みんな~~~~~~~~!!!!!!!
俺(たち)のモーニング娘。が、帰ってきたぞ~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
最近の『モーニング娘。』は長年『Hello! Project』をけん引してきたにも関わらず、
築いてきたベーシック路線を、ここ数年与えられてこなかったような気がします。
つねにチャレンジする姿勢ははじめのうちはおもしろかったものの、
どんどん(私との)歯車が合わなくなっていった。
そんなハロプロにおいて"最先端であるべき"、と言わんばかりの攻めた選曲たちは、
結果的には私をモーニング娘。からどんどん遠ざけました。
そんなモーニング娘。を見ては、
『モーニング娘。』というコンテンツが、また(私のなかで)冬の時代に入ってしまう、、、
と、いつしかそんなネガティブな思考回路になっていってしまっていました。
だけど、救ったひとがいた。
24歳の女性。『モーニング娘。』のファンだった。
本作『泡沫(うたかた)サタデーナイト!』の作詞・作曲は、
女性4人によるロックバンド『赤い公園』のギタリスト・津野米咲によるもの。
若干21歳当時に『SMAP』のヒット曲『Joy!!』をも手掛けているというではありませぬか。
そんな彼女も、
きっと、"こんなモーニング娘。が見たかった"んだと思う。
それは、前山田健一ことヒャダインが、『こぶしファクトリー』の楽曲を手掛けた際に、
と、ハロプロ愛を炸裂させたかのように。
津野さんのことはあまりよく知らないのですが、インタビューコメントでは、
みなさん初めまして。赤い公園というバンドでギターを弾いています、津野米咲と申します。
この度、モーニング娘。’16さんに、「泡沫サタデーナイト!」という楽曲を提供させていただきました。
尊敬するつんく♂さんが育まれてきたこの素晴らしいグループにとって、私の起用が恥ずべきものになってしまわないよう、正直随分思い悩みました。
しかし、幼い頃から歌って踊って、今もライブに足を運んでいるあのモー娘。に曲を書かせていただけることが、とにかく嬉しかったのです。
たまらないのは、つんく♂さんの楽曲の切なさや憂い。
こりゃあもう、どうしたって誰にも真似できないつんく♂さんだけのものです。
そうとなれば、この際好きに作ってしまうほかない!しけた顔しちゃもったいない!と、思い至りました。
悩みは遠くにぶん投げ、これを歌うモーニング娘。'16を妄想して、
結局ウホウホ興奮しながら作ることができました。ありがとうございます。
24歳の青臭い私から、今を生きる12人に託したい明るさを入魂したダンスナンバーです。
超笑顔が似合う鈴木さんの門出を、みなさんと一緒に笑って祝えたら、嬉しいです。
と、ハロプロ愛を炸裂させています。
そんな、ハロプロ愛、しっかりと伝わっています!
だって、『モーニング娘。'16』がこんなに楽しいグループだということを教えてくれる、
多幸感あふれる素晴らしい楽曲をつくってくれた!!!!!
ありがとう、ありがとう。
姉妹グループたちもパフォーマンスしているハロプロ・ベーシック(なんだそりゃ)も含め、
それらをつくりあげたつんく♂の仕事はたくさんのクリエイターにハロプロ愛を植え付けた。
そして、そんなハロプロ愛がどんどん広がっていく様子からは、
ハロプロ楽曲がいかにJ-POPシーンに影響を与えたのかが伺い知れます。
今回は、そんな素晴らしい楽曲を、"ハロプロクオリティ"とひとくくりにはできないほど、
しっかりと表現したミュージックビデオがかなりイイ感じなのです!!!!!
監督はフリーランスの映像監督・ZUMIこと中角壮一さん。
モー娘。では、『時空を超え 宇宙を超え』、『One and Only』などを手掛けています。
グラフィカルな処理が得意なのかな?
リップシーン+ダンスショットと、王道ハロプロMVを踏襲しつつ、
(これまでの非ハロプロ作品を見ては、これがハロプロ側の指示であることがわかります…)
見ごたえのあるMVに仕上がっています。
相変わらず低予算っちゃあ低予算なのだけれど、
しっかりと楽曲を汲み取っていて「表現」というところにまで昇華しています。
エフェクトやフォントづかいも躍動感があってかなり効果的。
カット割りなんかもここ最近のハロプロMVのなかでは群を抜いてイイのでは。
振り付けもキャッチーです。
なにより、
メンバーのイキイキ・キラキラした姿を見ることができて、楽しくてしかたがないのです!
本当はもっと凄い小田さくらさん。
さゆみちゃん・さやしちゃん、と、グループの中心を立て続けに失った"新生モーニング娘。"が辿りついたお祭りチューンは、
メンバーそれぞれのキャラクターを更新するかのよう。
そうだ、イマの『モーニング娘。'16』の姿はここにあるんだ!
そんなふうに思わせてくれるミュージックビデオ。
『モーニング娘。』は、まだまだこれからのようです。