さといったら!!!!!




ただそこに居るだけで強烈なパワーを放つ彼女たちが、
歌うだけでも超絶な世界観で魅せてくれるのに、(キュートなボラップはご愛嬌♡)
惜しげもなく肢体をプリプリクネクネパカパカしまくってくださるものだからたまらん!
…というか、SISTARクラスでもそんなパフォーマンスを求められるのがK-POPの恐ろしいところでもあります。


ああ、今年も夏が来た…!