"新しいf(x)"の誕生の力強さ
を見事にアプローチした『f(x)』がタイトル曲『4 Walls』を引っ提げついにカムバック。
楽曲といいSHINeeの『View』感の強いミュージックビデオは、
意味深な表現が多く、話題になっていますね。
でもな。
それ、ヒジンせんせーが撮りたいカットを撮ってるだけだから!!!!!
それらに理由を後付けしてるだから!!!!!
と、"「ヒジンさん問題」患者"(私)は申しております。
まだまだ治りそうになりません!お薬ください!
カムバックステージではミュージックビデオでは封じられていたダンスがついに解禁に。
えぷっぽくない!!!!!
予想外のヤル気マンマンの彼女たちにちょっと気圧されております。
以前の斜に構えていたようなスタイルから、
フォロワーに正面から対峙するかのような気迫のあるスタイルへ。
ダンサーを引き連れて、ビシビシキビキビガツガツ踊りまくるf(x)は、
まぎれもなく、私の持っている彼女たちのイメージを覆しました。
彼女たちは、いま、こんなにもガムシャラなのか。
それは最近のメディア等から垣間見える彼女たちの活動の充実ぶりからも察せられます。
すっごくキラキラとイキイキとしているのです。なによりとっても楽しそう。
"『初めての親知らず』活動期"に感じた空中分解感はどこへやら。
一致団結して、新しいf(x)の歴史を切り開いていく気概がものすごく伝わってきます。
けれど。
以前のピリリとした独特の危なっかしくて閉じられた世界感がf(x)の魅力のひとつであったことも突きつけられたような気がします。
そんなf(x)が、私は好きだった。
とはいえ、それはデビュー数年、ガムシャラなパフォーマンスをしていた彼女たちが、
また新たにスタートラインに立ったのかと思えば合点がいきます。
そんなイマのf(x)を、好きでいることができそうです。
カタチは変わったけれど、そんな彼女たちもまた違った魅力をふりまいてくれているから。
文字通り頑張っている彼女たちに対して、それを「ちょっと淋しい」、と思うことは後ろめたくもあるのだけれど。
デビュー7年目にしてようやく準備される単独コンサートと公式ファンクラブ。
以前の彼女たちだけを見ていたら「大丈夫かな?」なんて思っていたかもしれないけれど、
いまの彼女たちのステージを見たら、そんなことは思いません。
"だってもっとf(x)として活動したい"というポジティブな決心がメンバーそれぞれから伝わってくるから。
正直、メンバーがここまで"f(x)であること"にこだわっているというように受けとれるような事態には心底びっくりしています。
私も一時、風のうわさにあった解散説が頭をよぎったくらいですから。
f(x)というグループは、まだまだ楽しませてくれそうです。
別の道を選んだソルリともども、明るい未来が待っていることを願っています。
クリスタルのほかにこれほど素晴らしく「LOVE」と発声できるひとはいるのだろうか。
耳が幸せだ。