ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

袴田京太朗展 人と煙、その他

石田徹也展』と同時開催されていた、こちらも個展。


こちらは内向的な『石田展』とは打って変わって、
"わかりやすい・誰でも楽しめる現代アート"といった感じでしょうか。
カラフルでポップな作品は意味がわからなくてもとっつきやすい。
抽象的ながらもスタイリッシュさがアートの楽しさと明るさを教えてくれます。
わくわくさせられたし、楽しかったです!


展示空間をいっぱいにつかったインスタレーション作品群に、視界が喜ぶ。
かといって展示作品が少なかったわけでもなく、しっかりとちょうどよかった。


制作過程を撮った映像も見たけれど、
派手な作品とは真反対の地道で丹念な仕事っぷりが興味深かったです。




ただ、ほとんどの作品の制作工程や(おそらく)コンセプトがおおよそ定まっている状態。
それを手を変え品を変え表現を模索しているのが伝わります。
そのいま、ここから一歩、二歩と次へ進めるのか。


たとえば今回同時に観た『石田展』では、圧倒的な画力でもって平面ながらじわじわと作家の進化を見せてくれました。
たとえば奈良美智は、前回の個展で見事に、ネクストステージへの進化を見せてくれました。


袴田氏はどんな進化を見せてくれるのだろう。
そしてなによりそう思わせるのは、展示や作品から感じられる「余白」がゆえかと思います。


もしかしたらそれが袴田氏の作品の個性であり特徴なのかもしれません。
また、『石田展』と同時開催となり、比較してしまった私の悪いくせなのかなぁ?
とにかく、今回初めて知った氏の作品、これからどうなっていくのか楽しみにしたいと思います。