佐江ヲタは上海移籍以上の衝撃を受けることは、しばらくはないんじゃないかと(笑)
イベントタイトルに「組閣」と記されている時点で、今回は「サプライズ」ですらないし。
これまでのアレコレを考えたら想定の範囲内です。
とはいえ、まったく驚きがなかったわけではない。
一度兼任を蹴ったのにも関わらず、また兼任を命じられて、
それが古巣とは違った歴史をつくりあげてきた体質の違うグループで、しかもチームリーダー。
なんだこれ(笑)
「いらない」とか「来るな」とか、どの口が言ってんの。
「ファン」は、ただの「ファン」だよ。
そして、「メンバー」は「モノ」じゃない。
それなのに「モノ」のように語られ、「モノ」のように動かされるメンバーのこと考えてごらんよ。
この期に及んで、いまだにそんなスタンスの「ファン」が存在することにびっくり。
「兼任を蹴ってくれ」ってさ。
「リーダー」というポジションを当てられて責任感のある彼女が即答で断れるわけないじゃない。
"リーダーポジションを蹴る"っていうのは逆にそちら側のプライドにも傷をつけることになるんだよ。
そんなことができるわけないじゃない。
ここの界隈のそれなりの月日を見守ってきたのなら、メンバーに非がないことくらいわかることでしょう。
『AKB48』だけででやっていた「組閣」をまったく知らないわけではないだろうし、
メンバーに罪がないことくらいわかるでしょう。
でも、拒否したい気持ちもわかる。
彼女が、今回「兼任」を(いまのところ)スッと受け入れた件は、
『SNH48』立ち上げと舞台『クザリアーナの翼』での経験を経てのことも大きく関係している気がします。
けれど当然そんなことは佐江ヲタしか知らない。
やっぱり実際に佐江ちゃんの「パフォーマンス」をなんらかのかたちで見てみてもらうしかないと思う。
そうすれば"「宮澤佐江」の表現力"を実感してもらえるだろうし、
それが今後の(たぶん)『SKE48』のためにもなるということをわかってくれるのではと。
不思議なことに。
組閣後のメンバー一覧のようなものを眺めていて、
ここの組織は「卒業」というサイクルをうまくつくれなかった代わりに、
"自発的に生まれ変わろう"としている。
そんな力を感じたりもしました。
だいぶ外から眺めた印象だけど、それ自体に思った以上にみずみずしさがまだあるなと。
それはメンバーたちの輝きがまだ曇っていない証拠なのかもしれない。
気がかりなのは、佐江ちゃんはいったい"どこ"で48グループから卒業するのだろう、ということ。
先日、『クザリアーナの翼』を観て、(私が)強く「卒業」を意識するようになりました。
どうか、周りから愛をたくさん受けながら巣立って行ってほしい。
今後どうなるかまだわからないけれど、
彼女が思い描いていた"これから先"に、しっかりと辿りつけるように願うばかりです。