今日は「チームS公演」らしい。
佐江ちゃんからのモバメで知った。
新幹線で、わざわざ「劇場公演」に出演するためだけに名古屋へと向かうのだ。
「ライブツアー」などではなく、「劇場公演」のために。
だって、彼女は『SKE48』のメンバーなのだから。
先日、ついにこちらのCDを購入。
team K 5th stage 逆上がり ~studio recordings コレクション~
- アーティスト:AKB48
- 発売日: 2013/01/01
- メディア: CD
宮澤佐江ちゃんがシンボリックに描かれたイラストがジャケットを彩るこちらのCD。
彼女のファンとしては、"佐江ちゃんの「グッズ」"のひとつとしてとても魅力的な商品。
私が佐江ちゃんを好きになったとき、まさに行われていた公演のCDである。
『K5th』の楽曲は、チームKの公演にしては良くも悪くも"チームK色"が薄く、"渋いアイドルソング"のラインナップ、という印象を持っている。
没個性化したそれらはありがちな"AKB48色"に染められてしまっていて、まるで(私に)浸透しなかった。
こうして購入したいまでもなかなか「聴く」という行為に及ばない。
今回はいわゆる「ジャケ買い」だ。
「劇場公演」中のステージの上・「ショーケース」での少女たちはとにかく一生懸命。
だけれども、佐江ちゃんはもうそんな「ショーケース」からとっくにはみ出ていると感じる。
私はできるだけ48グループと接するのは控えている、超末端のアケカスである。
けれど、"「劇場公演」至上主義"のようなものはうっすらと持ち合わせていたつもりだった。
なのに、私はとっくに「劇場公演」の佐江ちゃんに物足りなさを感じている。
佐江ちゃんは『SNH48』移籍の際に「まだAKBでやったことのないことをやりたい」、という旨の発言をしている。
そして『SKE48』との兼任を命じられ、おそらく今度はグループ再建に貢献しようと奮闘している最中なのだと思う。
それだけじゃない。
いまだに佐江ちゃんが48グループにこだわる理由のひとつに「劇場公演」があるのだと思う。
「パフォーマンス」をする場所が必要なのだ。
けれど、そろそろ羽ばたく準備をしてもいいのではないか?
それとも、もう準備はしているのか?
いちファンとしては、別のフィールドでの「パフォーマンス」が見たい。
このCDジャケットは部屋に輝く唯一の肖像画となっている。
彼女の視線の先にはいったいなにが見えているのだろう。