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ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。PC版のサイドバーをちょこちょこ更新中。

SHINee 「View」 ミュージックビデオ

BIGBANG旋風が吹き荒れる中、ついにアイツらが帰ってきた!!!


SHINee's Back!!!!!



待った!待ったよ、SHINee!!!!!




2013年、3度のカムバックをしてから早2年。
盛んな日本活動を肌で感じていたからか、そんなにときが経ったとは思えない。
そう、そんなに言うほど個人的には"待った感"はない。




※以下、ネガティブ要注意




その年は『SHINee』の一年になるはずだった。
ところがそのお株は気がついたら全部『EXO』に持っていかれていたのだ。
そしてそのEXOの呪縛のようなものは引き続きSHINeeを苦しめているように感じてならない。




こちらを記したあと、
ミュージックビデオにもSMエンターテイメント・アートディレクティング室長のミン・ヒジン女史が関わっていることを知った。
しかもかなり前から。
SHINee『Dream Girl』のMVをいまや超売れっ子映像制作チームとなった『DIGIPEDI』にオファーしたのも女史だそう)
先の記事では"ミン・ヒジンの立場に変化があったのではないか"と推測したのだけれど、
それはRed Velvetの『Ice Cream Cake』のMVで明らかになる。
そこで繰り広げられていたのは"ミン・ヒジンすぎる世界観"。


そして今回のSHINeeの活動曲『View』のミュージックビデオ。



正直に申し上げる。


こんなSHINee、見たくなかった。


いや、映像としては、素晴らしいですよ。
SHINeeをいざなう南国の肉感的な開放感も魅力的。


だけれども。


その、ひとつの作品としての"スキのなさ"、が余計にツラい。




ファンも念願だったであろうオールロケ仕様の今作。
等身大で生々しくてイキイキとしいている、彼ら。
SHINeeの「男子」たる一面が炸裂している。


『SHINee』といえばキャッチフレーズにもある「キラキラ」。
そのキラキラに布をかぶせてしまったようなこの感じ。
この少しのもの淋しさは、MVから「キラキラ」="「アイドル」らしさ"をあまり感じないからだと思う。
同じロケMVでも日本活動でのアイドルアイドルしたロケMVとは一転、
まったくのオトコノコの世界なのだ。
オトコノコのイメージ・ビデオなのだ。


私が彼らに求めているのは、限りなく「アイドル」の姿なのだと知った。
『SHINee』という「アイドル」が連れて行ってくれる夢の世界の「キラキラ」を欲していたのだと知った。




憎むべきは、おそらく手がけたであろうミン・ヒジンの、
"ソフィア・コッポラ「風」・エッセンス"満載のセンス。
他のクリエイターだとアノ作品やアノ作品なんかの要素も垣間見えます?


よくもやってくれたな、と思う。


こんな俗っぽい彼らなんて、まったく見たくなかった。
いや、見たかったのかもしれないけれど、こうも誇張されると眩しくて目がくらみそうなのである。
アイドルのそういう部分は、静かに、そっと、こっそり見つけるくらいがちょうどいい。
刺激的で直接的な表現とは表裏一体の"狙った「儚さ」"は私には届かなかった。
そしてそんな刹那をソツなく体現してくれちゃうSHINeeたちを見て、
さみしい気持ちにもなった。


閉じた世界・ハコの中で踊ってばっかりのMVをこんなにも懐かしく思うとは思わなかった。
待ち望んでいたはずの"ティーザー類からの統一感のあるMV"をこんなに疎ましく思うとは思わなかった。




『SHINee』というプロジェクトに関しては、
弟グループ"『EXO』のモンスター化"という事項がつきまとうのが不運、というしかない。


けれど、このコンセプトはEXOじゃ実現できなかった。
日ごろから真面目にこつこつ歩みを進めていた彼らだからこそ、
このコンセプトも"違った一面"・"新しい一面"として受けられるのだろう。
対EXO(かどうかは知らんが)の結果が、今回のこのコンセプトだとしたらなんとも皮肉だ。


まだ若いチームの2年ぶりのカムバックをK-POPファン(主に本国のメインターゲットとなるファン)はどう受け入れるのか、
とっても興味がある。




楽曲の印象は、とにもかくにも渋い。
なんだこのいぶし銀。
てか、このテのハウス曲、以前、よう聴いてましたわ。


アーバンな雰囲気は好みだけれど、、、
とか、余計なお世話を言ってみたくもなる。
活動・タイトル曲としては弱いような気も。
けれど、メンバーで「コレ!」と決めたタイトル曲だそうで。
しっかりとウィークポイントもわかっているようだし、なるほどなるほど。


ボーカルはしっかりと5人が成熟した感じが伝わってきて、気持ちの良いハーモニーが展開。
色の濃い声の面々だけれど(いつもはそれをバランサーのキーくんがうまく中和している)、
なんだか今回は同じ色調にしっかりと合わせてきたような気がします。
とくにチェミノ、歌うまくなりましたね~。




まぁそんなことをわーわー言っていたって。


たぶん、このあと素晴らしいステージが披露されるのでしょう。
なんてったって、「さすがSHINee!」、なのですから。


けれど、そんな彼らを見ては、きっとこのMVでの彼らを思い出し、
きっと、ちょっと、切なくなるのです。




泣きそうになりながら「彼らは『コンテンポラリーバンド』なんだから!」と、
受け入れようとしているひとたちでお茶会がしたい。みんなで泣こうぜ。