ミーハーでごめんね

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I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

ジャニワに行かないことを理由にお金をつかうこと

ジャニーズ迷子、継続中です。


『ジャニワ』とは『ジャニーズ・ワールド』のこと。
作・構成・演出を『ジャニーズ事務所』のトップに君臨するジャニー喜多川氏が手掛けるミュージカル作品である。らしい。


私がいまいちばん行きたい現場がジャニワです。


御年84歳のジャニーさんによるステージは単純にエンターテイメントとして興味深い。
…というのは建前で、どんどんハマり込んでいっているジャニーズ迷路の出口がそこにあるように感じているからです。




しかし。


「行けない」のではなく、「行かない」。


最初はただ「行けない」と、呆然と思っていたけれど、チケットを入手する手段はまだまだ残されている。
それを行使しないことを決断したということは「行かない」ということ。


正直、我慢している。相当我慢している。
ジャニワ行きたいジャニワ行きたいジャニワ行きたい・・・・・・・・


と、爆発しそうになっている。


それをなんとか解消するべく至ったのは、「欲望のままにお金をつかうこと」。


以下、おそらく"ジャニワに行かない"ことを理由に買い物をした例をいくつか挙げる。
ちなみに私はかなりのどケチ。物欲もそんなにあるほうではない。






・『AKB48 リクエストアワーセットリストベスト100 2013 スペシャBlu-ray BOX 奇跡は間に合わないVer.』 (Blu-ray Disc6枚組)(初回生産限定)


ようやく手に入れた。



あの"奇跡の『リクアワ』"から早3年。



私は現在『SKE48』兼『SNH48』の宮澤佐江ちゃんを推している。
しかし、その気持ちが強まれば強まるほど、『48グループ』運営を憎むようになった。


それでも、感動のリクアワの映像が納められている・宮澤佐江ちゃんがたったひとりでパッケージを飾るこのDVDは絶対に欲しいと思っていた。
けれど同時に48Gにお金を使うのはできるだけ避けたかった。ジレンマ。


そこで、今回"ジャニワに行かない"ことが強く背中を押した。


アイドルのDVDを購入したのは初めてである。
この作品は、間違いなく今日時点のAKB48の作品で宮澤佐江ちゃんが主役なのだ。
手に入れない理由がない。


前に48Gにお金をつかったのはいつだろう?思い出せない。
次に48Gにお金をつかうのは、おそらく宮澤佐江ちゃんの卒業イベント関連だろう。


ありがとう!、"ジャニワに行かない"自分。
ジャニワに費やしたいお金をここで発散したその1。




・『週刊ヤングジャンプ』2016年 1/8号 No.2


3冊買った。


同じ雑誌を3冊も購入したのは生まれて初めて。
なぜかというと、首都圏のファミリーマートで取り扱いのあったものには、
表紙・巻頭グラビアを飾る『でんぱ組.inc』の最上もがちゃんの3種類の生写真が封入されているからである。
それをコンプリートした。してしまった。
掲載グラビア・生写真は、もがちゃんのファースト写真集『MOGA』の未公開カットの数々。

最上もが1st写真集『MOGA』

最上もが1st写真集『MOGA』

宮澤佐江ちゃん・『AKB48』関連以外でヤンジャン、というか青年誌を買ったのも初めて。
もちろんもがちゃんのことは前々から可愛いなと思っていた。
もがちゃんのコケティッシュでファッショナブルなグラビアに強く惹かれたのもあるけれど、
一番デカイ理由は"イマしか手に入らない"というグッズとしてのパワーの強さである。
もちろんグラビアページも3冊すべて綺麗に保存。
ジャニワに費やしたいお金をここで発散したその2。





・『ケンジとシロさん』1巻


同人誌。BL漫画。


なんと、愛読している『きのう何食べた?』の同人誌を作者であるよしながふみ先生自らが描いたという作品。

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

私は「腐女子」ではないけれど"「腐女子」の気"はある。
想像力の逞しい腐女子の方々を尊敬している。
けれど、同人誌、しかもBL漫画を購入するのは生まれて初めて。
『きのう~』の主人公であるケンジとシロさんの本編では描かれない部分が見たい!
「ネコ」のシロさんが見たい!!!!!!!「タチ」のケンジが見たい!!!!!!!
という自分のなかにある"「腐女子」の気"が奮い立った結果である。
コミックマーケット』には赴かず、インターネットで購入。便利な世の中だ。
これもまた"イマしか手に入らない"というプレミア感がたまらなかった。
ジャニワに費やしたいお金をここで発散したその3。




・『POTATO』(ポテト) 2015年 12月号


ドル誌。


ついに『ジャニーズ』にお金をつかった。
「(男性)アイドル雑誌」(ドル誌)をジャニーズ目的で購入する日がくるとは。
宮澤佐江ちゃんを含むAKB48が初掲載されたときに『JUNON』を購入したことはある)

POTATO(ポテト) 2015年 12 月号 [雑誌]

POTATO(ポテト) 2015年 12 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2015/11/07
  • メディア: 雑誌
推しメン(という呼び方が正しいのかはわからないけれどいまはこれが一番しっくりくる)のジャニワ出演発表のあとに発売されたこちら。
ジャニーズJr.の彼が堂々と表紙に登場している。
推しメンは目下のところ超ゴリ推しされているがゆえに、ドル誌を含めたメディアではかなりの露出がある。
けれど、同じくジュニアの永瀬廉くんとのふたりきりの表紙はおそらく初めてだと思う。
宮澤佐江ちゃん関連以外ではめっきり雑誌を買わなくなった私だけれど、
タイミング的にも買わずにはいられなかった。
たぶん次にドル誌を買うときはソロで表紙を飾るときかな。いや、デビューのときかな。


これまで女性アイドル雑誌ばかりを見てきた私は、それらとの内容の違いに驚愕。
グラビア中心の女性アイドル誌とは間逆の細かいインタビューがぎゅーぎゅーにつまった構成にいろんな意味でくらくらした。
「ジャニーズ」というインターネットを介さないコンテンツの在り方を思い知らされた。


ジャニワに費やしたいお金をここで発散したその4。




アンテナにひっかかる。「欲しい」と思う。
けれど、通常だったら購入しないであろう商品。
自分でもびっくり。本当にびっくりの買い物。
もしかしたら他にもあるかもしれない。もしかしたら今後増えるかもしれない。


とにもかくにも"ジャニワに行かない"ことは、どケチな私が軽々と「欲望のままにお金をつかうこと」を許している。
そうして"ジャニワに行かない"自分をなぐさめ、落ち着かせている。


『ジャニーズ・ワールド』が終演するまでまだまだ時間がある。
「欲望のままにお金をつかうこと」で、なんとか乗り切ろうとしている。




とはいえ、これら衝動買いのきっかけは、自分が「ミーハー」であることが大きい。
ふだんだったら購入を渋るところを、"ジャニワに行かない"ことが後押しただけような感じ。


高額DVD。Eカップアイドルのグラビア写真。ハードなBL。男性アイドル雑誌
いままで所有したことのないものたちにドーパミンが分泌されまくり。


"初めての買いもの"はとってもドキドキする。そのドキドキを楽しみたいと思う。