前回のカムバックからいろいろありましたね……
いや、
いろいろありすぎだろ(笑)
いやもう笑ってないとやってられんわっていうくらいいろいろありましたよ(笑)
そうしているうちに、『EXO』というグループは、
私のなかで「アイドル」というより、より「エンターテイメントコンテンツ」に寄った存在になりました。
決定打は初の日本単独公演・通称『ロスプラ』での彼らを目の当たりにして。
というわけで、"『中毒(Overdose)』活動期以前"とは少しだけ愛で方も変わってきた、というのが正直なところです。
そんな、えくそちゃんたち、彼らならではのエンタメ感た~~~っぷりのティーザーで、
トップアイドルっぷりを見せつけてくれましたね。
世界各地を巻き込んで、『EXODUS』の世界観を見事にアプローチしてくれました。
(そんだけ稼げてんやろな~)
世界中の各都市に佇むメンバー。
この超意味深個人ティーザームービーからパスコードを探り、
オフィシャルホームページのフォームに打ち込むと、
個人ティーザーイメージを4パターン見ることができる、とな。
これを10人分。
そしてティーザーのためにメンバーが訪れていた都市の頭文字が、
活動曲のタイトル『CALL ME BABY』になるという。
と、凝りに凝っている今回。
なのですが。
私は、「アイドル」が"「安い」アート"と関わるのをあまり好みません。
ですので、今回の、インタラクティブ趣向の「ティーザー」の類にはサーッパリ惹かれませんでしたねぇ、残念。
"ティーザー「イメージ」"というのは一枚モノの画としてこちらの想像力をかきたてる余白のあるもので、
K-POPのそれらからはいつもワクワクさせているのですが。
今回はその「ワクワク」を「謎解き」という行為でもって余白が取り払われてしまっているように感じてしまって。
でもって「謎解き」から波及する無限大のお愉しみは「答え合わせ」でもってアッサリ収束してしまう。
それが「安い」。
中二超能力設定がそのままいまでも生き残ってる部分は素直に楽しめました。
で、売る気もまんまん。
音盤は韓国語ver.と中国語ver.×10パターンと全20パターンの販売とな。
歌謡界の空気なんか読まないのがいっそ清々しい!!!!!
あれやこれやで界隈が盛りあがってきたところで!
3月30日、ついにカムバック!
タイトル曲『CALL ME BABY』はミュージックビデオより先に音源が公開となりました。
またまた流出しちゃったのが原因。ヨッ!流失ドル!!!
パッと聴き、アーバンでスタイリッシュな曲調が『ウルロン(Growl)』を思い出させました。
聴けば聴くほど、このR&B(なの?)のメロディーは、
ムードのあるEXOのボーカルラインの声にピッタリですね。
音だけで聴いたイメージではこれまでよりなかなか大人びた楽曲……
大人……
大人になんかなるな!(by 秋元康)
…
…
いや、訴訟やらスキャンダルやら波乱だらけでしたやん!!!!!
そら「大人」にもなりますわ!!!!!
…ええ。
『ウルロン』の良さもまだわかっていない(遅)私なので、
もちろん(?)この曲も好みではありません\(^o^)/
そして、満を持して、焦らしに焦らしたミュージックビデオも公開となりました。
▼Korean ver.
▼Chinese ver.
ウオオオオオこれでもかっていうくらいイケメンビームが放出されていてやばいいいいいいいいいいいい!!!!!
みんなかっこいいいいいいいいいいいいいい!!!!!
ダンスがイケメン!!!!!
カメラワークがイケメン!!!!!
スタイリングがイケメン!!!!!
そしてなにより!『EXO』のメンバーがイケメン!!!!!
いやね。MV自体は良くも悪くも"最近のSMエンターテイメントのMV"って感じなんだけどさ。
(Red Velvetの『Ice Cream Cake』のMVが壮大なロケ仕様だったのでやや期待外れ)
音だけで感じ取っていた"大人びた"部分は、
ビジュアルでしっかり世界観を見せてくれると思ったより等身大な内容なんだなぁと。
『ウルロン』が「高校生」なら『CALL ME BABY』は「大学生」みたいな?
まだまだグループの「青さ」も武器になるのを証明してくれました。
とくに『ウルロン』よりみずみずしさのある色づかいは正直意外でした。
楽曲のイメージもはらりと変わり、「MV」の重要性を再認識した次第であります。
めっカワやん?
いやゆーてますけどね、みんな本当に大人っぽくなられて(感涙)
スポーツソウルさんがつくったふたつのMV比較動画もおもしろい。
「君」を想ってウルロンしてた(うなっていた)少年たちは、
少し大人になって「君」へ呼んでくれと乞う。
ウルロンからそのストーリーは(たぶん)続いている。
『EXO』だけの物語。
これが、『ロスプラ』でこの目で見た『EXO』の次のステップ。
前述しているとおり、"オバドズ活動期以前のEXO"は、"いまのEXO"とは別物だと思っております。
当ブログでは、\M推しです!/とさかんに記していたけれど、
私のなかで、"いまの『EXO-M』"は、"オバドズ活動期以前の『EXO-M』"ではありません。
また、"いまの『EXO-K』"も"オバドズ活動期以前の『EXO-K』"ではありません。
本当に個人的なことですが。
だから『EXO-M』も、その対になっていた『EXO-K』も完全体の『EXO』も、
"オバドズ活動期以前"とは接し方が変わってくるし、
なにより、そんな新しい『EXO』を自分なりに受け入れられる、と感じさせたのは、
『ロスプラ』で素晴らしいエンターテイメント・ショーで魅せてくれたからです。
ただ、あまりにも端々からの\We are one!/\We are one 10!/の圧力がしんどいけどね。
"オバドズ活動期以前"の思い出も大切にしたい気持ちがある私にはそれがちょっとキツい。
MVから垣間見える洗練されたがゆえの\10!/が、ふと切なくなったりもするのです。。
これから『EXO』がいったいどんな風になっていくのか、
それはきっとステージで明らかになっていくのだと思います。
と、いうか、表明してくれなきゃ。期待も込めて。
そこから見えてくる景色が、どうか明るいものでありますように。かしこ。